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【40代編集長の婚活記#188】マザコンより強烈!? ハイスペック40男、独身の秘密

目次

「40代の婚活」と書いて「むずかしい」と読む。OTONA SALONE編集長・アサミ(47歳)、婚活歴は3年半以上になるが、まったくもって結婚に至りそうな気配がない。

ある日の会食後、同期に誘われた日本橋のバーで、ハイシャさん(47歳、未婚・独身、歯科医)を紹介されたのだが……。この物語は40代独女の「実名 顔出し」で書いている、リアル婚活ドキュメントである。

 

ハイシャさんの妹は強烈キャラ!?

同期が席を外したあと、バーの個室に入ってきたのはハイシャさんの妹さんだった。話の様子から察するに、ブラコン気味なのだろう。47歳の兄が婚活相手にダマされないか心配で一緒に来たのだという。

まずは、私のことを頭のてっぺんから足の先までくまなく観察。そして、ひとこと。

妹「わりと庶民的な方ですのね」

初対面でいきなりキタコレ(苦笑)。すごい先制パンチ。いや、その通りだから否定しないけど!

その後は怒涛の質問をしてきた。

実家のこと、住まいのこと、住宅ローン、年収……。もしかして、結婚相談所の登録に来たのかしらと思うほど、プライベートな質問を遠慮なくぶつけてくる。

質問に答えたり、はぐらかしたりの対応をしていたら、またもやパンチが飛んできた。

妹「バリキャリの編集長と会うって聞いたから、どんな華やかな方がいらっしゃるかと思ったけど、アサミさんは、わりとフツーのお家柄の方なんですね」

 

フツーの家柄ですが、何か?

フ、フツーの家柄。ええ、そうです、そうですとも。それが何か?

……頭の中ではそんな言葉が浮かんでいるけれど、口には出さなかった。妹さんの挑発じみた言葉に乗ったって仕方がない。不快ではあるけれど、同じように対抗したって意味がない。

チラリ、妹さんの横にいるハイシャさんの顔を見た。

驚いた。

妹さんのちょっと無礼な言葉を聞いて、彼女を制そうとも、オロオロする様子もなかった。ただ飄々とした顔をして、のんきにタバコをふかしていた。

いまの会話を横で聞いていて、そんな顔していられるんだ……。

飄々としたハイシャさんの顔を見て

心の中で何かのスイッチが入った。せっかくだから……楽しい夜にしよう。

アサミ「あの、妹さんはどんなお仕事をされているんですか?」

妹「兄の歯科医院を手伝っています」

アサミ「あぁ、だから一緒に来られたんですね。平日に兄妹で合流するのって、なかなか難しいですけど、職場がご一緒なんですね」

ハイシャ「いや、妹は共同経営してるだけだから。普段は歯科医院に勤務してないんです」

妹「ええ、私は家にいたので。兄が車で私を迎えにきて、一緒にここへ来たんです」

お迎え!? ハイシャさん、わざわざ妹をお迎えに行っただと? 妹さんがブラコンなだけじゃなく、ハイシャさんもシスコンなのかいっ?

 

ハイシャ兄妹を掘り下げてみる

妹さんのブラコンっぷりも驚いたけれど、ハイシャさんもなかなかの曲者かもしれない。

アサミ「本当に兄妹で仲良しなんですね……」

妹「送り迎えは、いつものことですから」

アサミ「えっ?」

妹「私が出かけるときは、いつも車で送り迎えしてくれるんです」

いつも送り迎えする? ハイシャさんは妹の運転手かいっ!

 

兄妹のことを、聞けば聞くほど

待てよ、送り迎えできるってことは、もしや一緒に住んでいるってこと⁉ だとしたら、いろいろ難しいぞ、ハイシャさん。

アサミ「一緒にお住まい……じゃないですよね?」

妹「ええ。でも、わりと近くに住んでいるので」

ハイシャ「そのほうが何かと安心じゃないですか」

ああ、そう! そうなの! 40歳も過ぎた兄妹だけど、そんなにベッタリなの!

どうやらこの兄妹、妹さんが兄にベッタリなだけでなく、兄のほうも過保護なのか、逆らえないのか、だいぶ依存しているようだ。

なんだか不思議なカンケイ

↑ハイシャさんが買い、妹さんも呼んでくれた「40代ご無沙汰女子の、ざんねんな婚活」はコチラ。

 

アサミ「お近くにお住まいと言ってましたよね」

妹「はい」

アサミ「失礼な質問かもしれませんが、妹さん、ご結婚は?」

妹さんに向かって尋ねた。けれど、答えたのは彼女じゃなかった。

ハイシャ「いまは独身、バツイチなんですよ」

あら、こういうときは兄が答えるのね。

ハイシャ「妹は実家に住んでるんです。僕が、実家の近くに一人暮らしをしていて」

妹「でも実質、半分は家にいるよね」

体を横に倒し、ハイシャさんにもたれかかった妹さん。まるで恋人のようなそぶり。

 

妹さんに圧倒されるばかり

そして、勝ち誇ったようにニッコリとした笑顔で、私をジッと見つめてききた妹さん。

大丈夫ですよ、あなたと勝負するつもりなんてまったくないですから……。

 

個室のドアが開いた。席を外していた同期が戻ってきた。

アサミ「ちょっと、遅いじゃない」

同期「悪い。ちょっとマスターと話に盛り上がっちゃって」

アサミ「こちら、ハイシャさんの妹さんだそうです」

同期「知ってるよ」

淡々と答える。え、同期は彼女が来てたこと、わかってたの?

 

ちょっと、同期! コレどういう紹介よ?

妹「ええ。何度も一緒にゴルフへ行ってますから」

アサミ「あぁ、そう」

同期「この店でも何回も会ってるし」

それじゃ最初に一瞬、部屋に入ってきたときからわかってたんだ。ハイシャさんと妹さんが一緒に来たって。それに何回も会ってる? ……っていうことは、妹さんのキャラクターもある程度わかったわけね。

ジロりとにらみつけるような視線で同期の顔を見て、「大変だったんだけど!」と、目で訴えた。

すると彼は「ごめん」というような表情をした。

あー、なるほど。だから最初に言ってたのか。「たぶんアサミのタイプじゃないと思うよ」って。

 

ハイシャさん、悪い人じゃないけど…

同期が席に戻ってきたら、妹さんの質問は急に他愛のない質問になった。

妹「アサミさん、ゴルフをなさるんですよね」

アサミ「はい。下手くそですけれど」

ハイシャ「だから今度、一緒にラウンドしようって話になったんだ」

同期「まだ先だけどね」

そうだった。一緒にゴルフのラウンドをする約束してた。

妹「じゃ、私もご一緒させていただいていいかしら?」

同期「どうせ声かけるつもりだったでしょ?」

ハイシャ「まぁ、女性がいたほうがいいでしょ。アサミさんも」

アサミ「……そうですね」

社交辞令でそう答えた。

もし女性メンバーがこの妹さんと私だけだったら……。相当キツイ。いくら私でも彼女には合わせられない。

ゴルフの日が来ないことを祈りながら、心無い会話を続けていた。

 

【続きは2020年3月25日(水)17時公開。お楽しみに!】

 

【前回はコチラ】

【40代編集長の婚活記#188】前代未聞!どうなの? 妹同伴で婚活する47歳の男って!


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この記事の著者

OTONA SALONE|オトナサローネ

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