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「結婚は年末、離婚は年始」がトクするって知ってた?秘密は意外なこの税金

目次

さんきゅう倉田です。大学を卒業して、東京国税局に入り、退職して芸人になって、ファイナンシャルプランナーやワインエキスパートなどの資格を取りながら、ライブやテレビに出ています。

 

この記事を書いている日は、M-1グランプリの決勝戦です。ぼくは、今年はエントリーしていませんでしたが、同期のニューヨークや先輩のすゑひろがりずさん、後輩のオズワルドが決勝戦に出場しました。

 

敗者復活戦にも、毎年、単独ライブを見学するくらい好きな囲碁将棋さんがいました。1000万円の賞金も魅力ですが、才能のある人達が芸人として売れるきっかけになるのがM-1です。

 

月次な言い方ですが、芸人にとっては、夢と希望に満ち溢れた賞レースです。一般の方より、感情を高ぶらせて見ています。

 

芸能界と「配偶者控除」シビアな結びつきの理由は

 

税金について言及すると、賞金の1000万円は事業所得になります。アマチュアの方が優勝した場合は、一時所得になりますが、プロは事業として漫才を行っているので、事業所得になります。

 

昔は、半年くらいたってから賞金が振り込まれたそうですが、今は、2ヶ月ほどで決裁されるようです。

 

決勝進出者の中にはアルバイトをしながら、家族を支えている芸人さんもいるかもしれません。そういう方は、自分が配偶者控除を受けたり、自分の所得が低いので配偶者が配偶者控除を受けたりしています。ですので、今回は、配偶者控除について。

 

そもそも、配偶者控除って何だかわかる?

あなたに配偶者がいると、配偶者控除が受けられる場合があります。あるいは、あなたの配偶者が配偶者控除を受けられることもあります。

 

では、その条件は、正確に把握していますか?

 

「配偶者控除が受けられなくなるから、11月はシフト減らさなくちゃ」と、年収を制限する人は散見されますが、もしかしたら、そもそも控除の対象ではないかもしれません。とても大切で身近な控除なので、ルールを正確に把握して、損のないようにしましょう。

 

「離婚するなら1月1日以降」のたった1つの理由

※ここからは、あなたが会社員で、夫がアルバイトの設定で説明します。

・あなたの年収は1,220万円未満

・夫は年収103万円以下

・夫婦が同じお財布で生活している

・控除を受ける年の12月31日に結婚している

 

などの条件を守ると、あなたは配偶者控除を受けることができます。ただし、あなたの年収により、控除の金額が変わります。

 

あなたの年収が1,120万円以下なら控除は38万円

あなたの年収が1,170万円以下なら控除は26万円

あなたの年収が1,220万円以下なら控除は13万円

 

ご覧の通り、控除を受ける年の12月31日に結婚していることが控除条件の一つです。なので、離婚届は1月1日に出さないと、その年の控除が365日分損なのです。

 

もうひとつあります。「配偶者特別控除」ってなあに?

夫の年収が103万円を超えると、あなたは配偶者控除が受けられません。ただし、配偶者特別控除が受けられる場合があります。配偶者特別控除は、配偶者控除と条件はほとんど同じです。夫が年収150万円以下なら、あなたは最大で38万円の控除が受けられます。このときも、配偶者控除と同じようにあなたの年収によって控除の金額が変わります。

 

さらに、夫の年収が150万円を超えると、あなたの控除が少しずつ減っていき、夫の年収が201万円を超えると、0になります。201万円は、月にすると、16万7500円です。配偶者控除が受けたいのなら、この金額以下で働くようにしましょう。

 

また、勤務先で配偶者手当がある場合、その条件を確認しましょう。あなたが配偶者控除や配偶者特別控除を受けているかどうかで、手当を支給するか否かを判断している場合があります。

 

配偶者控除があるとどのくらい得するの??

所得税は累進課税になっているので、所得が多い人のほうが得をします。

あなたが38万円の控除が受けられる場合で、計算してみました。

 

あなたの所得が195万円以下なら5%なので、1万9,000円です。

あなたの所得が330万円以下なら10%なので、3万8,000円です。

あなたの所得が695万円以下なら20%なので、7万6,000円です。

あなたの所得が900万円以下なら23%なので、8万7,400円です。

 

控除を気にして、収入を調整するのは煩わしいのでおすすめはしません。でも、控除が受けられないことで大きな損失を被るのなら、知っておいたほうが良い知識です。配偶者の所得を誤認して、年末調整のあとに自治体から連絡が来ることもあります。

 

自分の年収と配偶者の年収をしっかりと把握し、その後に控除について覚えていただくと良いと思います。


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この記事の著者

OTONA SALONE|オトナサローネ

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