こんにちは、ayです。
海外のおしゃれな御宅や 、うっとりするようなホテルのロビー、そして純和風建築のお茶室、、、世界には素敵な空間がたくさんありますね。
どうしてこんなに素敵なんだろうって思ったことはありませんか?

一見それぞれ全く違いますが、そんなうっとりするような空間には、いくつかの共通点があります。
その一つがフォーカルポイント。
フォーカルポイントとは、ある空間に入った時に最初に自然と視線が向かう場所のこと。
フォーカルポイントを重点的に飾ることで、その空間にメリハリを持たせ、より印象づけることができます。
例えば、海外の素敵な御宅でよく見かける大きな暖炉やチェスト。ホテルのロビーで言えば、入ってすぐの場所にあるモニュメントや花。茶室で言えば、床の間がフォーカルポイントです。
家の中にフォーカルポイントを作る

玄関や各部屋のドアを開けてすぐの壁や棚。
一度家の外に出てみて、自分が初めて訪れるお客様になったつもりで玄関を開けてリビングまで歩いてみて、必ず目につく場所を探してみて下さい!
その場所をフォーカルポイントに決めて、一番お気に入りの絵を掛けてみたり、飾り棚を置いて大切な小物を飾ります。
あまりたくさん飾りすぎず、部屋を象徴するようなものを。

我が家のフォーカルポイントは、玄関開けてすぐの壁や廊下の突き当たりの壁(上の写真)とリビングドアを開けて正面の棚(下の写真 ※棚下は、エアコンと24時間換気口を隠しています)です。

フォーカルポイントには必ず余白をセットに

フォーカルポイントは、1点に視線を集中させることで他の見せたくない場所が目立たなくする効果もあります。
むしろフォーカルポイントを作るなら、他の場所は飾りすぎないほうがいいと思います。
人は、空間に入ると視線のやる先を無意識に探しています。フォーカルポイントはその受け皿になるんです。
だけど、フォーカルポイントが1つの空間にたくさんあったら、、、どこをみていいか視線が定まらず、落ち着かない空間になってしまいます。
ワクワク感を演出したいお店ならいいかもしれませんが、家だと疲れてしまいます。

だからフォーカルポイントは1点集中。
我が家でもフォーカルポイントには、お気に入りの絵や大きなアート代わりの建材を飾っていますが、その他の壁は、余白として残しています。
フォーカルポイントではない本棚や食器棚に飾るものもなるべく周りと馴染むように目立たないものに。
余白を残すことで、よりフォーカルポイントに視線を集中させることができるんです。

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ay