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息苦しい……生理前に動悸が起こる4つの原因と4つの対処方法

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目次

生理前に動悸を感じたことはありませんか?生理前の動悸は女性特有のものであることがほとんどですが、そうでない場合もあります。動悸の原因によって対処法も異なりますので、生理前の動悸が起こる原因を知り、的確な対処ができるようにしましょう。

この記事の監修ドクター

むさしのレディースクリニック院長大田昌治先生 武蔵境駅北口より徒歩2分の助産師がいる産科・婦人科クリニックです。 いつも患者様に寄り添っていける産婦人科のかかりつけ医でありたいと思っています。女性のトータルライフをサポートしていきます。 http://musashino-ladies.jp

生理前に動悸が起きたときの症状

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生理が近づくと胸のあたりが息苦しくなり、バクバクと動悸を感じることはありませんか?実は生理前の動悸に悩んでいる女性はたくさんいます。生理前はただでさえ不快な症状が多い時期ですから、加えて動悸もとなると日常生活を送れない人もいますよね。「一体何が原因なの?」「何かの病気だったらどうしよう」と不安に感じている人も多いはず。

そもそも、動悸の原因はいろいろあります。緊張しているとき、血圧が上がっているとき、お酒やコーヒーを飲み過ぎたとき……。今回は生理前の動悸に焦点を当てて、原因と対処法をご紹介します。

生理前の動悸は、人によって、軽い動悸で済む人と、めまいや微熱、手の震えなどほかの症状も感じてしまう人もいます。生理前の動悸には多くの女性が悩んでいて、生理前特有の気持ちの不安定さと不快な動悸などの症状でイライラは最高潮!すぐに症状が治まる場合や軽い人は問題ありませんが、動悸の症状があまりに重い人は無理をしないで。通常の生活を送ることが困難になるほどつらい場合は専門医への相談をおすすめします。

動悸が起こる原因4つ

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動悸が起こる原因はさまざまです。緊張や、カフェインや刺激物の摂りすぎ、病気が隠れている場合も。今回は主に生理前に動悸が起こる場合に考えられる原因を4つご紹介します。

①PMS(生理前症候群)

生理前に動悸を感じる場合、もっとも多く考えられるのが、「PMS(月経前症候群)」です。PMSは、女性なら一度は体験したことがある症状ではないでしょうか。個人差はありますが、おおよそ月経前3日~10日くらいから発症し、身体・精神的に不快な症状をきたすというものです。

PMSの主な症状としては、生理前になると憂鬱になる、情緒不安定になる、極度の冷えを感じる、頭痛、腹痛、腰痛、下痢、便秘、微熱、食欲不振になる……といったように、実にさまざまです。症状の重さや現れる症状も個人によって異なりますし、同じ人でもその月々によって違う症状に悩まされる場合もある、不思議なものなのです。

動悸もこのPMSの症状で見られることが多く、単にバクバクするだけの人もいれば、めまいや頭痛を伴う場合もあります。なぜPMSで動悸を発症するのかと言うと、生理によるホルモンバランスの乱れが影響しています。女性ホルモンは生理周期によって分泌量が変化していて、排卵後から生理前までは体温を上昇させる働きがある「黄体ホルモン」の分泌が多くなります。この「黄体ホルモン」の影響で動悸や頭痛、めまいが引き起こされているのです。PMSは、女性が妊娠しやすくなるための身体の変化なので、上手に付き合うことが必要です。

PMSの場合は生理が始まれば今までの症状が嘘のようにピタっと治まりますので、ほかの疾患とは見分けがつきやすいでしょう。毎月同じような頃に動悸を感じて生理が始まると治まる、という人はPMSの可能性が高いです。症状が軽ければ問題ありませんが、仕事や学校、家事などに差し支えるほどの場合は婦人科に行って相談することをおすすめします。漢方やホルモン剤内服にて症状が改善し、快適な生活をおくることができる方が多くいます。

②乳腺症

生理前の動悸は、乳腺症である可能性もあります。動悸のほかにいつもと違う強い胸の張りを感じるのなら乳腺症を疑ってみた方が良い場合も。30代~50代の女性は好発年齢だと言われていますので注意しましょう。ここ数年の間に授乳経験がある女性の場合、おっぱいケアをちゃんとしていないと乳腺にしこりがのこってしまうこともあります。それが炎症につながる可能性もあるので不安な場合は医師に相談されることをおすすめします。

乳腺症は、脇の下のリンパあたりが痛む場合が多いようです。痛みが強い場合は動くだけで、触っただけでも痛みを感じる人もいます。生理前に痛みのピークが来ることが多いようですが、症状が重いと生理が始まっても痛む場合もあります。

乳腺症の場合、胸のあたりが圧迫されるために動悸がでるのでは、とも言われています。動悸と胸の痛み、両方を感じる場合は乳腺クリニックか婦人科での診察を急ぎましょう。

③心臓や血管系の病気

生理前の動悸がすべてPMSだとは限りません。実は大きな病気が隠れていて、それがたまたま生理前に発症した、ということもありえるからです。

ただ、その場合は生理が始まっても動悸の症状は続きますし、症状自体もかなり苦しいものです。動悸を感じる疾患としては、狭心症や心筋梗塞、低血糖症、パセドウ病(甲状腺機能亢進症)などがあげられます。どれも放っておくと危険な症状ばかりですので、動悸を感じたのが生理の直後だったり、生理が始まっても動悸が治まらない場合は、なるべく早めに医療機関を受診しましょう。自分の直感を大切にしてくださいね。

④強いストレスによるもの

動悸が起こる根本的な原因として、ストレスによるものがもっとも多いと言われています。例えば緊張すると心臓がバクバクしますよね?緊張も言わば軽いストレスですので、動悸を感じるのです。

会社やママ友関係、友人関係などでストレスを抱えすぎると、ちょっとしたことで不安になったり動悸を感じてしまうこともあります。生理前は特に気持ちが不安定になる時期ですので、ストレスに敏感になっています。いつもは感じない動悸が起きてしまったとしたら、もしかしたらストレスかもしれません。

最近、仕事を抱えすぎていませんか?夜は良く眠れていますか?子育てに悩んでいませんか?友人や夫婦関係は順調ですか?

女性は我慢強いことが長所であり短所でもあります。ついつい無理をしてしまい、気付かないうちに大きなストレスを抱えているもの。動悸を感じた前後に、プレッシャーのかかることや嫌な出来事がなかったか振り返ってみましょう。ときどき自分の周りのことを見つめ直し、自分自身のことも労わってあげることが必要ですよ。

動悸が起きた場合の対処方法4つ

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突然動悸が起きると、「どうしよう」と焦ってしまいますが、自分が落ち着いていれば大丈夫です。いざというときに対処できるよう、動悸が起きた場合の対処法をご紹介します。

①安静にする

動悸を感じたときは、安静にするのが第一です。いつか治まると思って普通に過ごしていては、ますます身体に負担がかかってしまいますので注意しましょう。

動悸がするということは、何らかの身体からのSOSだということを忘れないで。無理をせず、横になり、休息をとるなど安静にするように努めましょう。興奮するようなゲームをしたり、運動をしたり、熱いお風呂に入ることは避けてくださいね。

②ハーブティーを飲む

リラックス効果のあるハーブティーを飲んだり、アロマを焚いたりするのもおすすめ。身体が程よくあたたまり、落ち着いていくのを感じられると思います。

リラックス効果のあるハーブティーとしては、カモミールやレモンバーベナ、カレンデュラ、ナツメグなどがあります。また、女性ホルモンの分泌を正常に保つ効果が期待できるとして、生理の前後に飲むと良いとされる「バイテックス」もおすすめですよ。

③ストレスの少ない生活を心がける

これは、動悸が起こったときの対処法というよりも、普段から心がけたいということですが、動悸の原因の一つであるストレスをなるべく感じないような生活を目指すことが必要です。

仕事や学校、友人関係のストレスはもちろん、バランスの良い食事をとる、適度な睡眠時間を確保することも必要です。子育てに追われているとどうしても自分のことは後回しになりがちですが、たまには子どもを保育園や両親に預けて、リラックスできる時間をあえて作ってみてはいかがでしょうか。一人で映画を観る、ゆっくりとお茶をする……ただそれだけのことでも心に栄養を与えられるはずです。

ストレスの少ない生活を送ることは、ストレスに強い身体を作ることでもあります。適度にリラックスできている人は、些細なことで悩んだり負担に思ったりすることが少ないのです。

④つらいときは診察を

動悸の症状があまりにもひどいときは、我慢せずに医療機関での診察を受けましょう。自分ではPMSだと思っていても、実際は心臓や血管の疾患が隠れている場合もあります。きちんとした診察を受ければ安心できますので、自己判断は禁物。医師の診察を仰ぎましょう。PMSの場合でも漢方やホルモン剤内服にて症状が改善し、快適な生活をおくることができる方が多くいます。

まとめ

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生理前に動悸がある場合の原因と対処法についてご紹介しました。生理前の動悸の原因はPMSであることが多く、その場合は生理が始まるとピタっと治まるようです。PMSはそのときの体調によっても症状の現れ方や程度が異なったりしますので、先月は頭痛だったのに、今月は動悸……? と不安に思うかもしれませんが、生理が来て症状が治まるようなら心配はいらないでしょう。ですが、PMSではなく、心臓や血管系の病気の場合もありますので、症状が長引く、程度が重い場合は医師の診察を受けることをおすすめします。

動悸を軽くするためには、リラックスすることが何よりも効果的。つらいときは無理をせず、横になって休んだりハーブティーを飲むなどして安静にしていましょう。普段からストレスをためない生活をこころがけることも必要です。頑張りすぎず、適度に休憩をとりながらゆとりのある生活を目指したいですね。


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情報提供元:マイナビウーマン子育て

更新日:2016年12月15日

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