食パンを使った離乳食レシピ!いつからOK?耳の食べ方は?【管理栄養士監修】

更新日:2020年7月11日 / 公開日:2020年7月11日

食材ごとの離乳食レシピと調理のコツを、離乳食に詳しい管理栄養士の川口先生にお聞きするこのコーナー。今回のテーマは「食パン」です。食パンはいつからOK?パンの耳はどうする?など、離乳食に食パンを使う際の疑問にお答えいただきます。レシピは「ミルクパンがゆ」です!

食パンを使った離乳食はいつからOK?

パンは塩分や脂分だけでなく、乳製品や添加物なども含むため、初めての離乳食には使いにくい食品のひとつです。なるべく添加物の少ないものを選んで試してみましょう。 また、小麦粉や乳製品(ものによっては卵)を使っているので、アレルギーを考慮し、初めて食べさせるときは少量で様子を見ながら進めてください。

食パン、離乳食期ごとの目安(初期・中期・後期・完了期)

離乳初期(5~6ヶ月)

ごはんや野菜、豆腐、お魚などを試してみる時期。あまり急がなくてもいいかもしれません。

■ワンポイントアドバイス■

自家製パンなどで原材料がわかっているものであれば、少量をパンがゆにしてもいいかもしれません。

離乳中期(7~8ヶ月)

やわらかくなるまで煮てからあげましょう。

■ワンポイントアドバイス■

食パンを手でちぎると、つぶれたりかたまったりしやすいもの。小さくするときは包丁できざむとスムーズです。なお、最初にトーストしておくと、水分を加えたときに早くふやけるのでおすすめ!

離乳後期(9~11ヶ月)

ミルクやお湯でさっと煮ます。

■ワンポイントアドバイス■

煮るときはパンだけではなく、なるべく野菜や魚などの具を入れるといいでしょう。

離乳完了期(12~18ヶ月)

スティック状に切り、軽くトーストすると手づかみ食べしやすいですよ。

離乳食の食パン、よくある疑問・質問

離乳食に向いているパンの選び方はある?

甘く味付けをしているもの以外であればOK

離乳食に使うパンの選び方について、「こうでなくてはいけない!」というものはありません。ただ、甘く味付けをしているものなどはNG。食パンのほかにも、フランスパンやロールパンなどがおすすめです。

■ワンポイントアドバイス■

添加物など気になることはありますが、そこまで問題のあるものは販売されていないという考え方も大切です。食べ物を選ぶ目線はひとそれぞれ。あまり神経質になりすぎず、パパ・ママが「これならOK」と思えるパンを選びましょう。

食パンはそのままでも赤ちゃんは食べやすい?耳は?

完了期になるまでは難しい

パンの耳は、赤ちゃんにはまだ硬いでしょう。また、実は耳だけではなく中側も思ったより弾力があります。ぎゅっと押してみるとわかりますが、圧縮されるだけで、つぶれたり細かくなったりすることがありません。つまり歯茎でつぶして食べる離乳後期でもなかなか難しい硬さといえます。

離乳完了期くらいだと、パンの耳と中側を分けてあげるとよく食べてくれることがあります。パンの耳を切って細くし、焼いてみるのもいいですね。

おすすめレシピ!ミルクパンがゆ(8~12ヶ月ごろ)

材料

(作りやすい量) ・食パン8枚切り1/2枚 ・にんじん薄切り3枚程度 ・育児用ミルク(調乳済み)200ml

作り方

① 食パンの耳を取り除き、包丁で1cm四方くらいに切り分ける ② 小鍋に水(分量外)を入れ、輪切りのにんじんを入れてやわらかくなるまで茹でる ③ ②のにんじんがやわらかくなったら、鍋から出して粗みじん程度に切る ④ 別鍋に、にんじん、パン、ミルクを加えて火にかけ、パンがやわらかくなったらできあがり

■ワンポイントアドバイス■

パンは噛んだり飲み込むのがなかなか難しいですが、パンがゆばかりだと、どろっとしていてちょっと物足りないこともあるかも。具材を足したりしてアクセントをつけるといいですね。もっと硬くても食べられそうだなと思ったら、ミルクの量や煮る時間を少なくするなどの加減もしてみてくださいね。

まとめ

食パンは、育児用ミルク、フルーツ、きな粉などとも相性がいいので、食事はもちろん完了期の補食としても使いやすいですね。 ただ、食パンによっては油脂や添加物が多く含まれるものもあるので、原材料を確かめてから選びましょう。また、小麦粉を使っているので。まずは少量から様子を見て始めることも忘れずに。

この記事の執筆・監修管理栄養士 川口由美子(管理栄養士/母子栄養指導士) 一般社団法人母子栄養協会 代表理事 女子栄養大学 生涯学習講師。大学時に小児栄養学を学んだのち、育児用品メーカーでベビーフード開発を経て栄養相談、離乳食レシピ執筆、講演会に携わる。2児の母。現在は、母子栄養協会にて離乳食アドバイザー®他、専門家を養成している。 ◆一般社団法人母子栄養協会HP:https://boshieiyou.org/

(文・写真:川口由美子先生)

※クレジットありイメージ写真:getty


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