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2018年「住みたい街ランキング」1位は、東京都ではないあの街に!?

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当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

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(写真/PIXTA)

リクルート住まいカンパニーでは、 関東圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)に居住している20歳~49歳の7000人を対象に実施した「みんなが選んだ住みたい街ランキング2018 関東版」を発表した。人気の街として知られている吉祥寺や恵比寿を押しのけてTOPになったのは、なんと東京都の街ではなかった!【今週の住活トピック】
『SUUMO住みたい街ランキング2018 関東版』を発表/リクルート住まいカンパニー住みたい街ランキング2018は、横浜が1位!

今回は、調査方法を一部変更したということなので、過去のランキングとは単純に比較することはできないが、住みたい街(駅)ランキングのTOP3は、1位「横浜」、2位「恵比寿」、3位「吉祥寺」という結果となった。

【画像1】住みたい街(駅)総合ランキングトップ10(関東全体/3つの限定回答)(出典:リクルート住まいカンパニー)

【画像1】住みたい街(駅)総合ランキングトップ10(関東全体/3つの限定回答)(出典:リクルート住まいカンパニー)

顔ぶれよりも、その順位が驚きだ。TOPに躍り出たのは東京都の街ではなく、横浜だったからだ。もともと吉祥寺や恵比寿といった過去のランキングの常連に加えて、人気の高い横浜ではあったが、どういった点が評価されたのだろうか?

横浜を1位に挙げた人の理由を見ると、圧倒的に「交通のアクセスの良さ」と「何でもそろう買い物の便利さ」を挙げる人が多かった。

特に交通のアクセスは、ビッグターミナル駅として抜きん出ている。JRだけでも、東海道線、横須賀線、湘南新宿ライン、京浜東北線・根岸線、横浜線が走り、さらに京浜急行、東急東横線、相模鉄道、横浜市営地下鉄、みなとみらい線などの私鉄・地下鉄が集まるなど、横浜市内だけでなく首都圏全域に交通網を広げている。

また、みなとみらい線の乗り入れを契機に駅構内の通路も整備され、充実した商業施設が駅周辺に広がるなど、街が一大商圏を形成している。ほかにも、「オシャレ」や「洗練した」イメージのある横浜ブランドも強みで、「歴史を感じる」「観光に便利」といった声も多かった。

注目したいのは、横浜を選んだ人の居住地域の広がりだ。恵比寿や吉祥寺が、地元である東京都の人が6割以上を占めるのに対して、横浜は地元神奈川県の人は半数強にとどまり、東京都や埼玉県など他の都県から幅広い支持を集めたのが特徴だ。

【画像2】ランキング上位3位の街(駅)の居住都県別内訳(出典:リクルート住まいカンパニー)

【画像2】ランキング上位3位の街(駅)の居住都県別内訳(出典:リクルート住まいカンパニー)

他の都県から支持を集められる街がランキング上位に来る傾向も

2018年のランキングTOP10を見ても、同じような傾向が見られる。つまり、他の県に住む人から支持を得られたかどうかだ。

4位の「品川」は東京都(50.6%)だけでなく神奈川県(22.9%)からも、5位の「池袋」は東京都(58.1%)だけでなく埼玉県(24.9%)からも、アクセスの良さから厚い支持を集めている。

【画像3】他の県に住んでいる人からも支持を集めている4位の品川、5位の池袋(出典:リクルート住まいカンパニー)

【画像3】他の県に住んでいる人からも支持を集めている4位の品川、5位の池袋(出典:リクルート住まいカンパニー)

住みたいと答えた人の理由として、「どこにでも行ける交通アクセスの良さ」と「アミューズメントを含む商業施設の充実」が多いのだが、そこに知名度や話題性が加わることで、人気が高まるという図式のようだ。

一方で、9・10位の「大宮」と「浦和」は8割前後が地元の埼玉県で占めているが、「新幹線も停まる交通アクセスの良さ」(大宮)、「文教都市、落ち着いた住宅地の街並み」(浦和)といったその街ならではの住みたい理由が多く見られた。地元の人が高く評価する理由から圧倒的な支持を得て、ランクインしたと考えてよいだろう。

ちなみに、1都3県の住民がそれぞれ選んだ地元1位は、東京都民は、「吉祥寺」、神奈川県民は「横浜」、埼玉県民は「大宮」、千葉県民は「船橋」だった。

住みたい自治体は、TOP10すべてが東京都!?

住みたい街(駅)の総合ランキングでは、横浜が1位だが、「住みたい自治体」では、TOP10すべてが東京都の区になった。

住みたい街(駅)が交通利アクセスや商業利便が重視されるのに対して、行政市区を聞かれると住宅地かどうかが重視されるからではないだろうか。

【画像4】住みたい自治体ランキング(関東全体/3つの限定回答)(出典:リクルート住まいカンパニー)

【画像4】住みたい自治体ランキング(関東全体/3つの限定回答)(出典:リクルート住まいカンパニー)

また、「穴場だと思う街(駅)」では、「北千住」と「赤羽」が1位・2位となった。ブランド力はないが、交通アクセスや都心部との距離、商業施設の充実や成長性、家賃の割安感などが強みだ。

3位に入った「和光市」は1位・2位とはちょっと違い、始発駅という点が高く評価されたようだ。特に、東京メトロの有楽町線が副都心線に乗り入れ、東急東横線とも直通運転をするようになってからは、利便性が格段に向上した。都心部や横浜方面に座ったまま行ける狙い目駅というわけだろう。

【画像5】穴場だと思う(交通利便性や生活利便性が高いのに家賃や物件価格が割安なイメージがある)駅ランキング(関東全体/3つの限定回答)(出典:リクルート住まいカンパニー)

【画像5】穴場だと思う(交通利便性や生活利便性が高いのに家賃や物件価格が割安なイメージがある)駅ランキング(関東全体/3つの限定回答)(出典:リクルート住まいカンパニー)

ところで、住みたい理由にサッカーチームの名前を挙げた人もいた。例えば、横浜や浦和、柏などだ。好きなチームの応援に行きやすいというのも、住みたい要因になるわけだ。地元愛につながるので、こういった理由で住みたいと思うのもよい選択だと思う。

さて、住みたい街の調査では、過去のランキングの影響も受けるようだ。その街を選んだ理由の中には、「ランキングに入っていたから」「○○が話題になっていたから」という声もわずかながらあった。知名度やイメージが重視される傾向は変わらずで、ランキングの結果や上位として紹介された街の報道などを通じて、それが知名度やイメージアップにつながるというスパイラルになっている点は気になるところだ。

住みたい街は、快適な暮らしを求めて選んでほしい。特定の趣味のある人、子育てを重視する人、家にいるのが好きな人……。それぞれの理由で快適だと思う街を探してみてはいかがだろうか。

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SUUMO

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