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保険会社にカモられてるかも! 賢い加入者になるための「べからず集」

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人生で、持ち家の次に高い買い物とされる「生命保険」。
いざという時の備えに、加入している人、これからの加入を考えている人も多いことでしょう。

しかし、数ある保険の中から、自分にぴったりの保険を自力で探すのは至難の業。
そこで頼りたくなるのが、長年の付き合いのある保険会社の外交員や、「ほけんの窓口」に代表される来店型の保険ショップですが、ちょっと待った! 実はここに、大きな落とし穴があるのです。

 

「べからず」その1
相談相手がプロの場合、アドバイスを鵜呑みにしてはならない

特定の保険会社に所属する保険外交員は、当然のことながら自社の保険しか勧めてきません。仮に自社の保険ラインナップの中に、相談者にぴったりくる商品がなかったとしても、自社の保険しか売ることはできません。

では、来店型の保険ショップの場合はどうでしょう。複数の生保の商品を扱うことから、中立的で顧客本位のアドバイスをもらえそうなものですが、実は商品ごとに手数料が違ったり、キャンペーンによって特定の保険の販売手数料がアップしていたりするのです。
となれば、自分が儲かるものを勧めたくなるのが人情というもの。ですから、保険の相談員=保険の販売員と考え、甘い言葉に踊らされないように!

ファイナンシャルプランナー(FP)も同様。とくに、相談無料を謳っているFPは保険販売の手数料で生計を立てていますから、100%顧客本位のアドバイスがもらえるとは考えないほうがいいでしょう。

 

「べからず」その2
その保険、本当に必要?

保険は万一に備えるもの。しかし、すべてのリスクに保険で備えるのは現実的ではありません。
たとえば医療保険の場合、ほとんどの治療は健康保険の枠内で3割負担で受けられますし、仮に医療費が高額になっても、高額療養費制度というセーフティネットがあります。それなりの蓄えがあれば、無理に医療保険に入る必要はないのです。

しかし、保険のプロに相談すると、「その保険は必要ありません」というアドバイスをもらえることはまれ。彼らは保険を売ってなんぼですから、必要のない保険であっても、「万一のために」の決めゼリフで加入を勧めてくるのです。

保険に入るかどうか迷っている状態で保険のプロに相談したとしても、「必要ありません」というアドバイスはまずもらえないと認識する必要があるでしょう。

 

「べからず」その3
保険で資産運用、は大間違い 

2017年4月、標準利率というものが4年ぶりに引き下げられました。これは、保険会社が給付金や保険金を支払うための「責任準備金」を積み立てる利率のことです。
これにより、保険会社が加入者に約束する「予定利率」も大幅に引き下げられました。バブル時代は予定利率5.5%だったものが、今は0.5%前後。貯蓄性の高い終身保険や学資保険に入るくらいなら、保険料に充てる予定の金額を積立NISAなどに回して、自力で資産運用するほうがよっぽどマシなのです。

 

「べからず」その4
大手生保ほど保険料が高い?

保険料は、保険金の支払いに備える「純保険料」と、さまざまな経費に充てられる「付加保険料」の合計です。保険料は、「生命表」という統計結果などに基づいて設計されているので、「純保険料」の部分はおおよそ各社共通です。
しかし、同じような保障内容なのに、保険料が各社で異なるのは、この「付加保険料」の違いなのです。テレビCMをばんばん打って、プロスポーツを後援し、全国津々浦々に外交員を配している保険会社は、高い付加保険料でそうした費用を賄っているわけです。
それでも大手生保に入るか、自力でネット系生保を選ぶか、よくよく考える必要がありそうです。

 

さて明日、12月9日(土)に発売される別冊宝島『よい保険・悪い保険 賢い加入者になる!』では、保険会社の甘い言葉に踊らされず、本当に必要な保険に賢く加入するためのヒントが満載! 
とくに、独立系FPによる投票で選ばれた、ジャンル別よい保険・悪い保険ランキングは必見です。商品の実名を出して、今入るべき優良保険と、絶対に避けたいワースト保険をランキングしているので、保険選び、保険見直しのお役に立つこと間違いなし!です。ぜひ読んでみてください。

イラスト:こまつめ組

別冊宝島『よい保険・悪い保険 賢い加入者になる!』
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宝島オンライン

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