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ママ友地獄……みんなの体験談とトラブルを予防する7つの方法

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目次

数年前からママ同士の人間関係を取り上げたドラマが話題になっています。そこで描かれる「ママ友いじめ」や「ママカースト」は、もしも自分ならば心が折れそうなことばかりです。ドラマの中だけと思われがちなママ友地獄は、実際に経験されている方もたくさんいらっしゃいます。実際の体験談とトラブル回避の方法について考えていきましょう。

この記事の監修ドクター

ベスリクリニック院長田中伸明先生 日本神経学会認定医師、日本東洋医学学会専門医師、医師会産業医師。諏訪中央病院(鎌田実院長)で地域医療に従事。子どもの心と体のケアのほか、ビジネスパーソンの診療にも取り組む。 http://besli.jp/

ママ友地獄なんてドラマの中だけ?

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2011年に放送されたフジテレビの『名前をなくした女神』では、お受験を巡ってママたちの嫉妬心や虚栄心むき出しの様子が描かれ、ママ友との人間関係がホラー映画並みに恐ろしい!との評判を呼びました。また、『マザー・ゲーム〜彼女たちの階級〜』ではセレブが集まる超有名幼稚園にひょんなことから子供を通わせることになったシングルマザーの奮闘が描かれていました。そして、『美しい隣人』はサスペンスドラマですが、ママ友同士の微妙な関係や、自分では自覚なく人を傷つけ、結果として恨まれる主人公の様子が描かれていました。

「ママ友いじめ」、「ママカースト」なんてドラマの中だけ、と思っているかもしれません。しかし、ひと昔前には「公園デビュー」という言葉ができるなど、社会から孤立しがちなママたちが自分の居場所を見つけるため、新たな人間関係の再構築に悩む現象はずっと存在していたと思われます。 今回は、ママ友トラブル、ママ友地獄の実例と、トラブル回避のために気を付けることを考えていきます。

ドラマにもあったママ友地獄の実例

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ママ友いじめの事例をドラマからいくつかご紹介していきます。ほんの小さなきっかけで、ママ友の反感を買ったり、嫉妬心から距離を置かれたり、仲間外れにされたりします。ドラマですので、いじめの様子ははっきりと描かれますが、そのきっかけは自体は自分でも気が付かないうちにやってしまいそうな事ばかりです。「それだけのことで?」と思われるかもしれませんが、ママ友の人間関係はそもそも自分の子供の友達関係から発生するので、非常に複雑なものになってきます。また、「わが子を守る!」という本能的な行動から相手のママを敵視してしまうこともあるのです。

ブログがきっかけでママ友から仲間外れに

『名前をなくした女神』では、わが子の元気な姿をおじいちゃんおばあちゃんに見せるため、ブログを開設していたママが他のママから仲間外れになり、自殺未遂を起こすまでに追い詰められます。きっかけはブログにアップしていた水泳教室の写真でした。わが子と一緒に写っていた女児の写真が違法サイトに転載されてしまい、その女の子の家族が引っ越しをします。その後、幼稚園のママたちから無視をされてしまいました。

バザーはブランド品とハンドメイド

幼稚園のバザーもママたちの虚栄心が働いてしまいます。余ったタオルをバザーに出そうとして、ママ友から「ブランド品ではないからやめたほうがいい。」と忠告をされたり、わざわざブランド品を購入して、値札を切ったものを幼稚園に出すママもいます。 また、手作り品も担当が決まっており、素材まで指定され自腹を切って材料を調達、必死に作る様子も描かれていました。

子供のお受験は嫉妬のるつぼに

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ママ友とはママ個人の人間関係ではなく、お互いに自分の子供がその関係性に影響を及ぼします。ドラマの中で、お受験はママ友関係が悪化する引き金になっています。 『名前をなくした女神』では、お受験がママ友関係を悪化させる引き金になっているシーンがあります。はじめは全く受験に興味がなかったママが、わが子にお受験させようと塾に通わせ、順調に成績を伸ばしていく子供の成長を天真爛漫に喜びます。 しかしそんな姿は、幼稚園のお受験に失敗してしまった子供のセレブママの反感を買ってしまうのです。

経済格差がママの心を蝕む

「ママカースト」という言葉がすでに浸透していますよね。ママ同士の格差は夫の職業や収入によって決まってくるのだそうです。セレブな生活にあこがれるのは女性には誰でもある感情ですが、無理にセレブの仲間入りをしようと、必死になってしまうママも中にはいます。 『名前をなくした女神』では、憧れのセレブママと同じマンションに住みママ友になろうとします。ローンの返済に行き詰まった彼女は、子供を一人留守番させてキャバクラで働きます。また、『マザーゲーム』では、一見セレブと思われたママでもより収入の高いママ友の誘いを断ることができず、消費者金融から借金をしてしまいます。

無自覚な言動がきっかけで恨まれるケースも

『名前をなくした女神』では塾で先生に褒められるわが子を見て喜ぶママの姿が、周りのママたちの反感を買うシーンがありました。また、『美しい隣人』では、迷子になったわが子を探す母親が池でおぼれて死んでしまった同年代の子供が自分の子供ではないと知り思わず「よかった」とつぶやくシーンがテレビで流れ、子供を亡くした母親から恨まれるきっかけになりました。 このように、自分でも全く悪気なく行った言動で、反感を買うケースがあることも忘れてはいけません。

ママ友は「たまたま同じ世代の子供を持った母親」という部分から派生していきます。それが、幼稚園というコミュニティーであったり、近所に住んでいたために子供同士の人間関係からその母親である女性とのお付き合いが始まります。 そのため、もし自分とは気が合わないママの場合でも、少しがまんをして付き合わなければ子供がかわいそう、と思う気持ちが出てきます。そして、少し気に入らないからこそ虚栄心が働き、無理をして自分をよく見せたいと思ってしまいます。ドラマの中の話だからと、笑い飛ばすことはできません。

ママ友地獄に陥った人の体験談

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ママ友トラブルのきっかけは、ほんの些細なものです。相手のお子さんと自分の子の関係を修復しようとして、ママに話したところそれが相手を怒らせる原因にもなります。また、中には全く覚えがないのに、何となく周りから距離を置かれてしまい悩んでいるママもいます。

ママ友トラブルの問題点は、早期の修復ができない場合、いずれ子供同士の友達関係にも影を落としてしまうことです。それが怖くて、言いたいことを我慢するママもいます。 また、良かれと思って提案したことが受け入れられないと、少し寂しいですよね。分かり合いたい気持ち、承認欲求はだれにもあることですがママ友は、相手のパーソナリティーを知る前に関係が始まるため、自分との価値観がどのくらい違うかもわからず距離感を詰めるタイミングが難しいものです。

一度こじれた人間関係を修復するのは非常に困難です。ママ友とのトラブルが起きないように予防する方法を考えていきましょう。

トラブルを予防する7つの方法

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1.子供同士のトラブル対処は慎重に

子供同士のけんか、ママとしては自分の子供がちゃんと対処できるかハラハラドキドキしてしまいます。気の弱いお子さん、優しいお子さんのママは余計に心配です。相手のお子さんにさりげなく注意しても聞いてもらえないと、本当に困ってしまいますよね。その時に、当事者のママや、第三者のママさんに相談したくなる気持ちもわります。しかし、これはトラブルのもとです。当事者のママはわかってくれる場合もありますが、やはり少し気持ちにわだかまりができるでしょう。第三者から、話だけが口づてに聞こえれば、本当のことが伝わらず、誤解が生じてますますこじれることもあります。 わが子が我慢しているように映ったとしても、自分の子が相手のお子さんとの関係に悩んでいない場合があるので、まずは様子を見ます。 しかし子供が悩んでいたり元気がないときは、きちんと親子で話すようにします。相手のお子さんとうまくいかないと言うようであれば、友達同士の距離の取り方を教え、ほかの友達と遊ぶように促してみます。それでも、一方的にいじめられたりする場合は、先生に相談をして子供の間に入ってもらい、子供同士の問題として解決する方法を考えます。 これで解決しなければ、ようやく親の出番です。場合によっては夫にも立ち会ってもらい、直接相手のご家族に冷静に話してみます。ただしここまで来たら、相手のご家族とは距離ができてしまうことを覚悟してください。

2.SNSでつながらない

最近はLINEやメールで連絡を取り合うことが常態化しています。連絡網として必要なメールのやり取りや、個人のアドレス交換は、ある程度必要かもしれません。しかし、安易にグループLINEへの加入をすることで、日々ストレスにつながるママさんもいます。また、ブログやフェイスブック、ツイッターのアカウントを教えてしまうのはママ友トラブルを招くきっかけになります。わが子の写真のつもりが、お友達が映り込んでいた、幼稚園が特定されてしまう。ちょっとした愚痴が、あたかも周りのママを非難したようにとられてしまう。など危険がいっぱいであることを自覚しておく必要があります。 アカウントを教えていないのに……というママさんもいますが、フェイスブックは実名ですし、ツイッターも子供の名前の一部やママと子供の名前の組み合わせのアカウントネームだと、特定される場合があります。

3.自慢になるようなことは言わない

人間だれしもうれしいことがあると人に話したくなるものです。旅行に行けばお土産を配って、ついでに旅先の思い出も話します。実家に帰れば、祖父母からごちそうになったり、おもちゃを買ってもらったりしますよね。そのお話をすること自体は悪いことではないのですが、家庭内での人間関係が良好ではないママもいますし、旅行の頻度も経済状況によっては我慢をしているママもいるということを忘れないようにしましょう。あまり自分のことばかりをしゃべっていると、嫉妬の対象になってしまいます。

4.陰口は言わない・聞かない

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人の悪口は言わないほうがいいのは誰しもわかっていることです。しかし自分が理不尽な思いをしたり、人間関係がうまくいかなくなったらどうしても「誰かにわかって欲しい」「自分の味方になって欲しい」と、思います。つい、自分が気に入らないママ友の言動や、トラブルのいきさつを話してしまうこともあります。噂話として相手に伝わった場合、トラブルがさらに悪化するのは当然の結果です。ママ友仲間には陰口を言わないようにしましょう。 また、陰口を聞くことで、あなたもトラブルの当事者だと誤解を受け、巻き込まれる場合もあります。会話の内容が他人の悪口になりそうなときは、さりげなくその場を離れるのが賢明です。

5.貸し借りを作らない

相手から借りたものは必ず返す、お土産もいただいたら次の機会に同じようなものをお返ししておくというのは皆さんすでにやっていると思います。無意識のうちにやってしまいがちなのが、車に乗せてもらうことや、相手のおうちに遊びに行かせてもらうことです。「ついでだから気にしないで」、「うちのほうが近いものね」という言葉に甘えて回数が重なると、いつのまにかお互いの心の温度差が生まれます。車に乗せてもらったときには駐車場代を負担する、遊びに行く回数もほどほどにする、おやつを持っていくなど心配りが必要になります。

また、盲点が「子供の貸し借り」です。子供は知らないうちにカードやおもちゃのやり取りをしていることがあります。相手の子供が「いらないからあげる」といっても、その子の親からすれば家計からやりくりをして購入したものです。もし、自分の子供が見知らぬおもちゃやカードを持っていたら、誰からもらったのかを聞いて、返すようにします。きちんと対処をすることによって、子供にはお金や物を大切にすることを教えてあげることもできます。

6.「よかれ」と思ったことも気をつけて話す

体にいいもの、子供の教育にいいこと、いいお稽古ごと。悩んでいるママから相談を受けたら教えてあげたくなりますよね。ただ、行き過ぎた親切心は、余計なお世話になりかねません。そして、情報提供をしただけなのですから、相手が実行しなくても気にしないようにします。 相手のご家庭やママにはそれぞれの価値観があります。また、あなたのご家庭でできていることでも、ほかのお宅では経済的に難しかったり、ご家族の同意が得られないこともあるかもしれません。親切が自慢になっていないか、よく考えて話すようにしましょう。

7.「あいさつ程度の付き合い」を心がける

ママ友のトラブルの多くは相手との距離感を間違えたことから起きています。相手のパーソナリティーをよく知る前に、つい心を開いてしまいます。ママは出産から乳幼児期の育児期間で、人間関係が狭くなってしまいます。その不安から新しい人間関係を早く築きたいと思います。心を開くなとは言わないのですが、相手のママさんが本当に自分と価値観の共有ができる人間かを見極めるまでは、一定の距離をおいて付き合うようにします。

ママ友は、自分のパーソナリティーや相性だけで付き合うことが難しい人間関係です。なぜなら、どちらにも子供がいるからです。親同士で気が合っても、子供たちはそれぞれ、学力や体力に差が出てきます。親はわが子が一番かわいいので、ちょっとした嫉妬の種はいくらでも出てきます。その時にべったりとひっついたママ同士の関係では、お互いにつらくなってしまいます。少し寂しいかもしれませんが、割り切ってお付き合いをしていく必要があります。

まとめ

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ママ友の付き合いは幼稚園から始まり、付き合うママ友の顔ぶれが変わりながらも、子供が大学に入るまでは続いていきます。ママ友との付き合い方や距離感のつかみ方は、子供の年齢が高くなるにつれてわかってきます。しかし、子供が幼稚園や保育園に入るタイミングでは、ママにとっても久しぶりの社会的なつながりの復活時期で、緊張しますし疲れもします。周囲のママとの関係は、つかず離れずにすることで、「ママ友地獄」を予防できます。

女性は男性よりも社会的なつながりを求める傾向にありますので、距離を置いた関係に物足りなさを感じるかもしれませんが、ママ友同士の良好な関係をキープするためには必要なことです。 個人的なつながりは別のコミュニティーを見つけて形成していくようにすると、寂しさも感じませんよ。時には特定のママとの関係が長くなり、個人的なつながりに発展もするでしょう。この時は期待しすぎず、相手に頼りすぎず、細く長くお互いに気持ちよく仲良くできるといいですね。


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情報提供元:マイナビウーマン子育て

更新日:2017年1月27日

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