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お子さまの家庭学習、なかなか集中してくれなくて困っていませんか?また、社会人になっても資格試験などで勉強する機会はありますよね。自宅での勉強を効率よく進めるには、部屋のレイアウトにコツがあるんですよ。
そこで今回は、勉強が捗る部屋のレイアウトを紹介します。学生から社会人まで、勉強をがんばる皆さんにおすすめのレイアウトです。ぜひチェックしてみてくださいね。
勉強机を設置するときは、机のサイドに窓がくるようにレイアウトするのがおすすめです。
窓が前面にある方がいいと思われがちですが、目の前に窓があると無意識に外の様子が気になってしまい、集中力を欠く要因にもなります。
右利きの人は座って左側に窓がくるようにするのがコツ。窓からの自然光によって手元が明るくなり、集中力もアップします。
勉強机を壁面にピタッとくっつけて設置している方は多いですよね。でも勉強が捗る部屋にするには、いわゆる社長室のように壁を背後に机をレイアウトするのがコツ。
顔を上げたときに壁が目の前にあると、圧迫感を感じて集中力が低下することも。
机の前を開放的にレイアウトすることで、勉強が捗る環境が作れます。ぜひ、机の向きをくるっと180度移動してみてください。
こちらは大学生や社会人の一人暮らしの部屋におすすめのレイアウト。部屋の端に机をL字型に配置し、座った時に部屋全体が見渡せるレイアウトになっています。
狭い部屋でも、このように配置すれば勉強中でも解放感を感じられ、効率性が期待できます。
目線の先にグリーンがあることで、ちょっと一息の時間に目を休めたり、癒し効果にもなりそうですね。
勉強机は壁を背に設置するのがおすすめと伝えましたが、部屋の作りや環境によっては難しい場合もありますよね。
そんなときは、机と壁の間に隙間をあけて設置するといいですよ。こうするだけで壁からの圧迫感が軽減され、視界が広がります。
また、窓が目の前にある場合に視界をスッキリ見せるコツは、明るい色や透け感のあるカーテンを使用することです。
勉強机の場所を固定しないという新鮮なアイデアもあります。こちらの実例では、折りたたみ式の机を使用しているそう。
家族みんなのお気に入りの机のようです。折りたたむと持ち運びが便利になり、自分の好きな場所へ楽に移動できます。
気分によって机の向きや、勉強する部屋自体を変えてしまうこともできますね。上手く気分転換することも勉強が捗るコツです。
中学生や高校生など、受験を控える学生の方は勉強部屋で過ごす時間が多くなりますよね。
長時間の勉強によって疲れた身体や緊張した精神を和らげるコツは、ベージュを基調としたレイアウトにすることです。
実例のような明るいベージュは部屋に温もりと落ち着きを与えてくれ、程よくリラックスした状態で勉強に挑めます。長時間滞在しても居心地のいい空間ですね。
寒色系のブルーは鎮静効果があり、集中力が持続しやすい色です。勉強部屋で色を楽しみたいなら、ブルー系を取り入れるのがおすすめ。
落ち着いたブルーをアクセントクロスに使用すれば、おしゃれなお部屋になります。
このように兄弟で並んで勉強すると、どうしてもお互いが気になってしまいますよね。
集中力を高める色を使って、自分の世界に入りやすい空間をつくってあげましょう。
こちらも集中力を高めるブルーを勉強部屋に取り入れた実例。壁紙の色を変えるのは難しいけれど、カーテンなら気軽に変えられるのでおすすめです。
勉強が捗るようにと、部屋全体にブルーを使用してしまうと冷たい印象になり、居心地の悪い部屋になってしまいます。
このように、アクセント的にブルーを取り入れるのが、落ち着き感もあるバランスのいい部屋になるコツです。
暖色系の色はリラックス効果が高く無意識に脳が休もうとしてしまい、集中したいときにはおすすめできません。
暖色系があっても集中力の欠かない部屋にするコツは、机に向かったときに暖色系のアイテムが視界に入らないように工夫することです。
こちらの実例でも、深い赤が素敵なラグを勉強しているときは見えないようにレイアウトしていますね。
社会人の方は、夜に勉強する機会が多いですよね。そんな夜の勉強にはデスクライトが欠かせませんね。
集中力を高めるには、実はライトの色選びにもコツがあります。おすすめは青みがかった明るい色味の昼光色。
脳を覚醒化する効果があるそうです。また、細かい部分が良く見えるため勉強に適しています。多くの塾や予備校でも昼光色の照明が使われているようです。
勉強中でも自宅には様々な誘惑がありますが、そんな誘惑にも負けないようにするコツは、机の上に物を置かないこと。
目線のすぐ前に漫画やゲームがあると、どうしても気になりますよね。机の上はスッキリさせ、収納はサイドか背後につくるのがおすすめです。
実例では机のサイドに収納ラックをレイアウト。かごやボックスを使って中身を見えないようにするのも気が散らないようにするコツです。
こちらの実例は、机のサイドに可動式の収納棚を取り付けたレイアウト。特に学生の方なら辞書や参考書など、収納する物も多いので収納力も必要になりますよね。
稼働棚だとフレキシブルに高さを変えられて便利で、収納力も問題ありません。
また、なんといっても圧迫感なく収納できるのがおすすめです。実用性とおしゃれさを兼ねた理想的なお部屋ですね。
大人の勉強部屋におすすめなのが、机と本棚のみという無駄のないシンプルでスッキリとしたレイアウト。
本棚を机の背後にレイアウトし、机の天板の広さを最大限活用できるのがポイント。
シンプルな中にも心地のいい空間をつくるコツは、このように木目調の家具を取り入れることです。
ナチュラルな雰囲気に心も落ち着き、勉強も捗りそうですね。書斎としての使い方もおすすめです。
理想にピッタリの収納棚を見つけるのは難しいですよね。そんなときはDIYして作ってみるのもおすすめです。
こちらの実例は、机も収納棚も全て手作り。PINK FLAGというブランドの製品を使用しています。
サイズや収納棚の位置など、自由にカスタマイズできるのが魅力的。
収納棚を高い位置に設置すれば抜け感が生まれて圧迫感を感じず、勉強に集中できる環境が作れますよ。
勉強部屋を必要最低限な物だけでレイアウトすれば気が散る心配がなく、集中力の持続が期待できます。
出窓のスペースを活かして教科書類を収納すれば、机の上は広々と使えますね。また、デスク横にはカバンの固定席を作り、毎日の時間割もスムーズに。
コートハンガーもシンプルなデザインを選べば勉強の邪魔になりません。部屋に入れば自然とやる気を高めてくれるようなレイアウトですね。
勉強の捗る部屋作りのコツは、机の位置・インテリアの色使い・収納にこだわってレイアウトすることです。大掛かりな模様替えでなくても、気軽にできるようなアイデアもありましたね。
勉強は学生時代はもちろん、社会人になっても続きます。ちょっとしたことでも集中力アップにつながるなら実践したいですよね。勉強が捗る環境を作りたいときは、ぜひ参考にしてくださいね。
この記事のライター
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