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【医師監修】新生児の身長はどれぐらい?発育の目安と注意したいポイント

目次

お腹にいる間は「元気に生まれてきてくれればそれでいい」と思っていても産んだ途端、他人との違いが気になってしまうもの。わが子はほかの子と比べて大きい?小さい?新生児の体の大きさの目安や発達の注意点などをご紹介します。

この記事の監修ドクター 梁尚弘先生 りょうキッズクリニック(埼玉県所沢市)院長。平成10年順天堂大学卒業後、日本大学小児科研修医、沼津市立病院小児科、横須賀市立市民病院小児科、日本大学小児科助教、瀬戸病院小児科医長を経て現在に至る。小児科専門医。

新生児の身長ってどのくらい?

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新生児とは「出生後28日未満の乳児」のことです。なお、生後7日未満を早期新生児、7日~28日未満を後期新生児と呼びます[*1]。

新生児の身長には個人差がありますが、大まかな目安は下記の通りです[*2]。 ●出生時:男子49.0cm/女子48.5cm

生後30日を迎え、新生児と呼ばれる期間を過ぎた頃にはこれくらいにまで成長しています。 ●生後30日:男子53.5cm/女子52.7cm

(※上記の数字は、いずれも厚生労働省「乳幼児身体発育調査:調査の結果」(平成22年)表2 一般調査及び病院調査による身長の身体発育値(3,10,25,50,75,90及び 97パーセンタイル値) 年・月・日齢別,性別の中央値)

新生児の身長は、出生時が48~50cm程度ですが、その後1ヶ月間で約4cmと大きく成長します。

うちの子は大きい?小さい? 親だから気になる新生児の体の大きさ

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出生体重による新生児の分類

新生児の体の大きさについては、身長よりも体重を基準に評価するのが一般的です。出生時の体重によって、大きく以下の3つに分かれます[*1]。

●2500g未満:低出生体重児 ●2500g以上4000g未満:正常 ●4000g以上:巨大児

低出生体重児の中にもさらに細かい区分があり、出生時体重1000g未満は超低出生体重児、1000g以上1500g未満は極低出生体重児と呼ばれます。また巨大児についても4500g以上は超巨大児という区分になります。

新生児の身長・体重の測り方

新生児の身長・体重の計測は医療機関で行うことが多く、特に身長は家庭で測ることはあまりないかもしれません。ただ、月齢が上がってくると自分でも計測したいと思うこともあるのでは。その時に備えて、乳児の身長や体重の計測方法を知っておくのもよいでしょう。

新生児を含む乳児の身長・体重の計測に必要な器材と計測時の注意点は以下の通りです。

必要な器材

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●体重計 ●身長計

体重計は10g単位以内で計測が可能なものを準備します[*3]。目盛りのくるいなどがないかどうか、必ず事前にチェックし、調整しておきましょう。身長計については乳幼児用の「仰臥位式」(ぎょうがいしき)と呼ばれる、横になったまま測れるものとなります。

体重の測り方・注意点

乳児の体重計測は原則として全裸で行います。おむつをはいたり、赤ちゃんにタオルやおくるみなどをかけて測ったりする時は、その重量を差し引きます。また、計測のタイミングについては授乳直後を避け、排便、排尿をあらかじめ済ませた上で測りましょう。

身長の測り方・注意点

乳児の場合、身長もなるべく全裸の状態で計測します。身長計の台の上にあおむけに寝かせて頭を固定します。両膝を軽くおさえて下肢をできるだけまっすぐに伸ばし、計測を行います。

体の大きい、小さいは気にするべき?

赤ちゃんが生まれてからの1年間は、人生で最も発育する時期といわれています。しかし、発育には個人差があり、ゆるやかに大きくなっていくタイプ、生後半年の間に急激に大きくなり、その後は横ばいになるタイプ、初めのうちはゆっくりでも、途中から周囲に追いつくように大きくなるタイプなど、成長の仕方もさまざまです。お子さんによって発育に特徴があるため、体の大きさについては気にかけつつも、数値の増減で一喜一憂をする必要はないでしょう。

乳幼児の身長・体重の目安がわかる、パーセンタイル値とは

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パーセンタイル値とは

乳児の発育には個人差があるとはいえ、発育が順調かどうか参考にする基準はほしいものではないでしょうか。そこで登場するのが「パーセンタイル値」です。

パーセンタイル値とは、「全体を100として小さい方から数えて何番目になるのかを示す数値」です。たとえば「10パーセンタイル」は「100人のうち小さいほうから数えて10番目」ということになります。真ん中にあたる50パーセンタイルは中央値と呼ばれます。なお、先にご紹介した「身長の目安値」は中央値の数字です。

新生児を含めた小児期の成長の評価には、主にこのパーセンタイル値という指標が使われます。母子手帳などに見かける身体発育曲線がそれです。乳幼児の基準値は、10年ごとに行われる厚生労働省の全国調査「乳幼児身体発育調査結果」に基づいて決められています。

パーセンタイル曲線から外れた場合

わが子の身長・体重が発育のパーセンタイル曲線から外れていれば、「何か発育に問題があるのではないか」と不安になることもあるでしょう。しかし結論からいえば、発育曲線からはずれているからといって、必ずしも発育に問題があるというわけではありません。

大切なのは発育曲線の帯の中に入っていることではなく、その子なりの発育をしているかどうかです。帯からは外れていても、発育曲線のカーブにそって身長や体重が増えているならば、それがその子なりの発育ということになり、問題があるとはいえないでしょう。

注意すべきは急な変化があった時や、反対にほとんど変化がない時です。数ヶ月単位で発育の様子を記入した時、発育曲線から大きく外れた位置で、横ばいのままの状態が続いたり、体重が減る、もしくは急激に増えるという曲線になったりした場合には、小児科医に相談しましょう。

身長・体重のパーセンタイル値は、たくさんの子どもの計測データからできており、発育の目安として信頼に足るものになっていますが、あくまで目安のひとつです。わが子なりの発育をしているかどうかを、しっかりと見てあげてください。

まとめ

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新生児の身長は生まれた時は48~50cm程度で、1ヶ月間で4cmほど成長します。新生児の間も大きくなってからも、その子なりの成長が見られれば、基本的に心配はないといえますが、栄養方法などを含め、気になることがあれば小児科医に相談するといいでしょう。子育てには不安がつきものですが、わが子の成長をゆっくり見守っていきましょうね。

(文:山本尚恵/監修:梁尚弘先生)

※画像はイメージです


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マイナビウーマン子育て

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