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ゆうちょPay(ペイ)の評判とは?メリット・デメリットをFPが詳しく解説!

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目次

最近マイナポイントの申込みの開始とともに、少しずつ名前を聞くようになってきたゆうちょペイ。ですが、ほかのアプリに比べると聞き馴染みがなく、使ってみたほうがいいのかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか。

でも実は、ゆうちょペイにはまだあまり知られていないメリットが数々あり、使い方によってはほかのキャッシュレスアプリより便利なこともあるんです!

そこでこの記事では、ゆうちょペイのメリットと、これまであまり知られてこなかった原因でもあるデメリットについて解説します。

ゆうちょペイとは?

ゆうちょペイとは?

少しずつ名前を聞くようになったものの、いまだに「ゆうちょペイって一体何?」という人もいるかもしれません。実際、派手にキャンペーンを展開しているその他のアプリなどに比べると、詳しい人はそれほど多くないと思われます。

まずは、ゆうちょペイとはどのようなものかということから説明いたします。

スマホ決済サービスの一つ

「ペイ」という言葉がついていることから、何となくキャッシュレス決済ではないかなということはわかると思います。実際、ゆうちょペイとはいわゆる「スマホ決済サービス」の一つです。現金を使うことなくキャッシュレスで決済を行う、ということが主な機能です。

では、どのようにして決済を行うのかというと、まずはアプリをスマートフォンにダウンロードする必要があります。決済時にはアプリを立ち上げて、QRコードなどを読み込むことによって決済が実施されます。

基本的な部分では、ほかの○○ペイと同じような機能を持っており、使い方も同じといえるでしょう。

主体はゆうちょ銀行

「ゆうちょ」という言葉がついているとおり、このサービスを行う主体はゆうちょ銀行になります。実は今のところ、スマホ決済サービスの主体に直接なっているのはこのゆうちょ銀行だけです。

ほかの一部の銀行でスマホ決済サービスの引き落とし先になっていることはありますが、これは珍しいといえるでしょう。

ゆうちょ銀行が扱っていることから、郵便局でも使うことができます。郵便局で使えるスマホ決済サービスは、ゆうちょペイだけです。

ゆうちょペイの評判

では、ゆうちょペイは巷ではどのように見られているのでしょうか?少し口コミなどを見て調べてみました。

まずは、銀行が直接取り扱っているという安心感が見受けられました。ほかのスマホ決済サービスではいろいろと問題が発生してニュースにもなりましたが、ゆうちょペイは銀行がついているということもあり、セキュリティ面での信頼が厚いようです。

ただし、ほかのサービスに比べると知名度が今一つのようです。これはやはり、ポイントがなく、ポイント還元キャンペーンといった大々的な宣伝ができないのが大きいと思われます。

マイナポイントで新展開も?

このような状況も、2020年9月から本格的に始まる予定のマイナポイント制度によって、変化が生まれるかもしれません。

マイナポイントとは?

マイナポイントとは、総務省のマイナンバー普及事業の一つで、スマホ決済サービスを利用すると、チャージや買い物に応じて最大5,000円までのプレミアムがつくというものです。プレミアムの多くはそのサービスのポイントで与えられます。

このマイナポイントは2020年7月に受付が開始され、9月からポイントが付くことになります。

ゆうちょペイはマイナポイントに関する特典が優れている

このマイナポイントにゆうちょペイも参加していますが、これがほかよりも優れていると評判になっています。それは、マイナポイントに紐づけるサービスにゆうちょペイを指定すると、5000ポイントに加えて2000ポイントまで特典としてもらえることになっている点です。

ここで、変だと感じる方もいるでしょう。なぜなら、先ほどゆうちょペイにはポイント制度はないと説明したはずです。一体どういうことでしょうか?

2020年9月よりポイント制度が始まる

実はこのマイナポイントを機に、ゆうちょペイでも2020年9月よりポイント制度が始まることになっているのです。これにより一気に知名度が上がり、使う人が増える可能性があります。

まずはマイナポイントのためにゆうちょペイを新規ダウンロードして、マイナポイントに申込んで紐づけておきたいところです。

ゆうちょペイのメリット

ゆうちょペイのメリット

このように、ゆうちょペイは将来が楽しみなスマホ決済サービスです。また、現時点ではあまり気づかれていないメリットがいくつかあり、そのメリットを活かせば、人によってはお得な使い方ができる場合もあります。

ゆうちょペイのメリットとしては、下記の点が挙げられます。

クレジットカードの登録がいらない口座引き落とし型
審査も年齢制限もなく、限度額も設定可能
キャッシュアウトが使える
窓口でアプリの使い方を教えてくれる

以下でそれぞれについて述べていきます。

クレジットカードの登録がいらない口座引き落とし型

一般のスマホ決済サービスでは、クレジットカードに紐づけてお金をチャージする場合が多いです。

この場合、クレジットカードからお金を引き出す際にクレジットカードのポイントが付き、キャッシュレス決済をするとスマホ決済サービスのポイントが付くという、「ポイント二重取り」ができてお得です。

とはいえ、お得を味わえるのはクレジットカードを持っている人に限られ、持っていない人や持てない人にはそうしたスマホ決済サービスを使うチャンスがありません。

その点、ゆうちょペイではクレジットカードを登録してチャージするのではなく、ゆうちょ銀行に紐づけて、そこから利用のたびに直接引き落としが行われることになります。これならゆうちょ銀行に口座を持っていれば誰でも利用できますし、チャージの手間もなくて便利ですね。

審査も年齢制限もなく、限度額も設定可能

通常クレジットカードを作るには審査があり、年齢制限もあります。また、銀行口座の場合にも年齢によっては開設できなかったり、親権者の同意が必要だったりします。

しかし、ゆうちょ銀行の口座は年齢制限なく誰でも開設できますし、ゆうちょペイにも審査や年齢制限はありません。銀行というとお堅いイメージがありますが、この自由さは魅力的です。

ただし、子供がこうしたサービスを利用できるとなると、「知らない間に使いすぎてしまうのでは」という心配が出てきます。その点については、ゆうちょペイでは限度額を設定することができるので安心です。

キャッシュアウトが使える

このキャッシュアウトというのはゆうちょペイ独自の機能です。これはどのようなものかというと、ゆうちょペイにチャージされている残高金額を、東急の駅にある自動券売機から現金で引き出すことができる、というものです。

駅の近くで現金が必要になった場合などには、便利な機能といえるでしょう。

窓口でアプリの使い方を教えてくれる

キャッシュレス決済というものは、お金のやり取りで人を介さないような仕組みと言えます。そのため、スマホ決済サービス各社もその使い方についてはなるべく人を使わず、FAQの活用などで教えていくという立場を取っています。

これは方向性としてはまあまあ理解できますが、どうしても人に教えてもらいたい場合には不満になってしまいます。

ゆうちょペイなら、郵便局の窓口に行けば使い方を教えてもらうことができます。郵便局は局数もたくさんありますので、教えてもらうために長い距離を移動する必要もありません。これはありがたいですね。

ゆうちょペイのデメリット

ゆうちょペイのデメリット

これほどのメリットがありながらそれほど広がっていないということは、やはりデメリットもあるということです。

例えば下記のような点が挙げられます。

ポイントがつかない
加盟店が少なめ
キャンペーンが少ない
キャッシュアウトで手数料がかかる

以下でそれぞれについて説明します。

ポイントがつかない

たいていのスマホ決済サービスに備えられているポイントサービスがないため、最大の特長であるポイント還元ができないというのはデメリットです。なぜなら、ポイントがつかないとお得感がなく、使おうというモチベーションが下がってしまうからです。

ただし、ゆうちょペイでも2020年9月からはポイントサービスが始まるようです。そうなると、このデメリットは解消されるといえるでしょう。

加盟店が少なめ

これまでは使える店が少なく、あまりゆうちょペイを利用する機会がありませんでした。

しかし、このところ順調に加盟店が増えてきています。今後マイナポイントが始まると、特典の有利なゆうちょポイントに加盟を希望する店も増えてくるかもしれません。

キャンペーンが少ない

ポイントがつかなかったためポイント還元キャンペーンができず、ほかのサービスに比べてキャンペーンが地味だったという印象があります。

また、加盟店が少ないためキャンペーンの効果が少なかったということもあるでしょう。キャンペーンはやっていましたが、数はほかに比べると多くありませんでした。

ただしこれも、ポイントが始まり加盟店も増えるころ、具体的には2020年9月以降には大々的なキャンペーンを矢継ぎ早に出すかもしれません。

キャッシュアウトで手数料がかかる

今後対応する電鉄会社が増えるかもしれませんが、東急沿線の人しか使えないのではキャッシュアウトの利用は広がっていきません。また、駅前にはたいていコンビニがあってATMがありますので、現金需要には競合があります。

なにより、現在キャッシュアウトを利用するには手数料がかかります。ここは、将来的に手数料をポイントでキャッシュバックするなどの対策がなければ、デメリットとして残り続けるでしょう。

ゆうちょペイの使い方で恩恵を受けそうな人とは

ゆうちょペイの使い方で恩恵を受けそうな人とは

スマホ決済サービスも各社色々ですので、人によって合っている場合もあれば使いにくいと感じる人もいるでしょう。置かれた環境にも左右される場合もあります。

ゆうちょペイについても、使い方によっては先に述べたメリットを享受できる人・できない人がいます。具体的にはどのような人におすすめなのかについて見ていくことにしましょう。

地方在住の人

都市銀行の支店は、地方都市を離れた場所にはほとんどありません。なので、その地方に住む人はゆうちょ銀行に口座を持っていることが多いです。

なぜかというと、先ほど述べたように郵便局は全国あまねく設置されているからです。これは都会に住んでいるとなかなかわからない事情でしょう。

ゆうちょペイはゆうちょ銀行からの口座引き落としになっているので、そうした人にとっても利用しやすくなっています。

「地方でゆうちょペイを使う機会があるのか?」と思うかもしれませんが、ゆうちょペイは郵便局で使えます。また、都会へ出たときにもキャッシュレス決済をすることができます。ゆうちょペイは、地方に住んでいる人がまず持つべきスマホ決済サービスといえるのではないでしょうか?

クレジットカードを持たない学生

私が学生のころには、クレジットカードを持っている学生などほとんど見かけませんでした。時代は変わっても、クレジットカードを持っていない学生は多いでしょう。

ゆうちょペイはクレジットカードなしでも利用できますので、そうした学生でもキャッシュレス決済を使うことができます。使いすぎてしまうのが心配なのであれば、限度額設定をするのがおすすめです。

年配者

私の両親はスマホは何とか持っていますが、ほとんど通話しか使っておらず、実家にはパソコンもありません。年配の人には新しいものはハードルが高いといえます。

私の親は、スマホの使い方がわからないときには孫に聞いたり、ショップへ行って教えてもらったりしています。その点において、郵便局の窓口で使い方を教えてもらえるゆうちょペイは、まさに福音といえるのではないでしょうか?

ゆうちょ銀行がゆうちょペイを高齢者向けと考えているのかどうかはわかりませんが、高齢化が進むにつれてゆうちょペイの利用率が高まっていくかもしれません。

まとめ:ゆうちょペイのメリット・デメリットに関して

ゆうちょペイについて、またその利点について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

ゆうちょペイとはゆうちょ銀行が主体となっているスマホ決済サービスです。現在でもさまざまなメリットがありますが、今後はデメリットを解消しつつ、さらにメリットが増えて利用が拡大する可能性があります。

2020年9月からはマイナポイント開始とともにポイントサービスも始まる予定なので、アプリをダウンロードしてマイナポイントを申込み、ゆうちょペイの特典をゲットしてみてはいかがでしょうか。


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この記事のライター

マネタス

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