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つわりで赤ちゃんの性別ってわかる?

目次

お腹の赤ちゃんの性別が気になるママやパパは多いですよね。でも、エコー検査で性別がわかるようになるのはある程度赤ちゃんが育ってから。その前に、つわりの状態から性別を知ることはできないのでしょうか?つわりの原因や症状などとともにお話しします。

つわりって?

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妊娠したらよく起こる「つわり」。そもそも、つわりはどんな原因で起こり、どんな症状がみられるものなのでしょうか?

つわりの原因は何?

有名なつわりですが、何が原因で起こるのか、実はまだはっきりとわかっていません。つわりには、さまざまな要因が影響している可能性があると言われています。

中でももっともよく知られているのが、ヒト絨毛性ゴナドトロピン、甲状腺ホルモン、女性ホルモンといった各種ホルモンが妊娠によって分泌され始めたり、分泌量が変化する影響で起こるという説です。

さらに妊娠によってビタミンB群がたくさん必要になり、その結果不足して代謝が変化するためという説や、ストレスや不安感・緊張感などによって引き起こされるという説もあります。

こうしたいくつかの原因が関係しあって起こる可能性もあります。

つわりの時期って?

妊娠すると、50~80%の女性につわりが起こります。また、特に初産婦にはつわりが起こりやすいと言われています[*1]。

つわりはその有無や程度に個人差が大きいものですが、始まる時期と落ち着く時期も個人差があります。

目安としては、妊娠5~6週ごろから始まり、妊娠8~10週ごろにピークを迎えます。やがて妊娠12週ごろから楽になり始め、16週ごろに自然に落ち着いていく人が多いと言われています[*1, 2]。

なお、つわりがピークとなる時期は、さきほど原因のひとつと紹介した「ヒト絨毛性ゴナドトロピン」というホルモンの分泌が多い時期に当たります。

つわりの症状

つわりはお腹のすいている朝ほど起こりやすく、欧米では「morning sickness」とも呼ばれています。 つわりの症状として代表的なものは次の通りです。

・吐き気・おう吐 吐き気を感じたり、実際に吐いてしまいます。

・だ液量の増加 つばが増えるのもつわりの症状です。睡眠中によだれを垂らしてしまうこともあります。

・だるさ・眠気 なんとなくだるかったり、ついダラダラと眠り続けてしまうことがよくあります。

・頭痛 つわりのひとつとして、頭痛が起こることもあります。

・食欲不振 食欲が出ないこともあります。無理して食べる必要はなく、食べられるものを食べるようにしましょう。

・食べ物の好き嫌いの変化 好きな食べ物が食べられなくなったり、逆に妊娠前は嫌いだったものが食べたくなることがあります。つわりが落ち着いたり産後になると、また好き嫌いが元通りになることも珍しくありません。

つわりで赤ちゃんの性別はわかる?

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さて、巷ではつわりの強さや状態で、赤ちゃんの性別がわかると言われることがあります。実際に正しい話なのかどうか確認してみましょう。

赤ちゃんが「女の子」だとつわりが重い?

実は、日本で91,666人のママを対象にした調査では、胎児が「女の子」の場合は、男の子に比べてつわりを経験することが多く、またつわりの症状が重くなる傾向があったという結果が出ています[*3]。

ちなみに同じ研究では、双子などの多胎妊娠でも、赤ちゃんひとりだけの場合(単胎)に比べて、つわりのある人や重くなる人が多かったという結果も出ています。

また、海外でも重症悪阻になった妊婦さんの子供に女児が多かったという報告はあります。この研究では、女の子の胎児では男児の場合より、出生時(妊娠初期に濃度の違いがあるかは不明)にヒト絨毛性ゴナドトロピンの濃度が高いことが関連しているのではないかとしています[*4]。

つわりの程度だけで性別を知るのは難しい

ただし、もともとつわりの有無や程度は個人差が大きいものです。そのため、赤ちゃんが女の子のママには必ずつわりがあったり、程度がひどかったりするというわけではありません。

さきほど紹介した調査でも、女の子や双子を妊娠していても、つわりがほとんどなかった人もいれば、赤ちゃんが男の子でもつわりが重かった人もいました。

あくまで傾向なので、性別を決定するだけの証拠とまでは言い切れません。つわりの程度だけで赤ちゃんの性別を知るのは難しいのです。

超音波検査で外性器が見られるのは妊娠5ヶ月以降

超音波(エコー)検査では、妊娠中からお腹の赤ちゃんの性別をおおよそ確認することはできます。

妊娠11週(妊娠3ヶ月末)ごろから男の子の外性器は作られていきます。その後、男の子では妊娠5ヶ月ごろから精巣が下りて来ますが、同じころには女の子の腟も管状になり、外から見ても性別を判定しやすくなります[*1]。

超音波装置で専門的な検査を行えば、妊娠4ヶ月ごろから性別がわかることもありますが、一般的には妊娠5ヶ月以降から判別できるようになってくると考えるといいでしょう。 また、妊娠7ヶ月ごろになれば、さらにはっきりと性別がわかるようになってきます。

ただし、超音波検査を受けた時の赤ちゃんの姿勢など、条件によっては性器がはっきりと確認できず、性別がなかなかわからないこともあります。そのため、生まれてみたら超音波検査で聞いたのとは違う性別だったということもあるのです。

お腹の赤ちゃんの性別が男の子でも女の子でも、妊娠したことのすばらしさは変わりません。 性別を、出産するまであえて聞かないでおくのも、妊娠中の楽しみが増えるひとつの方法かもしれません。 できれば男の子か女の子かはあまり気にしすぎず、のんびりとお腹の赤ちゃんとの毎日を満喫してくださいね。

まとめ

つわりの原因はまだはっきりとはわかっていませんが、ホルモンの変化やビタミンB群の不足、緊張感や不安感など、様々な要因が影響して起こるのではないかと言われています。つわりの程度と赤ちゃんの性別の関係では、お腹の赤ちゃんが女の子である場合、つわりを経験していた人や程度が重かったりする人が多かったという調査を紹介しました。ただし、もともとママ1人1人、つわりの程度は違うものです。そのためつわりだけで性別を見定めるのは難しいのです。なお、超音波検査では妊娠4~5ヶ月ごろから性別が判別できるようになってきますが、生まれてみたら聞いていた性別とはずれていることもあります。赤ちゃんは授かりものと言われています。あまり性別にこだわらないで、どんな赤ちゃんが生まれてくるのか楽しみに、のんびりと妊娠期間を過ごしてくださいね。

この記事の監修ドクター 浅野仁覚先生 アルテミスウィメンズホスピタル(東京都東久留米市)院長。福島県立医科大学、同大学院卒業後、社会保険二本松病院、南相馬市立総合病院産婦人科医長、福島県立医科大学附属病院総合周産期センター(母体・胎児部門)助教、東府中病院副院長を経て現在に至る。日本産科婦人科学会専門医、医学博士、J-MELSベーシックコースインストラクター

(文:大崎典子/監修:浅野仁覚先生)

※画像はイメージです

参考文献 [*1]『NEWエッセンシャル産科学・酸婦人科学第3版』医歯薬出版株式会社 [*2]『病気が見えるvol.10産科第4版』メディックメディア [*3]“Severity of nausea and vomiting in singleton and twin pregnancies in relation tofetal sex: the Japan Environment and Children’s Study (JECS)”J Epidemiol. 2018 Nov 10 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jea/29/9/29_JE20180059/_pdf/-char/en [*4]W H James: Hyperemesis gravidarum and sex of child, Lancet. 2000 Jan 29;355(9201):407. https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(05)74030-7/fulltext

※この記事は、マイナビウーマン子育て編集部の企画編集により制作し、医師の監修を経た上で掲載しました

※本記事は子育て中に役立つ情報の提供を目的としているものであり、診療行為ではありません。必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。本記事により生じたいかなる損害に関しても、当社は責任を負いかねます


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この記事の著者

マイナビウーマン子育て

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