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狭くても快適テレワーク! 暮らし系YouTuberに学ぶ「集中できる部屋」のつくり方

当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

奥平さんのリビングの写真

望むと望まざるとに関わらず、突然始まったテレワーク。正直、自分の部屋ではなかなか集中できない。でも、部屋が狭いので工夫のしようがない……。そんな方のために今回お話を聞いたのは、チャンネル登録者数16万人超の人気YouTubeチャンネル『OKUDAIRA BASE』で、「暮らしの楽しさ」をテーマに発信している奥平眞司さん、26歳。1DKの部屋で暮らす奥平さんは、オン・オフを切り替えるためにどのような工夫をしているのでしょうか? 狭くても仕事に集中できる、自室にいるのが楽しくなる部屋づくりの考え方を伺いました。

「10分家事」で1日9時間の集中力をキープ

YouTuberの奥平さんは、毎朝5時に起き、1時間かけてつくった朝食を食べたあと、7時から動画の撮影・編集作業などの仕事を始めます。お昼休憩を挟んで17時に仕事を終えるため、1日9時間、この部屋でYouTube動画の撮影・編集業務を行っていることになります。動画の編集やデザイン画の作成などで、一日中デスク作業という日もあるそうです。

「自室では仕事に集中できない」という人も多いなか、奥平さんは生活のメリハリをつけるためにどんなことを心がけているのでしょうか?

「何時に何をするかはざっくりと決めています。朝は5時に起きて、朝食をつくり、お昼をちゃんと食べて、ランニングに行く、というようにある程度決めておくと、1日の中でオン・オフがはっきりします」

奥平さんの朝食の写真

毎朝の朝食づくりは欠かさない(写真提供/奥平眞司さん)

忙しいとつい食事をおろそかにしてしまったり、夜更かしをしてしまいがちなもの。仕事が長引いてオン・オフが曖昧になってしまう……奥平さんはそんなことはないのでしょうか?

「今ノってるから、このまま最後までやっちゃいたい!みたいなときはありますよ(笑)。でも、仕事は細切れにした方が全体の集中力は高まると思うんです。僕は休むときはパッと切り替えますね。長時間座ると体にもあまり良くないですし。30分に1回は立ち上がって、10分以内でできる家事をするようにしています」

10分以内でできる家事とは?

「棚の上のホコリを拭いたり、植物に水をやったり、フローリング用ワイパーで床掃除をしたり。コーヒーを一杯入れたりもしますね」

植物の手入れをする奥平さんの写真

仕事は細切れにして合間に10分でできる家事をすることで、こまめにオン・オフを切り替えて仕事への集中力を維持している(写真提供/奥平眞司さん)

確かに、一気に掃除をしようと思うとなかなか腰が上がりませんが、細切れの家事なら、それほど負担は大きくなさそうです。そもそも、奥平さんはなぜ家事に積極的なのですか?

「今は家事が好きですけど、もともとは嫌いでした。特に実家で暮らしていたときは、4人兄弟なので量が多いのもあって、洗濯もお皿洗いも大嫌いで。でも一人暮らしを始めてからは、どうしたら家事を好きになるかなって考えたんですよね。家事は絶対にやらないといけないことなので、それを少しでも楽しくできたらいいんじゃないかって。それで道具にこだわり始めたら、家事を好きになり始めました」

例えばどんな道具にこだわると良いでしょうか?

「お皿洗いが嫌いなら、スポンジにこだわってみるとか。『こんな風に落ちるんだ!』という発見があります。掃除も、掃除機をフローリング用ワイパーに変えたら、綺麗になるのが楽しくて床掃除が好きになりましたね。道具によって、僕は変わってきたと思います」

こだわりの掃除道具の写真

奥平さん愛用の掃除道具(写真提供/奥平眞司さん)

家事はできるだけやりたくないけど、絶対にやらないといけないこと。まずはそれを受け入れて、どうやったら楽しくなるかを考える。その過程で得られる発見や気づきが、テレワークの休憩でできる「10分家事」を楽しくするポイントのようです。

「モノがモノを呼ぶ」一人暮らしでもデスクはすぐ片付ける

テレワークに集中するために、部屋づくりではどんな工夫をしたら良いのでしょうか? 奥平さんの工夫について聞いてみました。

「僕は陽が当たった方が集中できるので、ワークスペースは窓側に設置しています。デスクの位置はいろいろ試したのですが、壁に机をつけた方がいいかなと。デスクの向こう側が見えるといろんな情報が入ってきて、気になっちゃうんですよね。それから、ディスプレイ以外にデスクに置くものはキーボードとトラックパッドだけ。終わったらちゃんと片付けてゼロの状態に戻すようにしています」

奥平さんのデスクの写真

試行錯誤した結果たどりついたベストポジション。仕事に集中できるように、デスクの上には必要なもの以外は置かない(写真提供/奥平眞司さん)

自宅で仕事をしていると「どうせ明日も使うし」と思ってデスクの上にはつい色々と出しっぱなしにしてしまいそうなものですが、なぜ毎回片付けるのですか?

「うーん……これは僕の考えなんですけど、モノがあると、そこにモノが溜まっていく傾向ってあると思うんですよ。『モノがモノを呼ぶ』じゃないですけど。例えば、テーブルの上にコップやリモコンを出しっ放しにしていると、その周りにチラシや新聞がどんどん溜まっていきませんか? 実家暮らしのときはそれが頻繁に起こっていて(笑)」

モノがモノを呼ばないように、デスクだけでなく、台所も含めて全ての場所で出したものは都度片付けるようにしている奥平さん。だからこんなに整理整頓がされているんだ……。

そういえば奥平さんの部屋には、「モノ自体」が少ないように思います。

「モノが多いと、考えることが増える気がするんです。何か目に入るだけでも、色々と気になってしまって。4年前にこの部屋に来たときはモノがたくさんあったんですけど、当時と比べると集中力が全く違います。環境は大事ですね」

部屋の動線が見える写真

(写真提供/奥平眞司さん)

奥平さんの部屋は動線もスッキリとしていて、移動にストレスがありません。

ところが気になったのは、ソファやハンガーラックなど、一部の家具を斜めに配置していること。本来、狭い部屋でできるだけ広々と過ごしたいと思ったら、家具は壁にぴったりとつけるものでは?

理由を聞くと、「背中が若干曲線になっているソファだったので、形に合わせて配置してみました」とのこと。部屋に合わせて家具を選ぶのではなく、気に入った家具を限られたスペースの中でどう活かすかを考えているようです。

「気に入ったものがある空間ってくつろげますよね」

そうほほ笑む奥平さん。気に入ったものを選び、自分の部屋に置く。当たり前のようですが、一番身近な家具でさえ、私たちは大量生産品の中から妥協して選んでしまいがちです。

「妥協した買い物って、良くないと思うんです。『100%気に入ってるわけじゃないけど、まぁいいか』と思って買うとか。昔は妥協して百円ショップでコップをたくさん買っていたりしたんですけど、結局使わなくなってしまって。ちゃんと使い続けるためにも、愛着があるものを選ぶのは大切だと思います。少し高くても、本当にほしいと思ったら少しずつお金を貯めて買います」

奥平さんが購入したものの写真

物を選ぶ過程も好きだと語る奥平さん。欲しいものがあったら、ネットやお店で徹底的にリサーチするという(写真提供/奥平眞司さん)

自分の部屋に「お気に入りモノ」はある?

奥平さんは、子どものころから居心地の良い空間を求め、試行錯誤を重ねてきたそう。

「弟と2人で一部屋だったので、狭い空間でどうしたら2人が心地よく暮らせるか、ずっと考えていました。2段ベッドの位置を変えたり、弟と自分の空間の間に布で仕切りをつけたりして、しょっちゅう模様替えしていましたね」

一人暮らしを始めたてのころは、勉強スペースをつくるためにDIYでカウンターテーブルを自作したこともあります。

「でも高さが合っていなくて、全然集中できませんでした(笑)。いろいろと試行錯誤してみないと、最適なレイアウトは見つからないと思います」

すでに部屋を「休むための空間」「寝るための空間」としてつくってしまった人は、どうすれば奥平さんのように集中できる部屋をつくれるのでしょうか?

「う~ん、もしかしたら、レイアウトどうこうと言うよりも、お部屋に対する愛着がないのかもしれないですね。部屋をちょっとでも好きになれたら、その場所にいたいじゃないですか。好きな空間で仕事をしたいと思うから、カフェに行く人もいますよね。それと同じで、自分の部屋を好きになれるように環境をつくってみたらいいんじゃないでしょうか。例えば、『ダイニングテーブルで仕事をしてるから集中できない』と思ってるかもしれないけど、集中できない原因はそのテーブル自体を気に入っていないことにあるのかも。僕は作業をするときに使っているこのデスクも、今座っているロッキングチェアも、心の底から気に入っています」
お気に入りのモノが、居心地の良い部屋をつくる。

自分の部屋に、果たしてお気に入りのモノはいくつあるでしょうか? もしかして、妥協して買ったものだらけ?「愛着の持てる部屋かどうか」という観点で部屋を眺めてみると、集中できない原因が見つかるかもしれません。

奥平さんお気に入りの道具の写真

お気に入りのモノをそろえることで自分の部屋が好きになり、居心地のいい空間になっていく(写真提供/奥平眞司さん)

でも、もっと広い部屋だったら、お気に入りのモノをいろいろ置ける気がするんです……。そんな本音を伝えると、奥平さんはこう答えてくれました。

「僕は今も広いとは言えない部屋なんですけど、狭い部屋って面白いなと思っていて。広かったら全てが解決するじゃないですか。家具だって置けちゃうし、スペースも自由に取れる。でも狭いということは、家具の配置を真剣に考えるので、その分、自分と向き合わないといけないですよね。狭いから楽しめないのではなく、狭いからこそ、いろんな楽しみ方ができるんじゃないかなと思います」

狭い部屋だからからこそ、自分と向き合える。
そしてお気に入りのモノを集めた愛着の持てる部屋ならば、そこでの仕事に集中できる。

自室で過ごす時間が多い昨今、逆転の発想ともいえる奥平さんのこの考え方を、実感を伴って理解できる人も多いのではないでしょうか。
集中するためのグッズやレイアウトをあれこれ試してみるよりも、まずは「愛着を持てる部屋づくり」から始めてみるのもいいかもしれません。

奥平 眞司
YouTubeチャンネル「OKUDAIRA BASE」主宰。愛知県出身。福祉系大学卒業後、桑沢デザイン研究所夜間部にて空間デザインを学ぶ。料理やDIY、物選び、整理整頓、家族や友人を招いてのもてなし、一人キャンプや旅行など、自分の時間をとことん楽しむ方法をYouTubeにて配信。動画制作、キッチンツールのデザインなども行っている。次世代YouTuberの育成プログラム「YouTube NextUp2019」に選出。チャンネル登録者数約12万人、総視聴回数約1,200万回。
OKUDAIRA BASE

奥平さんの著書の表紙の画像『OKUDAIRA BASE 自分を楽しむ衣食住 25歳、東京、一人暮らし。月15万円で快適に暮らすアイデアとコツ』(誠文堂新光社)
奥平さんが運営する、YouTubeチャンネル「OKUDAIRA BASE」による初の著作。奥平さんの暮らし方や時間の使い方、それらの背後にある考え方を中心に、これまで動画では紹介してこなかった、YouTuberとしての仕事、家族のこと、お金のこと、将来のことも紹介。お金をかけず、自分らしく暮らすためのヒントがつまった一冊。 住まいに関するコラムをもっと読む SUUMOジャーナル

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この記事の著者

SUUMO

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