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病気の可能性は? 赤ちゃんの体重が増えない4つの原因

目次

出産を終え、慣れない育児がスタート。初めての子育てだと、しっかり母乳を飲んでいるのか、赤ちゃんがちゃんと育っているのか、検診に行くたびにハラハラしてしまうママも少なくないのでは? 特に思った以上に体重が増えていないと不安を感じてしまいますよね。

赤ちゃんの体重が増えない!?

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赤ちゃんの体重の推移は?

健診に行くと、医師が母子手帳に掲載されている成長曲線のグラフに、計測した身長・体重を記載し、成長度合いを確認します。このグラフは厚生労働省が10年ごとに実施している「乳幼児身体発育調査」をもとに、男女別集計して成長推移を表したものです。

生後1〜3カ月だと25〜30g、生後3カ月〜4カ月未満は13〜16g、生後5カ月〜12カ月は8〜10gが赤ちゃんの1日ごとの体重増加の平均数値です。

生後すぐ、一週間までの間は、お腹の中にいた時に取り込んだ栄養を体外に放出するので一時的に体重は減少しますが、赤ちゃんの体重は生後2週間から増え始め、生後一年で出生時の約3倍の体重になります。

カウプ指数を基準に見てみよう

体重や身長の増加につい左右されがちですが、実は赤ちゃんの成長状態を詳しく判断するためには、体重と身長の数値だけでは不十分。栄養状態も含め成長状態をしっかり見るためには、「カウプ指数」と呼ばれる肥満の程度を表す指数も一緒に見ることが多いです。

この「カウプ指数」は大人でいうBMI数値と基本的な考えは同じですが、赤ちゃんの場合基準となる数値が大人と異なります。

【カウプ指数の計算式】 体重<g> ÷(身長<cm> × 身長<cm>)×10

【数値の基準】 13未満 痩せ 13~15未満 痩せぎみ 15~18未満 正常 18~20未満 肥満ぎみ 20以上 肥満

赤ちゃんの体重が増えない4つの原因

赤ちゃんの成長曲線やカウプ指数が平均よりも下回ると、心配になりますよね……。しかし、赤ちゃんの体重の推移に関しては大きく個人差があり、必ず毎日基準値通りに増加していくとも限りません。ここでは赤ちゃんの体重が増えない時に考えられる代表的な原因について解説します。

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栄養不足

生後4カ月未満で体重が増えない場合は母乳やミルクの不足、生後5~6カ月以降の場合は離乳食の目安量をうまく食べることができず栄養が不足している可能性が考えられます。

生後4カ月未満の場合、一日5〜6回おしっこが出ていれば母乳不足の心配はありませんが、もし授乳間隔に捉われて泣いても母乳やミルクをあげていないようだったら、授乳間隔のことは気にせずにあげてみましょう。

生後5~6カ月でうまく離乳食を食べることができない場合、フォローアップミルクをあげて栄養を補うようにするのもよいでしょう。

活発に動く

生後5~6カ月頃になると寝返りやズリバイ・ハイハイなどが始まり、新生児期の頃とは比べ物にならないくらい赤ちゃんはよく動きます。

大人と同じで、運動量が多いと離乳食をしっかり食べていても、体重がそれほど増えず横ばいになることはそんなに珍しいことではありません。あまり神経質になりすぎず、「元気に動き回っている証拠」と構えておきましょう。

身長が伸びている

赤ちゃんによっては、身長の伸びに栄養が集中している可能性も。基本的に赤ちゃんは体重と身長が交互に成長すると言われていて、ある時期になって体重がほとんど増加せず横ばいになった時は、身長の伸びをチェックしてみましょう。

体重増加と身長の伸びは必ずしも交互ではなく、個人差があるものなので一概には言えません。あまり心配しすぎず見守ってあげましょう。

温度の低い環境にいる

新生児の場合、温度や湿度が低すぎると、体温を維持するためたくさんのエネルギーを使おうとし、その結果エネルギーがそちらに集中し、体重が増えなくなることが稀にあります。

赤ちゃんにとって快適なのは24℃〜28℃、湿度は40%〜60%。エアコンを活用して、快適温度・湿度を保つようにしましょう。

赤ちゃんの体重が増えない……病気の可能性は?

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病気の可能性は? 入院する必要はある?

母乳やミルクをしっかり飲み、離乳食ももりもり食べている場合は、基本的に問題ないケースがほとんどです。しかし赤ちゃんがずっとぐずっていたり、いつもと様子が明らかに違う時は病気の可能性があります。

考えられる病気について紹介します。少しでも当てはまる方は早めに小児科を受診することをおすすめします。

【ヒルシュスプルング病】 腸の細胞に異常がみられる先天性の病気で、お腹の張りが非常に強く嘔吐を伴います。危険な場合は、重い腸炎にかかり手術が必要になるケースもあり、長期の外来での経過観察を要します。

【クレチン症(先天性甲状腺機能低下症)】 生まれつき甲状腺がなかったり、または小さかったりなどして、月齢が進むに従い、成長や発達の遅れが顕著に出てきます。クレチン症の赤ちゃんには顔に特徴があり、鼻が低く巨舌状態になり、まぶたが腫れぼったくなります。

また母乳の飲みが悪い、泣き声が弱いといった症状も。クレチン症は1歳以降の治療の場合、知能障害を残してしまう可能性があるため、早期発見が重要です。マウスクリーニング検査で発見されるのが一般的です。

【肥厚性幽門狭窄症】 生後2〜3週から3カ月の赤ちゃんに見られる病気で、胃の出口にある幽門筋が大きくなってしまい出口が狭くなり、飲んだ母乳やミルクが十二指腸まで運ばれず胃で停滞してしまうため、大量に吐き出してしまいます。幽門筋を切開して拡大する手術が一般的で、世界中でも行われています。

赤ちゃんの体重が気になる時の対策とは

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離乳食で栄養不足解消

離乳食を開始した生後5~6カ月頃はまだ食べる練習の段階のため、栄養はほぼ母乳やミルクから得ていますが、離乳食期が進むにつれて、離乳食から栄養を得る割合も増え、生後9~10カ月頃には栄養の半分を離乳食から摂るようになります。

体重が思うように増加しない場合は、離乳食の量を増やし、調整してみるのはいかがでしょうか?

混合にしてみる

母乳育児が思うように軌道にのらなかったり、離乳食をあまり食べてくれなかったりなどで、なかなか体重が増えない場合は、思い切ってミルクを足してみるのも方法の一つです。

どれぐらいの量を足せばいいかバランスがわからない方は母乳外来に相談してみましょう。成長の経過を見ながら適切な量をアドバイスしてくれます。

まとめ

赤ちゃんの体重が思うように増えなかったり、成長曲線から下回ったりしてしまうと、やはりママは不安になってしまいますよね。特に初めての育児ならなおさらです。

けれど、体重の増減は赤ちゃんによっても個人差が大きいもの。赤ちゃんが元気で動き回っているのなら基本的に心配いらないことがほとんどです。あまり気にしすぎず、心に余裕を持ってあたたかく見守ってみてはいかがでしょうか。


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この記事の著者

マイナビウーマン子育て

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