「料理は片付けまでが仕事」夫の料理作りっぱなし問題を解決する3つのポイント

更新日:2020年11月7日 / 公開日:2020年11月7日

夫が料理をしてくれるのはいいけれど、本音を言ってしまえば「その片づけをする方が大変!」と、もやもやしている妻も多いのでは? 実はそのもやもや、伝え方を変えるだけで、解決できるかもしれません。今回は家事シェアの講座も開催する専門家が、「夫の料理作りっぱなし問題」を解決した3つの伝え方のポイントをご紹介します。

こんにちは。ライフオーガナイザーの都築クレアです。

しんどいとき、夫が料理を作ってくれても、そのあと片づけをする方がはるかにしんどいと思うのは、私だけでしょうか?(笑)。しかし、伝え方を変えてお願いをしたことで、今では「料理するときは、あと片づけもセット」が、わが家のニュースタンダードになりつつあります。

私は「伝わる伝え方」と呼んでいますが、実はこの方法、わが家が家事シェアをはじめられた伝え方でもあるんです。伝え方は、少し意識するだけで、相手に「伝わる伝え方」に変えることができます!そのポイントを3つに凝縮して、ご紹介します。

※ご紹介する方法は、NVC(Nonviolent Communication/共感的コミュニケーション)というコミュニケーション方法に基づいています。

伝え方のポイント①自分の「感情」を表現する

夫にわかってもらう、つまり夫とわかり合うためには、気持ちが通じ合うことが必要です。そのために欠かせないのは、自分の「感情」をしっかり表現すること。

私の場合は 「料理をしてくれるのはありがたい! 片づけは自分がしたいと思う」 「でも、油がたくさん飛んでいたり、シンクが野菜くずや焦げついたフライパンでいっぱいになっていたりするのを片づけるのは、作ってもらった喜びを上回るくらい嫌なんです」と、正直にお伝えしました(笑)。

実は、家事シェアをはじめるまで、私のことを「片づけや掃除そのものが好きな人」と勘違いしていた夫。本当に嫌なので、自分が調理するときには、できるだけムダがないように片づけながら、汚れないように気を配って作ります。なので、夫の調理後、色んなものが飛び散ったキッチンをみると、本当にイライラしちゃうんですよね(汗)。そしてそれを片づけるのは、非常にモヤモヤする(笑)。この状態のキッチンを片づけるくらいなら、冷食やレトルト食品で簡単に済ませたいのが、正直なところなんです。

私も最初は、こんな気持ちを伝えるのは「わがままかも?」と不安に思いましたが、人の心を動かすのは、「感情」が伝わって、まるで自分のことのように感じられたとき。つまり、自分と相手の間に、共感が生まれたときなので、わかり合いたいなら、自分の気持ちを表現するのは、避けて通れません。

まずは勇気を出して、「どう感じているのか?」正直に伝えるところから始まるのです。

伝え方のポイント②「具体的」にお願いする

気持ちを伝えるのと同時に大切なのが”具体的”にお願いをすることです。「あと片づけをするのは嫌なんです」というだけでは、ただの文句(笑)。

だったらどうして欲しいのか……ということまで「具体的」に伝えることが大切です。

私の場合、2択でお願いしました。

1)油はねや焦げ付きに気をつけて料理をして欲しい。

それが難しい場合は、

2)調理したときは、あと片づけも一緒にやって欲しい。

この結果、「そんな気を遣いながら作ってられないよ!」ということで、2のあと片づけもセットでやってもらうことになりました(笑)。

もちろん、お互いの状況や調理後の状況次第で、私があと片づけをする場合もありますが、こちらの気持ちとリクエストがしっかり伝わっているので、基本的にはあと片づけも自分がやることを想定して調理してくれているようです。調理後の油はねも、繰り返しお願いした結果、最近ではさっと拭いてくれることが多くなってきました。

さすがに私も少々申し訳ない気がしていましたが、あと片づけをセットにしてもらうようになってからは、夫が食洗機に入るかどうかを考えて調理器具や食器を選ぶようになりました!

以前いろんな調理器具が使われ、ひとまとめにシンクに入っていたので、この方法に変えて良かったと思います。やっぱり自分が大変だと、意識も変わるようですよ(笑)。

伝え方のポイント③タイミングに気を配る

せっかくの思いやりを台なしにしないように、伝えるタイミングはとても大切です。理想は、作ってもらったときではなく、全然別のタイミングで、かつお互いに余裕があるとき。

作ってもらったときにこれを伝えると、「せっかく作ったのに!」とケンカになりかねませんから、お互いの気持ちが落ち着いているタイミングを見計らって、「実は申し訳ないんだけどさ……」と、話すのがおすすめです。

伝えるのを忘れていたら、せめて作ってもらう前に伝えて、お願いしてみましょう!

私の場合は、作ってもらう前に、「片づけもセットでお願いしたいけど大丈夫?」と聞きます(笑)。それが無理なら「今日はもっと簡単に済ませたい」と話して、好きな方を選んでもらっています。

こうしておくと、「せっかく作ったのに……」「私はもっと簡単なものでよかったのに……」というお互いの食い違いもなく、ストレスも溜りませんよ。

まとめ

家事の問題で、夫婦が揉める原因のほとんどは、コミュニケーションのずれ。うまく伝えられていないから、お互いの思いやりや気遣いがムダに終わって、それがイライラに変わる(汗)。これは本当にもったいない状況!

なので、私が開催している「家事シェア講座」の中でも、特に力を入れて大切にご紹介しているのが、この「伝わる伝え方」なんです。

今回は、かなりポイントを凝縮した形でお伝えしていますが、これだけでも意識すると、いつもなら揉めてしまいそうな話を揉めずに伝えられたり、断られそうな話にすんなりOKをもらえたり、きっと伝わる力を実感できると思うので、ぜひいろんなシーンで意識してみてください♪

参考サイト ●NVC Japan http://nvc-japan.net/


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