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【40代編集長の婚活記#213】終わりの予感! 50代眼科医から指摘されたこと

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目次

40代の婚活は、個性と個性のぶつかり合い──!? OTONA SALONE編集長・アサミ(48歳)は婚活歴4年、婚活で出会った相手は100人以上。

現在進行形のお相手は、50歳の眼科医・レンズさん。婚活アプリで知り合い、3回のデートを重ねるが……。この話は40代独女の「実名 顔出し」で書いている、リアル婚活ドキュメントである。

 

3回目デートを終えて

眼科医・レンズさんとのベトナム料理デートを終え、家に着いた。彼が選んでくれたお店の料理は美味しかったし、食べ物の話やゴルフの話などはそれなりに盛り上がった。

でも、夫婦という関係性での意識があまりに違う。前の奥様を、彼のポリシーである30分前行動に合わせる、実母の介護はしてもらって当たり前。たぶんその考えは変わらないだろう。「対等」という言葉を彼はよく口にしたけれど、その意識は対等とは思えなかった。

そろそろもう、潮時かな。

3回目デート中、そんな言葉が私の頭の中をよぎった。

 

とりあえず、今日の御礼

自宅に着いてからレンズさんにメッセージを送った。

アサミ「今日はありがとうございました。トムヤムクン、すごく美味しかったですね。ごちそうさまでした」

すると、10分くらい経って返信がきた。

レンズ「いまからちょっと話せますか?」

なんだろう? さっきまで一緒にいたのに何か言い忘れたことでもあったのかしら?

アサミ「大丈夫ですよ」

と返信を送るとすぐに、レンズさんから電話がかかってきた──。

何の用だろう?

さっきまで会っていたのに、なんだろう? 忘れ物でもあったかしら? 急ぎの用事? まさか、次のデートのお誘い!? そういえばレンズさんはわりとすぐ次のデートの予定を提案してくるほうだった。

4回目デートかぁ。

レンズさんとは時間や当たり前と思う感覚が違うと思ったけれど、誘われたら行ってもいいかな。いま他にデートしている男性もいないし。美味しいものを一緒に食べる友達的な……。根拠もないのに謎のポジティブシンキング。

 

電話をしてきたのは4回目のお誘い?

アサミ「こんばんは。先ほどはありがとうございました」

レンズ「こちらこそ」

アサミ「どうなさいましたか?」

もうレンズさんとはもう潮時かなと思っていた気持ちを、みじんも感じさせないフランクなテンションで尋ねた。

レンズ「もうご自宅ですか?」

 

4回目デート、じゃないな

アサミ「はい、さっき着いたばかりです。レンズさんは?」

レンズ「僕も家です」

アサミ「何か、お忘れ物ですか?」

レンズ「いえ、そうじゃありませんが……」

少し、間があいた。言いにくいことなのだろう。ポジティブシンキングは大外れ。さすがに4回目デートの誘いではないことは察知した。

あんまりいい話じゃないよね

レンズさんが言おうとしていることは、あまりポジティブな内容ではなさそうだ。あんまりいい話じゃないと見た。ノー天気な私だけれど、そのくらいの空気は読めた。

アサミ「さっき、伝え忘れたことでもありましたか?」

言いにくうなことだけれど、このまま沈黙が続いていても困る。誘導するような質問を投げかけてみた。

レンズ「伝え忘れたというか……。早いうち話したほうがいいと思いました」

 

早いうち話したほうがいいことって?

なんだろう、早いうちにって。30分前行動のルールを守ってほしいってこととか?

アサミ「何でしょう?」

レンズ「アサミさんとは、婚活アプリでマッチングしてから、2カ月くらいになりますね」

アサミ「はい」

レンズ「僕のまわりにはあまりいないお仕事のかただし、社交的だし、バリバリ仕事をしていて自立している女性で面白いと思ったんですよね」

アサミ「ありがとうございます」

 

この流れは「終わり」かな

最初はほめつつ落とすパターンかな、これは。たぶんもう終わりにするって流れだろう。私も潮時だと思っていたけれど。なんとなく覚悟はできた。

レンズ「ゴルフという共通の趣味もあるし、食事の好みは合うのかなと思いました」

アサミ「私もそう思いました」

レンズ「でも、大きな価値観の違いがあるなと思いました」

それはこっちのセリフよ。時間感覚とか、当たり前の価値観が違うと思ったわ。

アサミ「どういう価値観ですか?」

やっぱり、時間ギリギリに到着していたことかしら……。

価値観が違うとは私も思っていたけれど

レンズ「アサミさんは言っていることとやっていることが違いますよね」

アサミ「え? どういう意味ですか?」

レンズ「文字通りです」

アサミ「あの、具体的に何が違いましたか? ちょっと思い当たらないです」

私の言っていることとやっていることが違う? どの発言のこと? レンズさんとのこれまでのやりとりを思い出してみても、皆目見当がつかない。それに、そんな深い話をしていない気がするし。

レンズ「わからないなら、いいんです」

 

私の何が違ったの?

アサミ「いえ、教えてください。私の何が言行不一致だったと思うのか、今後のために知りたいです」

思わせぶりな発言をしておいて、それで終わりは困る。

レンズ「自覚はないということですね?」

アサミ「考えてみましたけど、正直わかりません」

レンズ「3回お会いしてわかりました。あなたは、自立している女性じゃなかった」

え、え、え⁉ 自立している女性じゃなかった? 仕事もしているし、社会的にも、精神的にもそれなりに大人だと思っているけど⁉ 何のことだかまるでわからない──?


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この記事のライター

OTONA SALONE|オトナサローネ

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