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【年末年始】その1杯でデブらない!宴会続きでも「太らない」簡単なルールとは|50歳までにやめること

目次

オトナサローネの読者のみなさん、こんにちは。「予防医療」のスペシャリストで、医師の桐村里紗です。

この連載では、人生100年時代の折り返し地点、50歳になる前にやめたい悪習慣についてお伝えしていきます。

年末は、忘年会の予定が立て込み、そろそろウェストがキツくなって来た方もいらっしゃるのではないでしょうか。

特に、お酒。これが太る原因です。

生涯お酒と良いお付き合いをする為に、おデブにならず体に優しい飲み方をお教えします。

【ネオヘルスケアドクターLISAの「50歳になる前にやめる100のこと」#10】

 

年末年始もほどほどに、代謝酵素を大切に

私自身の年末の失敗談からお話しいたしましょう。
私、アルコール代謝酵素の遺伝子検査では、7段階のレベル7。
遺伝的にも「酒豪タイプ」という立派なお墨付きを頂いた次第であります。

 

とにかく、赤くもならず、テンションも変わらず。
「いえ、水みたいなものですから」
と、ごにょごにょ言い訳をしながら、ビールにワインにウィスキーに日本酒に。とにかく、何リットル飲もうが、翌朝は張り切って仕事をしていたのです。

 

ところが、30代を過ぎた頃、クリスマス会でワインを2本くらい一人で開けた翌日に事は起きたのです。
年末にかけて、なんと4日酔いになりまして…。
そこから、めっきりアルコールを代謝しなくなりました。
代謝酵素の働きが急に悪くなってしまったのです。

 

それ以来、イメージでは飲めるのに、体がついていかなくなってしまい、まぁ、つまらないったらありゃしません!
羽目を外しすぎた!こんなことなら、もっと酵素を節約しておけばよかった!と後悔しても後の祭り。

 

今、自信のある皆様も、どうか、生涯お酒と仲良くできるよう、年末年始には調子に乗り過ぎませんよう、ほどほどに。

 

お酒の悪い面とその対処法

深入りしない為に、今日はお酒の悪い面とその対処法についてお伝えしましょう。

1)アルコールは、毒である

アルコールは、はっきり申しまして、毒です。
毒ですので、肝臓は最優先で解毒にかかります。

 

まず、アルコールが分解されてできるのが、二日酔いの原因になるアセトアルデヒドです。これは、アルコールよりも毒性が強く、活性酸素を発生させて細胞を傷つけ、老化させます。

 

二日酔いになりやすいタイプは、このアセトアルデヒドの分解が苦手なタイプですので、飲みすぎると老化が早まると心得ましょう。
飲むならば、二日酔いにならない程度に。

 

アセトアルデヒドが、最終的に解毒されると、水になります。
ですから、お酒を飲むと、利尿作用でトイレが近くなります。
ただし、塩分の強いおつまみなどと一緒にお酒を飲むと、水分と塩分が体に溜まってしまい、翌朝は体重が一気に1キロ以上増えてしまうことも。

 

朝から叫びたくなりますが、冷静に。
ここで増えているのは、脂肪ではなく、水分ですので、悲観する必要はありません。
1日は、塩分を控えめに。
そして、塩分を排泄しやすくするカリウムが豊富な海藻類や大根、柿などを摂って、利尿を促しましょう。

 

2)余ったカロリーは内臓脂肪になる

さて、アルコールのカロリー問題です。

 

もちろん、糖分が多いビールや日本酒は、太りやすいと考え、避けておられると思います。

 

でも、アルコールは、それ自体に1gあたり7キロカロリーの熱量がありますから、糖分の低いウィスキーや焼酎などの蒸留酒、ドライなワインだって飲みすぎると脂肪に変わります。

 

特に、内臓脂肪として蓄積し、血液中の中性脂肪も高くなり、脂肪肝にもなります。つまり、メタボ化させるということです。

 

これを避けるには、揚げ物などの油ものやご飯物などの炭水化物、デザートなど、脂肪と糖を一緒に摂ることを控えましょう。これらは全て、余ると中性脂肪に変わります。

 

3)脳の勘違いでシメのラーメンを食べさせる

さらにたちが悪いのは、アルコールが脳に指令を送り、シメのラーメンを食べさせようとすることです。

 

実は、アルコールは、血糖値を下げる作用があります。
低血糖気味になると、脳は、「飢餓だ!まずい!糖分摂らなきゃ!」とアラートを鳴らします。
食事を十分にしたはずなのに、なぜか、2軒目3軒目で、「ちょっとラーメン食べようか」「なんか、甘いものたべたくない!?」と悪魔の誘いが脳から聞こえてくるのです。

 

これは、脳の勘違い。
ですから、断腸の思いで断りたいところです。

 

羽目を外したら翌日は断食デーに

でも、どうしても、今日くらいは、我慢せず、飲んで食べて楽しみたいと思うなら、当日は諦めましょう。
かえって我慢する方がストレスになり、翌日以降も食欲を持ち越してしまいがちです。

 

思う存分楽しんで、翌日を断食デーにしましょう。

 

水と野菜ジュース程度にして、体に溜まったアルコール、糖分、脂肪分が消費されるまでは食べないようにします。

 

胃が動き、お腹がグーっと鳴ったら、ようやく食べても良いサインです。
ただし、高カロリーのものは避け、スープのみにするか、一汁一菜程度の粗食にしておきましょう。
すると、さらに、翌日には、体重が元通りに戻っていることと思いますよ。

 

こうして、体を労わりながら、悪魔の側面も持つお酒と仲良くして下さいね。

 

【ネオヘルスケアドクターLISAの「50歳になる前にやめる100のこと」、週1回、土曜の夕方に配信!】

文/内科医・認定産業医 桐村里紗

tenrai代表取締役医師。1980年岡山県生まれ。2004年愛媛大学医学部医学科卒。内科医・認定産業医。治療よりも予防を重視し、最新の分子整合栄養医学や生命科学、常在細菌学、意識科学、物理学などをもとに、執筆、webメディア、講演活動などで、新しい時代のライフスタイルとヘルスケア情報を発信。著書『日本人はなぜ臭いと言われるのか 体臭と口臭の科学』(光文社新書)ほか。


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この記事の著者

OTONA SALONE|オトナサローネ

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