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【医師監修】生後1ヶ月の赤ちゃんの特徴は? 成長の目安&よくある悩み・不安と対策まとめ

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目次

生後1ヶ月の赤ちゃんの成長は目安がありますが、個人差が大きいものです。また、追視や感情表現も豊かになる一方で、SIDSなどになる恐れもあるので注意することが大切です。

この記事の監修ドクター

神宮の杜クリニック鈴木武志先生 JR原宿駅の竹下口を出てすぐ、駅の目の前にあるビル内に、2015年5月にオープンしたクリニック http://jingunomori-clinic.com/

生後1か月の赤ちゃんの成長目安と特徴

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身長・体重の目安

産後1か月の赤ちゃんは、生まれてから、身長は約3~4㎝ほど伸び、体重は約1㎏増えていることが平均的です。よって出生時の体重によってそれぞれですが、平均体重は3~5㎏です。1日30g前後増えていればしっかりと成長している証拠となります。皮下脂肪がついてきて、丸々とした赤ちゃんらしいふっくらとした体つきになり、頼りなく感じていた小さな手足も、肉がついてしっかりとしてきます。

授乳量・間隔の目安

口の周りの筋肉が発達して飲む力が強くなり、上あごと舌で乳首を挟んでしごくように吸う、というおっぱいの吸い方が上手にできてくると、授乳と授乳の間隔が定まってきます。生後1か月は生まれたばかりのころに比べ、間隔があいてくる赤ちゃんが多くなります。体重5㎏前後の赤ちゃんで1日840ml程度飲み、だいたい3~4時間おきの授乳で、1日7~8回になります。しかし赤ちゃんによって個人差が激しく、授乳が一定になるまで3~4か月かかる赤ちゃんもいるので、長い目で見守りましょう。

睡眠量の目安

寝てばかりの赤ちゃんも、だんだんと長い時間起きているようになります。平均的には3~4時間おきに寝るようになりますが、個人差があり、長く寝る子もいれば細切れ睡眠の子もいます。1人で自然に寝てしまう赤ちゃんもいますが、眠くなると必ず泣き出して寝付くまで時間がかかる赤ちゃんもいるので、そんな時は抱っこをしたり、添い寝をしてあげて声をかけてあげましょう。

排泄の特徴

うんちやおしっこもある程度ためておけるようになり、少しずつ回数が減ってまとめてできるようになります。また、生後1か月のうんちはだんだん水っぽさがなくなり、粉ミルクを飲んでいる赤ちゃんのほうが硬め、母乳を飲んでいる赤ちゃんのほうが黄色や緑がかったゆるめのうんちです。

感情表現の特徴

いろいろなものに反応して、豊かな表現を見せるようになり、機嫌がいいか悪いかが表れるようになってきます。機嫌がいいと、「あ~」「う~」などの声を出す子もいるので、パパやママも赤ちゃんの顔を見ながら真似してみましょう。赤ちゃんとのお話も弾みます。

泣き方にもバリエーションが出てきます。おむつがぬれている時やおなかがすいている時、甘えている時やぐずってる時などで泣き方に違いが出てくる赤ちゃんもいます。この時期になると、ぐずってよく泣くとか、機嫌のよい時期が多い・少ない、おっぱいの飲み方が上手・下手など、赤ちゃんによって違いが出てきます。

また、起きている時間が長くなると動きも活発になり、顔の周囲の筋肉が発達して顔だちもはっきりしてきます。視力もついてきて、動くものを追う「追視」ができるようになってきます。仰向けに寝かせて、目の前でカラフルなガラガラなどを左右・上下に動かしてみましょう。少しずつですが、目で追うようになります。目の動きも発達するので、周囲を意識して見たり、動くものを目で追うこともあります。

同じくらいの赤ちゃんの成長と比べてしまって不安になるかもしれませんが、それぞれの赤ちゃんの個性なので、おおらかな気持ちで見守りましょう。

生後1ヶ月の赤ちゃんによくある悩み・不安と対策

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母乳不足はどう確認する?赤ちゃんからのサインと対策

赤ちゃんがおなかいっぱいに飲めているか、不安になるママも多いでしょう。母乳不足を疑う大きなサインとして、次のようなサインがあります。

まず、おしっこの回数が少なかったり、うんちが数日でなかったりすることが挙げられます。おしっこの場合は、おむつ替えの時にチェックして、おしっこが出ている回数が1日6回未満なら母乳不足の可能性があります。うんちの場合は、赤ちゃんによって排泄リズムは個人差がありますが、うんちが2~3日出ていないなど、便秘気味の場合は母乳不足の可能性があります。

また、たっぷり時間をかけて飲ませたはずなのに、なぜかすぐ泣き始めたり、ぐずったりするようであれば、母乳が足りていない可能性があります。また、母乳直後は機嫌が良くても、30分~1時間もしないうちにおっぱいを求めるように泣いていたら、母乳が足りていないというサインの場合があります。これらにあてはまり、さらに赤ちゃんの体重が増えていない場合も母乳不足かもしれません。

母乳不足にならないためには、1日3ℓ程度のこまめな水分補給をしたり、母乳にいい食事をとる、など母乳を増やす努力をしてみましょう。また、母乳の出が悪いのではなく、赤ちゃんが飲めていないケースもあるので、赤ちゃんがしっかりと咥えて吸えるようにしてあげたり、リラックスできる姿勢をとれるような抱き方をしてあげましょう。

これって便秘?見分けるポイントと対策

生後1か月の赤ちゃんの排便には個人差があり、一概に何日間出ないからといって便秘と決めつけることはできません。赤ちゃんによって合った排泄間隔があり、普段の排便の頻度と比較して判断する必要があります。

判断基準として、うんちをするたびに苦しい表情をしたり、痛がって泣くことがある、赤ちゃんの下腹部を軽く押すと、いつもより硬い感じがする、普段と比較して、母乳やミルクを飲んでくれなくなっていたりすることが1つでも当てはまる場合、便秘かもしれません。赤ちゃんが便秘にならないようにするためには、母乳だけでなく、お風呂上りやお出かけ後、寝覚めなどに白湯や麦茶などで水分補給し、水分が不足しないようにしてあげましょう。

乳児湿疹はどうケアする?種類別の症状と対策

赤ちゃんの肌は敏感なので、肌トラブルも多くあります。

新生児はよだれ、おっぱいやミルクを吐いたり、汗をかいたり汚れやすく、皮膚と皮膚が重なっているところが多く、主に顔や首から胸にかけて、頭の生え際に湿疹ができやすいのです。新生児の湿疹は、通称「赤ちゃんニキビ」といわれる「乳児湿疹」が最も多く、生後1か月がピークで、長引く赤ちゃんは生後2か月まで続く赤ちゃんもいます。しかしこれは病気ではなく、赤ちゃんの顔などを清潔にしておけば自然と治っていきます。特に顔は濡れたガーゼでふくだけでなく、盛んな皮脂の分泌による汚れを取るためにも、石鹸で洗ってあげることをオススメします。ただし、泡をそっと塗っただけでは効果はないので、指の平でごしごし洗うか、柔らかいガーゼで優しく洗ってあげましょう。

首より上にできることが多く、頭皮が黄色いかさぶたのようなもので覆われたり、眉毛の中、おでこ、ほっぺにフケのようなかさかさしたものができたり、赤い湿疹として現れる湿疹は、脂漏性湿疹といいます。これは生後数週間から4ヶ月くらいまでの多くの乳児によくみられ、大抵は肌のバリア機能が整う1歳ごろに治ります。時期が早ければ早いほど、アトピー性皮膚炎との判別が難しくなりますが、アトピーは慢性的で、強いかゆみやアレルゲンの存在などの特徴があるので全くの別物です。

脂漏性湿疹の原因は皮脂の分泌が盛んで、肌に汗や皮脂がたまって汚れやすい状態にあるうえに、皮脂の出口である毛穴が未発達なため詰まりやすいことです。また、分泌された皮脂が肌表面の常在菌を異常繁殖させたり、空気中の酸素と結びつくことでさらに強い刺激となることも原因と考えられます。この脂漏性湿疹は原因そのものに働きかけるということはできないので、皮脂汚れを落とし、清潔さを保つことが1番のケアとなります。毎日しっかりと皮膚やかさぶたの上の脂を落とすことが大切です。

生後1か月の赤ちゃんにはあせもも多く、夏だけでなく、冬場でも洋服の着せすぎや暖房のきかせすぎであせもになることもあります。このころの赤ちゃんのあせもは胸腹部にぽつぽつと赤い細かい斑点ができることが多く、対策としては、とにかく皮膚にアンモニアの成分を残さないことが重要です。汗をかいたらシャワーや蒸しタオルで汗の成分をすぐ落とし、肌着を着替えさせましょう。

熱が出たらどうする?発熱時の対応と受診の目安

生後1か月前後の赤ちゃんが発熱した場合、風邪や突発性発疹であることがほとんどで、母体からの免疫力があるとはいえ、まだ抵抗力が弱く、脱水や気管支炎・肺炎を併発しやすいので注意が必要です。

高熱を出した場合、まずは体力を奪われないように早急に熱を下げるよう対処します。首元や脇、太ももの付け根など、太くて大きな血管が通っている部位を集中的に冷やすと比較的早く熱が下がります。また、この時期に高熱が出てしまうことはかなり珍しいことなので「熱が下がったから大丈夫」などと自己判断せずに、継続的に38度未満の発熱があったり、高熱があった場合はすぐに病院にかかるようにしましょう。

よくある生理症状と対策

生後1か月の赤ちゃんにはママが不安になってしまうような生理症状も起こります。まず、目やにがよくでる、という悩みは遅くとも生後6ヶ月くらいには治るのがほとんどです。赤ちゃんは体が小さいので、鼻涙管という涙の流れ道が狭く、目やにが出やすい構造になってしまうのです。出たら拭き取る、を繰り返していれば軽快します。同じように成長とともに軽快するものとして、鼻づまりも例に挙げられますが、これも鼻の奥が狭いためであり、必ずしも風邪をひいているとは限りません。

また、呼吸がゼーゼーしていたりする場合は、哺乳後などは分泌物が出て、このような音が出やすく、必ずしも喘息であるとは限りません。しかし、哺乳が悪くなるような、ゼーゼー、ヒューヒュー、ゴロゴロとした呼吸の場合は病気の可能性もあるので病院へ行きましょう。

手足がけいれんするような動きをする場合に関しては、赤ちゃんは刺激に対して敏感であり、ちょっとしたことでビクビクさせることは正常な動きです。しかし、顔色が悪くなったり、目が片方に寄ったりしながら、手足の大きながくんがくんとした動きはけいれんの疑いがあります。そして、しゃっくりがよくでるのも赤ちゃんの生理症状の1つです。赤ちゃんは特におなかがいっぱいになった時にしゃっくりが出やすいので、自然に止まるのを待ちましょう。

赤ちゃんが1ヶ月を過ぎたら始めたいこと

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大人のお風呂デビュー

ベビーバスでの沐浴の時期を過ぎ、生後1ヶ月になると大人と一緒のお風呂に入ることができます。 お風呂から上がってから「これがない!」などと慌てることがないように、お風呂に入れる時は、バスタオル、赤ちゃんの着替え、おむつ、ママの着替えなど、準備を念入りにしましょう。また、大人のお風呂は追い炊きやお湯を足すことをしますが、赤ちゃんが一緒に入る場合は毎回お風呂のお湯を取り換える必要があります。赤ちゃんの抵抗力はまだ弱いので、清潔に気を配ってあげましょう。

ちょっとした外出

1ヶ月健診を過ぎると、ちょっとしたお出かけもできるようになります。お出かけをする際は、ベビーカーであればなるべく振動が響かないもので、座面がフラットにできるものがよいでしょう。抱っこひもだと横抱きの抱っこひも、スリングなどが最適です。スリングや抱っこひもは装着に相性があるので、お家の中でも赤ちゃんを入れて練習してみましょう。

持ち物はおむつ4~5枚、着替え一式、汚れたおむつや着替えを入れるビニール袋、お尻ふき、ガーゼ、タオルがあれば安心です。しかし健診やお散歩など、ちょっとしたお出かけはよいですが、旅行などの長時間のお出かけはまだ控えておきましょう。

赤ちゃんが1ヶ月を過ぎたら気をつけたいこと

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乳幼児突然死症候群(SIDS)について知っておこう

乳幼児突然死症候群(SIDS)とは、それまで元気だった赤ちゃんが事故や窒息ではなく、睡眠中に突然死亡する病気です。日本ではおよそ6000人から7000人に1人の赤ちゃんが亡くなっています。生後2ヶ月から6ヶ月に多く、まれに1歳以上でも発症することがあります。

中枢性防御反射の未熟性から突然死になるのではないかと言われていますが、原因はまだわかっていないのが現状です。伝染する病気ではなくて、事故ではなく、病気である、ということはわかっています。

乳幼児突然死症候群(SIDS)の対策

原因ははっきりとわかってはいませんが、次のことを守ることで起こる可能性が低くなります。まずは、うつぶせ寝をさせないことです。うつぶせ寝があおむけ寝に比べて発症率が高い、という研究結果が出ています。寝返りができるようになると、途中でうつぶせ寝になってしまうことがありますが、初めからうつぶせ寝にはしないでください。

次に、ママやパパがたばこをやめることです。両親が喫煙をする場合、喫煙しない場合より発症率が高くなるというデータがあります。乳児のそばでの喫煙は避けるよう、身近な人の協力も必要です。 そして、できるだけ母乳で育てることです。母乳で育てられている乳児は人工乳の乳児と比べて発症率が低いといわれています。人工乳がSIDSを引き起こすわけではありませんが、母乳には人工乳には入っていない免疫も入っているので、できるだけ母乳で育てるようにしましょう。

まとめ

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赤ちゃんの成長は個人差が非常に大きいので、基準はあくまでも目安として、おおらかな目で見守りましょう。赤ちゃんの成長を楽しみながら、自分自身の体にも気を配り、少しずつ家事と育児の両立に慣れていきましょう。


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情報提供元:マイナビウーマン子育て

更新日:2017年2月2日

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