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【医師監修】赤ちゃん・子どもが麻疹に感染?症状や発疹の対処法とは?

目次

子どもが感染し、重症化する(ワクチンがあるため感染することは多くありません:カッコ内記事掲載不要)することが多い病気に、はしかが挙げられます。必ず感染するものなのか、かかったらどのような症状が現れるか気になる方も多いでしょう。はしかの特徴や、かかったときの対処法、予防法まで解説していきます。

この記事の監修ドクター

東京衛生病院保田典子先生 小児科専門医、医学博士。筑波大学卒業、国立国際医療研究センター等で研修、東京女子医科大学で博士号取得後現職。子育て中のママ目線で親御さんが安心できる診療・ご説明を心がけています。なかなか短い診療時間では聞きにくい小児科医の知識や想いをブログやセミナーで発信しています。日本小児科学会、日本小児循環器学会、日本周産期新生児学会、女医+(じょいぷらす)所属。 ★ママ小児科医が実践中!子どもの健康と発達を伸ばす子育て http://ameblo.jp/kanoppe21/

はしかは生後何カ月から注意が必要?

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はしかってどんな病気?

はしかは別名麻疹とも呼ばれており、麻疹ウイルスによる全身感染症です。感染力が非常に高く、感染した人はほぼ100%の確率で発症します。一度かかると生涯免疫力を獲得し、二度かかることはないといわれています。はしかにかかると、発熱、咳、鼻水など風邪に似た症状や、発疹といった全身症状が重篤に現れるのが特徴です

発症すると30%が合併症をともない、40%が入院を必要とします。合併症は肺炎、中耳炎、脳炎などです。妊娠中に母体が感染すると流産する可能性があることから、注意が必要な病気としても知られています。合併症が重症化すると死に至ることもあるため注意が必要です。

はしかに注意が必要な年齢は?

生後間もなくの赤ちゃんには、母体からもらった免疫を持っているため、生後3カ月までは感染する可能性は低いでしょうしません。6カ月くらいまで免疫力が続く可能性はありますが、それ以降は感染しますする可能性があります。

はしかの症状とは

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発熱などの風邪に似た症状

はしかの症状は、発熱、咳、鼻水といった風邪に似た症状です。2~3日熱が続き、この時期はカタル期と呼ばれており、口の中の小斑点がみられるのが特徴です。目痛が出ることもあり失明することもあります。

全身の発疹

カタル期が過ぎると熱はいったん下がり、再び39度以上の高熱が出て、体には発疹が出るのが発疹期です。発疹があった部分は皮がむけいき、熱も下がって回復期へ移行します。

合併症を引き起こすケースも

はしかは肺炎は高い確率でで0.05~1%の割合、中耳炎は10%の割合で合併する可能性があります。1000人に1人の割合で脳炎が発生します。あまり多くはないものの、麻疹ウイルスに感染してから学童期ごろに、亜急性硬化性全脳炎と呼ばれる合併症を発症することがありまするようです。はしかに感染してから4~10年とゆっくり進行していき、知的障害や運動障害が出て死に至ります。治療法はありません。

はしかの原因とは

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麻疹ウイルスが原因

はしかに感染するのは麻疹ウイルスによるものです。人から人へと感染する病気で、毎年春から初夏にかけて流行がみられます。日本では現在大きな流行はみられておらず、平成27年に世界保健機関西太平洋地域事務局より、排除状態だと認定されましたが、輸入感染症と言って海外旅行から麻疹を感染した状態で帰国して国内発症は0ではありません。

感染力が非常に強い

感染力が非常に高く、かかったら治療法はなく、体力勝負で予後が変わってしまいます。そのため予防法がとても重要な病気です。

人から人への感染

空気感染や飛沫感染、接触感染ではしかは人から人へうつります。空気感染は、感染者が同じビルにいただけで感染の可能性があります。流行の情報がみられる場合は注意しましょう。自然宿主は人間のみで、感染を食い止めることが重要です。

はしかの治療と予防方法とは

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はしかは合併症にかかる可能性が高く、一部が脳炎となって死亡することもあります。そのため、予防が第一だといえるでしょう。どのような対策があるのか紹介します。

対症療法

はしかに対する効果的な治療法はありません。発症した場合は対症療法が中心となります。中耳炎や肺炎に対しては抗菌薬の投与が必要です。空気感染するため、手洗いやマスクでは予防することができません。

予防接種は2回必要

母体からもらった免疫力が消失する1歳に予防接種を受けるのが望ましいです。現在は麻疹と風疹混合ワクチンの接種がおこなわれています。1回のみの予防接種では十分な免疫が付かない人がいることがわかりました。2006年からは1歳と小学校入学前の2回の摂取となっています。

予防ワクチンは安全?

ワクチンを受けた人のなかで、13%の割合で発熱、数%で発疹、3%でじんましん、0.3%で発熱にともなうけいれんがおきています。100万~150万人に1人の割合で脳炎がみられますが、ワクチンとの因果関係はわかっていません。

まとめ

はしかは予防接種で防ぐことができる感染症です。重病化を防ぐためにも、きちんと予防接種を受けるようにしましょう。


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この記事の著者

マイナビウーマン子育て

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