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【40代編集長の婚活記#181】出会ってすぐ旅行へ誘う彼。その理由とは?

目次

紆余曲折ありまくりの40代の婚活。OTONA SALONE編集長・アサミ(47歳)、婚活歴3年半。婚活パーティ、婚活アプリ、個室婚活、知人の紹介、バーで出会い探し……。いろいろやってもゴールはまだ遠い。

知人のヘアメイクさんから紹介された、起業家・50歳・筋肉男子のジムさんと会ってみたところが……⁉ この物語は40代独女の「実名 顔出し」で書いている、リアル婚活ドキュメントである。

 

最初から、ちょっと違和感

最初から、ちょっと違和感はあった。料理のオーダーから、突然の筋トレ教室から、ものすごい筋肉愛の話から……。会ったばかりではあるけれど、ちょっと引いていた。自分とはかなり違うものを感じた。

さらに元カノが19歳年下ということでダメ押しをくらう。

でも、NGなところばかり見てちゃいけない、相手のいいところを見つけていかなきゃ! これは、3年半の婚活のトライ&エラーでわかった、自分なりの婚活教訓だ。

自己管理ができる、仕事はちゃんとしてる、明るくてフレンドリー……。ジムさんのいいところを心の中であげていた。

そんな矢先、突然にジムさんが言ってきた。

ジム「あの、一緒に行ってもらいたいところがあるんです」

 

一緒に行きたいところって?

今日の2軒目のことかと思いきや、そうではなかった。できるだけ早いほうがいいというので、夜、飲みにいけそうな日程を出したら昼間から行きたいと言う。

アサミ「昼からとなると、土日になりますけど」

ジム「じゃ、土曜日で」

アサミ「ちなみに、どちらへ?」

ジム「鹿児島」

アサミ「え、鹿児島!?」

どういうこと? 今日だってまだ一緒にいて楽しいとまでは思えていないのに、いきなり旅行? しかも鹿児島?

鹿児島へ、何をしに???

ジムさんの思考回路が全然わからない。鹿児島? 二人で? 何をしに?

鹿児島へ旅行?

会って間もない人と一緒に二人っきりで旅行になんてムリだし!

あ、わかった! 筋肉合宿とか⁉ そういえば、ゴルフの集中合宿の施設に行ったことのある友達がいたな。確か、九州の宮崎だったような。似たようなもので徹底的に鍛える筋肉合宿の施設があるのかもしれない。

アサミ「いきなり鹿児島って、何をしに……ですか?」

 

筋肉合宿 in鹿児島かしら?

ジム「一緒に行ってほしいところがあって」

アサミ「だから、どこへ?」

ジム「日帰りでいいんです」

日帰り? それじゃ筋肉合宿じゃないか。東京から鹿児島は、確か飛行機で片道1時間半くらい。1日で往復できなくはないけど、けっこう忙しいぞ?

アサミ「鹿児島の日帰り……旅行ですか?」

ジム「いや、観光はしなくていいんで」

 

日帰りで鹿児島の旅?

え⁉ 観光しなくていい鹿児島って……まさか、ジムさんの実家⁉

アサミ「もしかして、ジムさんは鹿児島がご出身なんですか?」

ジム「……」

急に沈黙するジムさん。

ヘアメイク「そうなのよ」

っていうことは! いきなりご実家に……ご挨拶⁉ 付き合ってもなければ、今日さっき会ったばかりなのにご実家になんて行けるわけがない。

アサミ「ジムさんのご実家になんて、いまの私には無理です!」

ジム「いや、実家には来なくていいから」

合宿でも旅でも実家でもない

筋肉合宿でもない。観光でもない。実家には行かなくていい。でも鹿児島に行ってほしいんでしょ? あと考えられるのは何かしら? 西郷どん…じゃ、観光だよな。

アサミ「じゃ、鹿児島のどちらに?」

ジム「……病院」

アサミ「え、病院? どうしてですか?」

付き合う前に病院で、筋肉のポテンシャルがあるかどうか精密検査でも受けろとか? ま、そんな病院が鹿児島にあると聞いたことはないけれど。

私の質問には、なかなか答えてくれないジムさん。

 

どうして鹿児島の病院へ?

少し間が空いた。ジムさんは気まずそうに私から目線を外したままだ。

 

沈黙を破ったのは、ヘアメイクさんだった。

ジム「ジムのお父様が病気でね、もう余命宣告されてるんだって」

アサミ「それは……」

ヘアメイク「でさ、死ぬ前に嫁の顔を見せろって。何度も繰り返すから、つい連れて行くって言っちゃったらしいのよ、ジム」

アサミ「え? お嫁さんいらっしゃるんですか?」

ヘアメイク「いないわよ。さっき言ったでしょ。元カノと別れて3年経ってるって」

アサミ「じゃ、なんでそんなウソを」

 

病床の父に紹介するため!?

ヘアメイク「息も絶え絶えのお父様を見て、つい言っちゃったんだって。結婚を前提に付き合っている同世代の女性がいるって」

アサミ「結婚前提の彼女!」

ジム「なんとかごまかそうと思って言っちゃったんだけどさ、今度は母親がうるさくって」

アサミ「お母様にもウソついてるんですか?」

ジム「母親には正直に言ったよ。彼女はいないって。そしたら、誰でもいいから連れてきて安心させろって」

ヘアメイク「でもね、ジム、同世代の女性で頼める人いないのよ……ね? 若いコ好きだから」

アサミ「はぁ…」

あ、若いコ好きっていうのはリアルなのね。

ヘアメイク「それでね、僕に40代の独身女性知らないかって聞いてきて」

 

ジムさんを紹介された理由

はーん、なるほど! ヘアメイクさんが私にジムさんを紹介したのは、そういう経緯だったのか。

アサミ「っていうことは、もしかして」

ヘアメイク「わかっちゃった?」

ジム「お察しの通りです。婚活してらっしゃるというので……」

ヘアメイク「鹿児島の病院のお父様のところに、婚約者として一緒に行ってほしいんだって。フェイクでいいから」

ジム「もちろん交通費は出します! 御礼もします!」

そういうことかぁ。

想像もしていなかったジムさんとの展開に、ただただ閉口するアサミだった……。

 

【続きは2020年1月22日(水)17時公開。お楽しみに!】

【前回はコチラ】

ストイックな筋肉男子と、一緒に暮らせますか?【40代編集長の婚活記#180】

 

40代編集長の婚活記#181

 


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この記事の著者

OTONA SALONE|オトナサローネ

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