/
「実はサロンのメニューの見方が分からない…‥。」「ネイリストさんに聞きたいけど遠慮してしまう。」などのもやもやした悩みを抱えていませんか?分からないまま何となくお任せにしてしまって出来上がったらイメージと違った!!なんて悲しい経験はありませんか?デザインの名称さえきちんと把握していたら、もっと正しい知識があれば、防げたトラブルかも知れません。そもそも、ネイルについてきちんと教えてもらえる機会がないのだから知らなくて当然なのです。でも今日からこれを読めばもう大丈夫。デザインオーダーのモヤモヤを解決しちゃいましょう!
誰もが名前くらいは聞いた事がある有名な「フレンチネイル」と「グラデーションネイル」。知っているつもりだったけど、その知識は本当に正しい?もしかたら間違えた認識でオーダーしているかも知れません。もう一度基本をおさらいしてみましょう。
ではまずこちらの2つの画像を見比べてみて下さい。どちらも同じ「フレンチネイル」というデザイン。しかし、オーダー方法が少し異なります。どこか違うか分かりますか?
オーダーの一番多い定番フレンチ
オフィスでもブライダルでも。万能フレンチネイル。
違いは2つあります。正解は、爪の形とベースの色。①番のネイルをオーダーする場合は、「爪の形はスクエアオフで、ベースはクリアで」と伝えましょう。②番の場合は、「爪の形はオーバルで、ベースはピンクのグラデーションで」というオーダーになります。実は②番はさりげなく血色をアップさせ健康的に見える技を入れているのです。その小さな認識の違いが、画像を用意したのにやっぱりイメージと違う…‥。という違和感が生じてしまう原因かもしれません。ネット上の画像はエフェクトのかかったものが多く、素人で読み取るのが難しくなっていますので、ぜひ「フレンチネイル」にするときは、この2点に注意してネイリストさんに伝えてみましょう!
「フレンチネイル」はバリエーションが豊富で、サロンによっても呼び方が違ったりして紛らわしいですが、よく見かける定番の名前は覚えておくと便利ですよ。
5本が逆フレンチです。根元をクリアに残してカーブを描く、フレンチを深くしたようなデザインのこと。
フレンチを丸く作ったデザイン。
フレンチを2重にしたデザイン。フレンチの際ににラメラインを入れています。
斜めに描いたフレンチデザインのこと。ところどころ2重になっています。こちらもラメラインを入れています。
フレンチラインを極く細くしたデザイン。最近人気です!
こちは、丸フレンチの変形スタイルです。
こちらも定番の基本的なデザインですが、「ホワイトグラデーション」の場合、誤解が生じやすいのできちんとおさらいしておきましょう!
下の2枚の写真は、どちらも「ホワイトグラデーション」というデザインです。「フレンチネイル」同様大人気です。この2枚の写真もオーダー方法が異なります。違いがわかりますか?
王道デザイン
シンプルイズベスト
実は素材が全く異なります。ツヤ、持ち、固さ、仕上がりの雰囲気なども全然違うのです。①のジェルネイルは色を塗ってグラデーションを作りますが、②はクリアとホワイトのパウダーを使って作ります。②の写真の雰囲気をジェルで再現するのには無理があるのです。オーダーの際は、自分のイメージが①なのか②なのかしっかり伝える事が重要です。また、エアブラシを使って白のカラーを吹き付けて作るグラデーションもあります。
下の画像はエアブラシを使った「ホワイトグラデーション」。見比べていると①の雰囲気と少し違いに気づきますね。
このように、エアブラシのような細かい粒子のホワイトを筆で再現するのは少々難しいので、写真とはクオリティーが変わってしまうのです。初めにその知識があれば誤解が生じることはなくなりますね!
そして一概に「グラデーションネイル」と言っても「フレンチネイル」同様、たくさんの種類があります。代表的なグラデーションを紹介します。
ラメで作るグラデーションのこと。写真はクリアベースです。
カラーで単色塗りをした後、パープルでグラデーションを作っています。
更に、ラメフレンチも加えています。
2色のカラーをグラデーションにしたデザインの事。カラーベースのグラデーションと少し似ています。
今回は基本的な2つのデザインに絞ってご紹介しました。あなたの問題は解決出来ましたか?
ネイル画像を検索した時に、改めて注意して見てみると色々な発見があると思います。ぜひ、デザインの見方を参考にしてみて下さい。
Itnail編集部
この記事のライター
ビューティの人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント