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47歳独身。「一生続けられる仕事」を見つけるため、私が始めたこと

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目次

人生100年時代といわれます。私はいま47歳なのですが、まだ人生は半分以上あるのです。

とはいえ、いまのところ多くの企業の定年は60歳のまま。定年までいまの職場で働いたとしても、100歳までは40年間あります。よく考えたら、新卒の22歳で入社して60歳で定年を迎える38年間より長いんですよね。

この先、どうやって生きるか、どう時間を使うか。私は「一生できる仕事を見つけたい」と思いました。

 

47歳、仕事に生かせる資格を

子供の頃を思い起こせば、母は「仕事に生かせる資格を取ったほうがいい」と言っていました。

それを忠実に守った姉は、国家試験を受けて歯科衛生士の資格を取得しているのですが、自由奔放な次女である私は、普通運転免許くらいしか資格を持っておらず……。

そうだ、何か資格を取ろう! と47歳の秋に思ったのです。

そんな時期に書いたのがコチラ、【40代の転職と独立】を考えて、日本化粧品検定を受けてみた、という記事です。覚えているかたはいらっしゃるでしょうか?

 

「受験します!」と公開宣言

日本化粧品検定の3級はWEB受験をし、無事に合格。だから「2級と1級を受けてみることにしました」と宣言したのが2019年10月1日のこと。そして受験日は2019年11月24日でした。

物忘れも激しくなっている47歳、約1カ月半で本当に合格できるのでしょうか? 公開宣言してしまったから、受からなかったらちょっと恥ずかしい……。

 

毎日勉強するぞ! と決意したものの…

まず手に入れたのがこの2冊。『日本化粧品検定 2級・3級対策テキスト』と『日本化粧品検定 1級対策テキスト』です。

2級・3級で150ページくらい、1級で180ページくらいあります。なかなかのボリューム! でも試験までは約50日間あるから毎日10ページくらい勉強すればいいわけで、なんとななるでしょうと思っていました。

 

しかし! 描いている通りに事は運ばないもの。会社で仕事があり、帰宅時間も遅く、ときには会食もあったりして。正直、時間が取れないのです。

24時間という限られた中で、優先順位は1に仕事、2に健康(食事や睡眠)、3に家事。勉強はその後になるわけで……。「毎日勉強プラン」は早々に崩れました。

そして、土・日に集中して対策テキストを読んでいくという「週末勉強プラン」に変更。試験まで約7週あるから、毎週末50ページくらい勉強する計画にしたのです。

 

「将来の肌や髪、体」のためになる知識!

日本化粧品検定のテキストでは、化粧品の化学的な知識を学ぶ点も多いので、日常生活に役立つことがとても多いと感じました。

たとえばオトナ世代が気になる「しわ・たるみ」のこと。しわの深さや場所によって、原因やお手入れ、効果的な成分も違ってきます。この知識があれば、自分の肌悩みに合う化粧品はどれか選ぶ基準がわかってきます。

化粧品を学ぶことは、検定に合格し資格を取って仕事に生かすだけでなく、これからの自分の肌や髪、体にもプラスになる知識だなと感じました。

 

 

自分の記憶力に不安がよぎる

テキストで勉強を始めてしばらく経ったころ、なんだか不安になってきました。

読み進めるほどに当然ながら覚える内容が増えていきます。今日読んだところは覚えているけれど、先週末読んだところは本当に覚えているだろうかと不安になってきたのです。日頃から、人の名前が出てこないなど、記憶力の低下を痛感している40代。

そこで投入したのが、『日本化粧品検定2級対策問題集』『日本化粧品検定1級対策問題集』です。

 

復習と記憶の定着に、問題集を活用

テキストとリンクした章立てになっている構成で、実際の検定試験のように4つの選択肢から選ぶ問題集になっています。

これを購入してからは、テキストを読み、すぐその章の問題集を解く。翌週に復習をかねて問題集を解く……といったルーティンにすることにしました。

テキストで学んだことを復習したり、ちゃんと記憶しているかチェックするために、問題集はとても役立ちました!

 

1カ月を切って、ラストスパート

しかし、やっぱり「週末勉強プラン」も予定通りには進みませんでした(苦笑)。

10月に遅めの夏休みを取って海外旅行をしていたのですが、そのときにテキストや問題集を持参したものの、バカンスで浮かれているから勉強するわけもなく。夏休み明けは休んだ分、怒涛の忙しさになって……。

正直なところ、いい加減ヤバいと思ってお尻に火がついたのは、10月末からです。検定試験日まですでに1カ月を切っていました。

ここからは「ほぼ毎日勉強プラン」に変更し、とりあえず帰宅したら1時間はテキストや問題集にむかうことにしました。

 

いよいよ日本化粧品検定の試験日

11月24日、試験日の当日。会場は都内にある大学でした。

まず驚いたのは受験生の多さです。年齢は、若い方から私より年上と思しき方までいましたし、女性ばかりかと思っていましたが、意外と男性もいました。

試験は正直、緊張感がありました。

マークシート方式の問題で、2級・1級ともに60問、試験時間は2級が50分、1級が60分。私は午前に2級、午後に1級を受験しました。

受験番号や名前を書くタイミング、ページをめくるタイミングなどもきっちり言われたり、試験監督が会場をチェックしながら歩いたり……。正直、大学入試以来の緊張感だったかもしれません(自動車運転免許や就活の筆記試験は緊張しなかった)。

試験が終わっても「絶対合格した!」とまでの自信はなく、思い出すのは間違えたところばかり。結果は12月下旬とのことだったので、それまでは心の片隅がちょっとだけ落ち着かない日々を過ごしていました。

 

試験日から約1カ月後

試験結果が届いたのは、12月25日でした。ドキドキしながら封筒を開けると……。

よかった! 2級が合格した!

 

そして1級も合格した! うれしい!

 

日本化粧品検定2級と1級、無事に合格いたしました! 曲がりなりにも美容編集者歴24年、それなりに美容知識はあると思っていたので、公開受験宣言した手前、絶対に不合格にはなれないと……。

10月中はちょっとゆるゆるペースでしたが、10月末からの25日間は、かなり本気でテキストと問題集で勉強しましたよ。

合格ラインは、正解率が70%前後(問題の難易度により変動)だとか。ちなみに私が受験した第13回日本化粧品検定では、2級の合格率は74.8%1級の合格率は67.4%だったそうです。

 

試験日は5月24日、申し込みは4月8日まで

今度実施される「第14回 日本化粧品検定」は、2020年5月24日(日)。申し込みは4月8日まで。

日本化粧品検定 実施要項と申し込み(1級・2級)はコチラ!

公式テキストの購入はコチラ!

第14回の試験会場は、札幌・仙台・東京・横浜・さいたま・千葉・静岡・名古屋・京都・大阪・福岡のほか、特別開催として、山形・宇都宮・長野・金沢・津・広島・高松・宮崎・那覇の20カ所。くわしくは実施要項にあります。

 

日本化粧品検定の2級・1級を受けてみて、いい意味での緊張感がよかったと思いました。そして資格を持つことで新たな仕事、人生の可能性も広がる気がします。

何歳になってもチャレンジすることって大切ですね。また何か受けてみようかな……。最近、そんな気持ちになっています。


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この記事のライター

OTONA SALONE|オトナサローネ

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