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学資保険の選び方のポイントは?終身保険との比較やおすすめを紹介

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目次

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子どもの将来を考えて始める学資保険ですが、10年以上先のこととなると想像がつきにくいものです。「もし、自分たち親に万が一のことがあったら」「保険料を払えなくなってしまったら」「子どもが大学へ進学しなかったら」……など、起こりえる様々なシチュエーションごとに学資保険を考えてみましょう。

記事の著者

ファイナンシャルプランナー 伊達 有希子 1級ファイナンシャルプランニング技能士・CFP®︎ 世田谷区在住、0歳・3歳の女児を育てる母。お客様の目線に立ったアドバイスと長期的なサポートを提供したいという思いから独立。2013年にyou&me partners/ユメパートナーズを設立。専門家へ気軽に相談できるFP顧問サービス(FPコモンズ)を立ち上げサポート中。 http://www.youandme-partners.com/ https://fp-commons.jp/

学資保険の選び方のポイント

みなさんが学資保険を選ぶ際に重視していることは何でしょうか? 支払った保険料に対して満期保険金がどのくらい戻るのかという返戻率、貯蓄を重視するのか保障を重視するのかといった保険の内容、そして保険会社の安全性など、真剣に考えれば考えるほど、どれも気になりますね。

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●返戻率

学資保険を選ぶ際に、払戻率はかなり重要なポイントとなります。返戻率とは、払い込んだ保険料総額に対し、受け取る保険金総額(満期保険金やお祝い金)の割合がどの程度であるかを数値化したものです。計算式は次のとおりです。

返戻率=(満期保険金+お祝い金)÷払込保険料総額×100%

学資保険は「将来かかる教育費の積み立て」という意味合いが大きいですから、満期金が積み立てた保険料より少しでも多いと嬉しいですね。返戻率は払込期間の長さや、満期の時期、必要とされる満期保険金額などにより変わってきます。条件を変えていくつか試算した上で、返戻率の違いをみてから加入を検討しましょう。

●保険の内容

【貯蓄型】

貯蓄型の学資保険は、名前の通り子どもの教育資金を貯める保険です。病気や万が一の怪我に対する医療や死亡保障が付いていないため、解約した場合の返戻率が100%を超える場合が多く、貯蓄を重視している方におすすめです。昨今の低金利の中、支払う保険料の総額よりも受け取れる保険金のほうが多いというのは嬉しいですよね。

【死亡・医療保障型】

次に死亡・医療保障型をみていきましょう。学資保険の中でも、教育資金を貯めるだけではなく契約期間中の事故によるケガや病気、万が一子どもが死亡した場合などの保障もカバーするタイプが死亡・医療保障型です。さらに契約者(親)の死亡保障(育英年金)が付いている商品もあります。保障が付いている分、返戻率は100%を下回る場合がほとんどです。

【貯蓄・医療保障型】

上記の死亡・医療保障型で子どもの死亡保障がなく、子どもの医療保障のみがついた学資保険が、貯蓄・医療保障型です。返戻率は100%前後で、しっかりと教育資金を貯めながら子どもの医療保障を備えることのできえるバランスの取れた型です。

ここで触れておきたいのが、子どもの医療保障の必要性についてです。というのも各自治体では乳幼児医療証を配布するなど、子どもの治療費に関しては基本的に無料もしくは安くなる制度が整っています。自治体により適応される年齢は異なりますが、基本的に東京都23区では15歳までは医療費は実質かかりません。そのため、子どもにかける医療保険は少なめ、もしくは無くてもOKと考える方が多いようです。このような公的な制度があることも頭の片隅に入れた上で、どのような型が最適か考えていきましょう。

●保険会社の安全性

保険に入る際には、やはり心のどこかに「保険会社そのものが破綻してしまうこともあるのでは?」という不安が頭をよぎるものです。国内で事業を行っている保険会社は全て『生命保険契約者保護機構』に加入していますので、保険会社が破綻したからといって積立金が全て消えてしまうわけではありません。それでも、契約者に不利な形で契約条件が変更される可能性はあります。やはり保険会社そのものを選ぶことも大切なポイントのひとつです。 保険会社を選ぶ時の目安に、ソルベンシー・マージン比率というものがあります。これは、想定外のリスクに対する保険会社の支払い余力を表す指数です。この数値が200%以上だと安心とされています。新しい保険会社の場合、この数値が高くなる傾向にあることも覚えておきましょう。 学資保険で人気のある保険会社をいくつかピックアップしてみました。

<2018年3月期決算におけるソルベンシー・マージン比率>

ソニー生命2624.3%

かんぽ生命1130.5%

アフラック1030%

明治安田生命937.9%

富国生命1081.2%

三井住友海上あいおい1726.7%

その他、各生命保険会社では、毎年決算後7月末までにディスクロージャー誌を作成して、業務の内容や財務状況の情報を開示しています。誰でも見られる資料なので、こちらも合わせて参考にしてみましょう。

一般社団法人生命保険協会 http://www.seiho.or.jp/member/disclosure/

学資保険を販売しているのはどこ!?

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現在、学資保険を取り扱っている保険会社は約14社です。主な保険会社とその商品についてご紹介します。

明治安田生命保険相互会社 『明治安田生命つみたて学資』

子どもの年齢が0歳〜2歳までの場合、保険料の払込期間を10歳とすることが出来ます。そのほか、15歳まで支払うプランや、全期前納といって保険料を一括で支払うプランもあります。契約者である親に万が一のことがあった場合、保険料の払込が免除される保険料免除特約が付加できます。 大学にかかる教育費に備えて教育資金・満期保険金を合計4回受け取ることができるのが最大の特徴です。具体的には満18歳、満19歳、満20歳、満21歳の10月1日に教育資金・満期保険金が支払われます。また、お誕生日が10月2日から4月1日の場合、満17歳、満18歳、満19歳、満20歳の年齢でもらえるため、教育資金・満期金が学費の支払いに間に合わないということもなく安心です。

https://www.meijiyasuda.co.jp/find2/light/list/tumitategakushi/index.html

富国生命保険相互会社 『フコク生命の「みらいのつばさ」』

「富国生命保険」が正式な社名ですが、略称でフコク生命と記載されていることが多いです。大正12年創業の歴史ある保険会社です。 学資保険の特長としては、子どもの成長に合わせて資金を受け取ることができるステップ型と、大学入学資金に重点を置いたジャンプ型の2つがあります。 ステップ型では幼稚園入学時、小学校入学時、中学校入学時、高校入学時、大学入学時、成人した時にお祝い金と、22歳時点で満期保険金がもらえます。

ジャンプ型は、祝金を大学入学時にまとめて受け取ることで貯蓄性を高めたコースです。より効率的に大学の教育資金を貯めたい方におすすめです。 ステップ型の場合、使わなかった祝い金はそのまま据え置くことも可能で、据え置いた資金はいつでも引き出しできるのが特徴です。また、2人目からの「兄弟割引」もあります。出生前から加入できる制度や、保険料免除特約が付加できるため、幅広いニーズに応えられる学資保険でしょう。

http://www.fukoku-life.co.jp/plan/lineup/insurance/child/tsubasa/index.html

三井住友海上あいおい生命保険株式会社 『こども保険』

子どもが、小学校入学時、中学校入学時、高校入学時、大学入学時にお祝い金を受け取ることが出来ます。また、「こども医療特約」を付加すれば、子どもの病気やケガによる通院・入院の際に、給付金を受けることができます。 さらに、契約者に万が一のことがあった場合、養育年金を受け取ることもできます。 教育資金から医療保険、万が一の場合までしっかり備えた内容になっていますので、気になる方は一度チェックしてみましょう。

http://www.msa-life.co.jp/lineup/kodomo/

アフラック『夢みるこどもの学資保険』

アフラックの学資保険は、高校入学時に学資一時金を、大学入学時から4年間「学資年金」を受け取れるのが特徴です。一番お金がかかる時期に集中しているので、安心できる方も多いのでは。出産予定日の140日前から契約することができて、払い込み期間も10歳、17歳、18歳の3パターンから選べます。契約者である親に万が一のことがあった場合、保険料の払込が免除される保険料免除特約も付加できます。

http://www.aflac.co.jp/education/gakushi/

ソニ-生命保険株式会社『学資保険(無配当)』

通称は「ソニー生命」と言われているソニー系列の生命保険会社です。学資保険の特長としては、教育資金を「円」と「米ドル」で準備できる点にあります。教育資金の用途に合わせて学資金を受け取るタイミングを選ぶことができます。Ⅰ型:中学~高校~大学など進学時の教育資金を総合的に準備 Ⅱ型:大学など進学時の教育資金に重点をおいて準備 Ⅲ型:大学など進学後の毎年の教育資金を準備 契約者である親に万が一のことがあった場合、保険料の払込が免除される保険料免除特約も付加できます。

http://www.sonylife.co.jp/gakushi/

終身保険を学資保険代わりに使っても問題ない?

学資保険の代わりに終身保険を契約したという話も聞きます。筆者である私も、子供を産む前にすでに加入していた終身保険を学資保険代わりとして、新たに学資保険には入りませんでした。

終身保険の仕組み

まずは気になる終身保険の仕組みからみていきましょう。その名の通り、一生涯に保障が続くのが終身保険です。終身保険は学資保険と同様、貯蓄性のある保険です。終身保険の場合は満期が決まっていないため、途中で解約することでそれまで保険に貯めていたお金を解約返戻金として払い出すことができます。保険料の支払いは終身と有期の2タイプがあり、有期で支払った方が支払い総額は少なくなり、解約返戻率も終身払いに比べて高くなります。 また保険全般にいえることですが、加入時点で保険にはそれぞれ予定利率というものが決まっており、終身保険に貯められているお金はこの予定利率で少しずつ増えていきます。残念ながら昨今の低金利で以前よりも増える額がかなり減ってしまったことはいうまでもありません。

学資保険としても使えるって本当?

終身保険の仕組みでお伝えしたように、貯蓄性がある点では学資保険同様お金を貯める目的で使うことができます。契約者である親に十分な保障が無い場合や、加入や解約時期を自由に選びたい場合は学資保険の代わりに終身保険を選ぶという手もあるでしょう。次に終身保険と学資保険を比べた場合のメリット、デメリットをみていきましょう。

終身保険のメリット

・契約者(親)が死亡した場合、満期を待たずとも保険金を即時に受け取ることができる。 ・契約者が子どもではなく親なので、妊娠前から契約する事ができる。当然ながら学資保険のような子どもの年齢制限もない。 ・子どもが大学入学時などの時点で十分な貯金が用意できていたり、進路が変わっていたりして、積み立てたお金が必要なくなった場合、契約を続行できる。その後、子どもの結婚資金にする、自身の老後資金にするなど融通が利く。 もちろん解約せずに保障を一生涯持ち続けることも可能。

終身保険のデメリット

解約時期によっては学資保険の方が解約返戻率は高くなるケースがある。

これまでご紹介した終身保険を学資保険の代わりに使うという方法は、いかがでしたでしょうか。教育費を貯める目的だからといって必ずしも学資保険を使わなければいけないという訳ではありません。メリットとデメリット、それぞれの保険の特徴をよく理解した上で、ご家庭のケースにあった保険を選びましょう。 今回、学資保険以外の選択肢として終身保険をご紹介したので、終身保険のバリエーションについても最後にいくつか触れておきたいと思います。

終身保険のバリエーションを2つご紹介

低解約返戻金型終身保険

保険料の払い込みを有期とし、その期間中に解約した場合は70%の解約返戻金とする保険を低解約返戻金型終身保険といいます。保険料払込中の解約返戻金が少ない分、保険料も一般的な終身保険より少なく抑えられています。保険料を長期に渡って支払い続けられる見通しがある方は、一般的な終身保険よりも低解約返戻金型終身保険を活用されてみてはいかがでしょうか。

外貨建て終身保険

一般の終身保険が円建てなのに対し、外貨(主に米国ドル)建の終身保険というのもあります。その特徴は何と言っても予定利率が高いことが挙げられます。円建てであれば学資保険も、終身保険も予定利率はあまり高くないのが現状です。少しでも増える可能性をと考える方は、外貨建ての終身保険を選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。ただし、外貨だけに為替が動くリスクというのは必ずありますので、加入前にリスクをきちんと理解し、どのように回避するかある程度対策も考えておきたいところです。

まとめ

今回のコラムでは、学資保険と終身保険についてご紹介しました。「生活にあった保険を選ぶ」という目線を持てば、学資保険でも終身保険でもどちらでも活用可能ということがご理解いただけたのではないでしょうか。 貯蓄性のある保険のため、保険料は掛け捨てのものに比べると高めになります。先に述べた返戻率や保険の内容、保険会社の信用に加えて、どのくらいの保険料であれば無理なく払い続けることができるかを見極めることも重要といえるでしょう。 必要な保障額を考える、適切な保険料を知るには、まずライフプランを作ってみましょう。そうすることで、漠然としていた将来がある程度可視化できるので、保険選びもグッと楽になるはずです。ライフプランに関しては、他の記事で詳しくご紹介していますので、是非そちらも参考になさってください。


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情報提供元:マイナビウーマン子育て



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