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「どく“だ“んじょう」ではない!「独擅場」の正しい読み方、知っていますか?

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漢字の中には、本来は間違った読み方にも関わらず、世の中に広く浸透したことで使われるようになった「慣用読み」と呼ばれる読み方があります。

例えば「重複」や「肉汁」などがその例です。本来の読み方は「重複(ちょうふく)」「肉汁(にくじゅう)」なのですが、辞書を引くと「重複(じゅうふく)」「肉汁(にくじる)」といった読み方が「慣用読み」として掲載されています。

本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題しています。

「独擅場」、皆さんはなんと読みましたか?

「独擅場」の意味は、

その人だけが思うままに振る舞うことができる場所・場面。ひとり舞台

引用元:小学館 デジタル大辞泉

です。

ただ、現代社会で「独擅場」を使う際、誤った読み方が「慣用読み」として浸透しています。「独擅場」を「どく“だ”んじょう」と読んだ人が多いのではないでしょうか。現代では決して間違いではありませんが、「独擅場」の正しい読み方は「どく◯んじょう」です。

正解はこちら!

「どくせんじょう」です。

「独擅場」を「どく“だ”んじょう」と読む人が多い理由は、「独擅場」の真ん中の字「擅」にあります。「どく“だ”んじょう」という読み方が浸透してしまったのは、「独擅場(どくせんじょう)」の「擅」が「壇(だん)」と誤用されたことに由来します。

本来の「独擅場」の「擅」は部首が「てへん」なのに対し、誤用されて浸透した「独壇場」の「壇」は部首が「つちへん」です。

現在は誤った書き方「独“壇”場」と誤った読み方「どく“だ”んじょう」が浸透しているため、“その人だけが思うままに振る舞うことができる場所・場面”を意味する際、「独“壇”場」が使われる方が一般的となりました。

誤った読み方(書き方)が定着した漢字の一つです。テレビやラジオ放送においても「独“擅”場(どく“せ”んじょう)」ではなく「独“壇”場(どく“だ”んじょう)」が使われる場面の方が多いようです。

参考文献:「独壇場」「独擅場」?|ことば(放送用語)NHK放送文化研究所


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OTONA SALONE|オトナサローネ

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