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【医師監修】百日咳になったら!? 症状と治療方法とは

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百日咳という病気をご存知でしょうか?“100日”、“咳(せき)”という名前の通り、長期間続く激しい咳が特徴的で、急性の気道感染症です。赤ちゃんが感染すると命の危険性も…!!百日咳とは一体どんな病気なのでしょうか。

この記事の監修ドクター 向洋こどもクリニック梶梅 輝之先生 子どもの病気の診療や予防はもちろんのこと、心身の健全な発達を支援し、ご家族の皆様と子どもの成長をともに喜び合えるクリニックにして行きたいと考えています。

http://www.mndcc.jp/index.html

百日咳とは!?

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百日咳という病気をご存知でしょうか?“100日”、“咳(せき)”という名前の通り、長期間続く激しい咳が特徴的で、急性の気道感染症です。この病気は、特に赤ちゃんがかかってしまうと命に関わるほど危険です。疑われる時はすぐにお医者さんに行ってくださいね。

呼吸器感染症の一種

百日咳は主に百日咳菌による呼吸器感染症の一種です。1年を通じて感染しますが、春から秋の間、特に8~9月に感染者数が増加する傾向があります。

世界的な感染者数は?

百日咳は世界中で見られる病気です。予防接種が行われていない地域を中心に、世界各国で多くの流行が発生しています。

WHOによれば、世界の百日咳感染者数は年間2,000~4,000万人におよぶとされています。感染者の約9割は発展途上国の子どもで、約20~40万人が亡くなっているというデータもあります。赤ちゃんの場合は重症化しやすく、1歳以下、特に生後6カ月以下の赤ちゃんの死亡例は決して少なくありません。

診断が難しいため確かな数字は発表されていませんが、日本でも年間 2万人ぐらいの百日咳患者が出ていると推定されています。

感染しやすい年齢とは?

ママから抗体がもらえないため、生まれてすぐの赤ちゃんでも百日咳にかかってしまうことがあります。実際に感染者の約6割は5歳未満の小さい子どもや赤ちゃんだと言われています。しかし、最近では大人の百日咳も問題になっています。百日咳菌の予防接種の効果は5~10年程度とされており、年齢とともに免疫効果が薄れていき感染してしまうのです。

非常に強い感染力!感染経路は?

百日咳菌は感染力がとても強いことで有名で、飛沫感染も接触感染もします。特に感染力が強いのは最初の3週間で、相手に免疫がない場合は70~100%の確率でうつるとされています。

●飛沫感染 咳やくしゃみで飛び散った百日咳菌を吸い込むとうつります。1~2メートル以内は感染する可能性が高いと言われています。

●接触感染 百日咳菌がついた手で、目や鼻、口などを触るとうつります。直接触れ合っていなくても、ドアノブや遊具などから間接的に感染することもあります。

百日咳の症状とは?

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百日咳の咳は特徴的です。連続して短い咳をしたあと、息を吸う時にヒューヒューと笛に似た音が出て、最後は痰を出しておさまります。このような咳の発作が、吐き気をともなって夜間に起きやすくなります。咳の発作が起こっている間は、息ができないので顔が真っ赤になります。目が血走ったり、鼻血が出たり、舌の筋が切れてしまうこともあります。

乳児〜幼児の場合

乳幼児の場合は悪化すると、障害が残ったり、死にいたってしまうこともあります。

●潜伏期間:約7~10日間 ●カタル期:約2週間、軽い風邪のような症状が続き、咳が始まります ●頸咳期(けいがいき):約2~3週間、激しい咳の発作が起こります ●回復期:約2~3週間以上、咳が減っていきます

妊婦さんが百日咳に罹っても、お腹の赤ちゃんには感染しません。もし妊娠中に百日咳になってしまったら、産婦人科の先生と相談して赤ちゃんに影響がないとされる薬で治療しましょう。また百日咳が心配なプレママは、妊娠中でも予防接種を受けることができます。

授乳中のママが百日咳に罹っても、母乳からは赤ちゃんに感染しないので安心してください。でも飛沫や接触からは感染してしまうので、赤ちゃんと過ごすときは十分に注意してくださいね。

成人の場合

成人の場合は悪化しても死にいたることはありませんが、慢性化することがあります。

●潜伏期間:約7~10日間 ●カタル期:約2週間。軽い風邪のような症状が続きます ●頸咳期(けいがいき):約2~3週間。主に激しい咳の発作が起こりますが、咳が出ないこともあります ●回復期:約2~3週間以上

咳が出ない場合は原因不明とされることがあります。いつの間にか自然に治ってしまうケースが多いですが、1年以上も喉の痛みや頭のふらつき、微熱、倦怠感などの症状が続くこともあります。そうなると誤診されてしまう心配も出てきます。

併発する可能性のある病気

子どもの場合は中耳炎を併発する例が多いです。生後6カ月以下の赤ちゃんは呼吸困難のために肺炎や脳炎を併発する可能性もあります。大人は、尿道炎や膀胱炎、胸膜炎を併発することがあります。

百日咳にかかってしまったら

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百日咳にかかってしまったら、子どもの場合は一刻を争うので、とにかく早く病院に行ってください。病院での検査方法と治療方法をご紹介します。

疑いがある場合はすぐに検査

百日咳の検査方法はいくつかありますが、病原体検査と血清学的検査が中心になります。百日咳の病原体検査は、鼻喉頭から採取した粘膜に百日咳菌があるかどうかを見る検査です。しかし、百日咳菌はカタル期後半に検出され、頸咳期に入ると検出されにくくなるため、実際に菌を見つけて百日咳の診断をするのは難しいといわれています。

そのため、2週間以上の咳があり、その咳が百日咳に特徴的な咳(連続して短い咳をしたあと、息を吸う時にヒューヒューと笛に似た音が出て、最後は痰を出しておさまる)だと、百日咳と診断されることがあります。

百日咳の治療方法

百日咳の治療方法は、主に抗生物質で百日咳菌が増えるのを抑えることです。抗生物質はカタル期前半によく効きますが、頸咳期に起こる咳の発作には効きません。しかし菌を体の外に出しきるために、2週間ぐらいは抗生物質を飲み続ける必要があります。

ぜひ覚えておいてほしいのは、百日咳菌は普通の風邪ウイルスとは違うということです。そのため、一般的な咳止め薬では効果がないので、自己判断で市販薬を服用するのはやめましょう。

また咳の発作を起さないようにするには、下記のようなことが有効です。試してみてください。

・タバコや煙を避ける ・低温を避ける ・水分をたくさん摂る ・刺激の少ない食事をする

百日咳は予防できるの!?

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百日咳はとても怖い病気だということが分かりました。では、どうすれば予防することができるのでしょうか?

予防接種

日本では予防接種法に基づいて、定期的な予防接種が行われています。百日咳は四種混合ワクチン(DPT-IPV)で予防できます。生後3か月から1カ月ごとに3回受けると、予防効果が高くなります。

マスク着用

飛沫感染を防ぐためにはマスク着用が一番です。いきなり咳やくしゃみが出てしまった時は、手ではなく洋服の内側で押さえるようにしましょう。

手洗いうがい

接触感染や飛沫感染を防ぐには、やはり手洗いうがいが効果的です。外出先から帰ってきたら、石鹸で洗った手をアルコール消毒する、ブクブクと音を立ててうがいするといった習慣はぜひ身につけたいものです。

まとめ

百日咳は、赤ちゃんにとってはとても怖い病気です。百日咳患者の多くは、家庭内感染しているといわれています。同じ家で暮らしている以上、完全に感染を防止するのは難しいですが、しっかり予防対策をとりつつ子どもの様子を見守って、百日咳の重症化を防ぎましょう。


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情報提供元:マイナビウーマン子育て



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