離乳食の高野豆腐はいつから?初期・中期・後期レシピ【管理栄養士監修】

更新日:2020年8月21日 / 公開日:2020年8月21日

高野豆腐は豆腐を屋外で一晩凍らせて作る保存食。同じようなものに「しみ豆腐」「凍り豆腐」などがありますが、赤ちゃんにはいつごろからあげられるのでしょうか。離乳食での「高野豆腐の料理のコツ」やおいしいレシピをご紹介します。

高野豆腐、赤ちゃんは離乳食でいつから食べていいの?

・初期の調理:乾燥したものをすりおろしてから ・中期の調理:乾燥したものをすりおろしてから ・後期の調理:水で戻してから、細かくきざんで ・完了期の調理:水で戻してから、小さくきざんで

■ワンポイントアドバイス■

野菜ペーストやおかゆなどに混ぜるだけで、簡単にたんぱく質を補うことができます。

気をつけたい高野豆腐の始め方

高野豆腐は大豆製品なので、アレルギーの心配があります。同じ大豆製品の豆腐などを試してから進めたほうが安心でしょう。

高野豆腐はどのように使えばいい??

初期〜中期までは、高野豆腐をすりおろして粉末状にしたものを、ペースト状にした他の食材に混ぜて使います。歯茎でつぶすことのできるような月齢(生後9ヶ月くらい)になったら、水で戻して細かくきざんでから使うことができます。

離乳食の高野豆腐、下処理・調理のポイント

初期〜中期ごろの下処理のコツ

高野豆腐の乾燥した状態のものをすりおろし、粉末状にします。

後期ごろからの下処理のコツ

高野豆腐は水で戻して、軽く水を絞ったら、細かくきざみます。

■ワンポイントアドバイス■

高野豆腐は、粉末状のものや細かくきざんだ商品もあり、便利ですよ。

高野豆腐の離乳食、よくある疑問

そもそも高野豆腐って何?

高野豆腐の材料は木綿豆腐です。水分約85%のややかための木綿豆腐を使い、凍らせた豆腐をそのまま熟成します。スポンジ状になったら脱水し、仕上げに火力で乾燥して作られた食品です。

高野豆腐と豆腐、栄養は違うの?

高野豆腐の原料は木綿豆腐で、それを乾燥させたものなので、豆腐よりも高野豆腐の方がたんぱく質・鉄分・カルシウムが多くなっています。

冷凍保存もできる?

豆腐は冷凍するとスが入ってしまいますが、高野豆腐は冷凍することができます。高野豆腐をすりおろして粉末したものや、水で戻したものも冷凍保存できます。

高野豆腐の離乳食レシピ!初期・中期・後期

<離乳初期のレシピ>高野豆腐とにんじんペースト

材料(1回量)

・高野豆腐すりおろし小さじ1 ・にんじん15g ・だし汁適量

作り方

① 皮をむいたにんじんをやわらかく茹で、すりつぶす ② ①に高野豆腐のすりおろしとだしを少量入れ、ラップをかけて電子レンジ(600W)で20秒加熱したら完成

■ワンポイントアドバイス■

だし汁はお湯でもOKです。

<離乳中期のレシピ>高野豆腐と小松菜のおじや

材料(約1回量)

・高野豆腐のすりおろし小さじ2 ・小松菜(葉のみ)30g ・5倍がゆ50g

作り方

① 小松菜はやわらかく茹でて、細かくみじん切りにする ② 鍋に5倍がゆ・高野豆腐のすりおろし・①の小松菜を入れてよく混ぜて、火にかける

■ワンポイントアドバイス■

高野豆腐のすりおろしが水分を吸うため、様子をみてお湯を足していきましょう。

<離乳後期のレシピ>高野豆腐の中華風煮

材料(約1回量)

・高野豆腐1/4枚 ・玉ねぎ10g ・にんじん10g ・醤油少量 ・ごま油少量 ・水溶き片栗粉少々(水:片栗粉=1:1)

作り方

① 水で戻した高野豆腐を細かくきざむ ② 皮をむいた玉ねぎとにんじんは、5mm角に切る ③ 鍋に①の高野豆腐・②の玉ねぎとにんじん・だし汁・醤油・ごま油を入れて火にかける ④ 水溶き片栗粉でとろみをつけたら完成

■ワンポイントアドバイス■

歯ぐきを使ってカミカミできるようになったら、高野豆腐は細かくきざんで使うことができます。

まとめ

高野豆腐は気軽にとれるたんぱく質源として利用しやすいので、ストックしておくと便利です。初めはすりおろした粉末状のものから始め、歯ぐきを使ってカミカミできるようになったら水で戻した高野豆腐を細かくきざむと使うことができますよ。 味が染み込むとおいしくなるので、だし汁と合わせるとおいしさ倍増です。また、水分を高野豆腐が吸い取ってしまうので、水分調整をしつつ調理しましょう。

この記事の執筆者 夏目千恵子 先生(管理栄養士/母子栄養指導士) 地域で離乳食講習会、育児相談を行っている他、離乳食から小学生までの、家庭で実践できる無理のない食のアドバイスを心がけた活動をおこなう。 Blog:https://ameblo.jp/kanrieiyoshichieko/

この記事の執筆者 川口由美子 先生(管理栄養士/母子栄養指導士) 一般社団法人母子栄養協会 代表理事 女子栄養大学 生涯学習講師。大学時に小児栄養学を学んだのち、育児用品メーカーでベビーフード開発を経て栄養相談、離乳食レシピ執筆、講演会に携わる。2児の母。現在は、母子栄養協会にて離乳食アドバイザー®他、専門家を養成している。 ◆一般社団法人母子栄養協会HP:https://boshieiyou.org/

(文:夏目千恵子 先生、監修:川口由美子 先生)

※画像はイメージです


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