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冬の憂鬱やドカ食いは病気のサイン!? “ウィンターブルー”を知っていますか?

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新しい年が始まったというのに、なんだか気分が晴れない。そればかりか、朝の目覚めが悪くて寝坊してしまったり、仕事中にボーッとすることが増えたり……。
その不調、もしかしたら「ウィンターブルー」かもしれません。

【あなたも「ウィンターブルー」かも!?】
*こんな症状が出ていませんか?

  • たくさん眠ってしまう
  • 甘いもの・炭水化物を普段以上に食べてしまう
  • 気分が落ち込み、ボーッとする

あまり聞き慣れない言葉ですが、「ウィンターブルー」とはその名のとおり、冬になると意欲が低下してしまい、一日中スッキリしないという症状が出る体の病気。その原因のひとつに日照時間が関係しているといわれています。

冬は夏に比べて日照時間が短いため、日照量が低下し、体内時計が乱れます。
そうすると、目覚めが悪くなったり、頭がスッキリしないという症状が出てくるのです。

それでは、「ウィンターブルー」を深刻化させないためには何をすればいいのか。
三島和夫先生(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所・精神生理研究部 部長)に、対策法を聞きました!

☆詳しくは『リンネル』最新号に掲載☆

 

【太陽光を浴びる時間をとる】
室内で浴びる光では不十分。なるべく屋外で直接日光を浴びることが重要です。

病院では実際に強い光を使った治療法があり、その効果が認められていますが、日常生活でセロトニンを増やすには外に出て日光を浴びるのが一番。
太陽の青い光に効果があるため、晴天の日中に30分から1時間を目安に日光浴を。
ツバのある帽子やサングラスは光を遮ってしまうため、「ウィンターブルー」対策としては不要です。

 

【夏より30分~1時間、睡眠時間を長くとる】

日照時間が短くなると体内時計が遅れるため夜型の生活になってしまいがち。
仕事などで朝起きる時間を遅らせることができない、昼寝の時間もとれない場合は、夏より30分~1時間早めにベッドに入る習慣をつけましょう。

 

【トリプトファン・ビタミンB6を一緒に摂取する】
「ウィンターブルー」の回復にはセロトニンの原料となる必須アミノ酸のトリプトファン、セロトニンの生成を促進させるビタミンB6、エネルギー源となる炭水化物をバランスよく含む食事が大切。
甘いものや炭水化物など、糖質を欲するのはインスリンの影響で血中のトリプトファンが増えるから! これは無意識的な自己治癒行動なのだそう。

★トリプトファンを多く含む食品

肉、魚、大豆、ナッツなど

★ビタミンB6を多く含む食品

バナナ、緑黄色野菜、にんにくなど

 

毎年冬になるとブルーな気持ちになるという人は、日々の暮らしを少し見直してみるのもいいかもしれません。「ウィンターブルー」を深刻化させないために、まずは日光浴・睡眠・食事を意識してみましょう!

詳しくは『リンネル』3月号122ページからの特集「『ウィンターブルー』を知っていますか?」に掲載しています。

【Profile】
三島和夫さん
国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所・精神生理研究部 部長
主に睡眠障害と体内時計の臨床研究に取り組んでいる。
著書に『やってはいけない眠り方』(青春新書プレイブックス)、『8時間睡眠のウソ。日本人の眠り、8つの新常識』(日経BP社)など。

text: Mai Takasaki, Yumiko Kouno
illustration: Shinco Uematsu


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