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様々なダイエットにトライしても、途中で挫折したり、リバウンドをくりかえす女性は結構多いのではないでしょうか?私も、今でこそ166センチ、48キロ代をキープしていますが、新人CA時代は不規則なフライト生活から過食に走ってしまい、体型維持にかなり悩まされた一人です。その際、役立ったのは意外にもシンプルな思考と行動。今回はCA流ボディメイク術を、CA歴4年、クラブママ歴10年、日本化粧品検定1級保持者の筆者がお伝えします。
制服をまとうと、あらゆる方向から見られてしまうのがCAです。空港内を歩く時、フライト中、飛行機からホテルへ向かう時も、いっこうに気を抜くことができません。その厳しい視線が「姿勢を正し、表情を引き締め、優雅に歩く」というCAらしさ――ひいては「美しくあろう」という意識を高めてくれます。
皆さんも、まずは「人目につくこと」「周囲の目にさらされること」に慣れましょう。
お洒落な服を着て街中を歩くもよし、会議でのプレゼン、パーティなどの司会を買って出るもよし。周囲の注目が集まる緊張感でボディラインやフェイスラインは驚くほど引き締まり、佇まいも洗練されるのです。その効果は絶大です。
衆目にさらされるといっても、装いは肝心です。
・ある程度体にフィットした服を着る
・ヒールを履く
・ヘアメイクも(自分比でかまわないので)気を抜かない
この3項目を守ってください。CAの場合は、何と言っても「制服」が効果的でした。シャープなスーツ型の制服は、わずかな脂肪の増加にも敏感になります。「あ、ちょっと太ったかな」と気づいたらすぐに痩せようと努力できるのです。
ボディラインを隠してしまう服、ウエストがゴムのスカート、ペタンコ靴に慣れてしまうのはとても危険と覚えてくださいね。
何かを決意した際、それを邪魔する「誘惑の対象」を物理的に遠ざけるのは重要です。
甘いものがやめられない場合、スイーツコーナーに近寄らない、コンビニに行かないなど、あえて誘惑物から離れることをお勧めします。
お得だからとまとめ買いしていると、結局は脂肪を溜めこんでトータル的なマイナスを抱えこむ危険もはらんでしまうのです。
皆さんの身近な友人を思い浮かべてください。何となく自分と雰囲気が似ていませんか?
例えば体型、ヘアメイクの手間のかけ方、洋服や持ち物、アクセサリー、美意識の高さ。人は「自分と似た雰囲気、共通事項が多いほど安心し、接近する」生き物です。
美しい女友達がいると美意識が高まるのは当然のこと。私の場合、美容関係者や女優の友人もいるので、彼女たちが集まる食事会などでは、(良い意味で)男性と会う以上に外見に気を遣います。
冒頭でも書きましたが、「CAらしさ」は周囲の視線が育ててくれますが、それと同様、切磋琢磨する仲間も意識を高めてくれます。ぜひ、「美女」と呼ばれる友人を作り、美のエッセンスを取りこみましょう。
CAに極度の肥満がいないのは、先に述べた「周囲からの視線」「体にフィットした制服」はもちろん、体が資本のハードワークに他なりません。多い時で、1日に2往復(計4回の離着陸)のフライトがあり、とにかく立ち仕事、力仕事がメイン。筋肉が衰えにくい仕事と言えるのです。この筋肉が、スリムと若々しさを保つことでも大変重役立ってくれています。
筋肉の利点は、
・新陳代謝をあげ、脂肪が燃焼しやすい体になる
・血行が良くなり、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が促進される
・冷えとむくみが改善される
など、いいことづくめ。日常の中にもプチ筋トレを取りこみましょう。例えば、
・歯磨き中につま先立ちをする
・電車の通勤時、一駅だけ「ヒップをキュッと締めてみる」
・パソコン仕事の際、姿勢を正し「おへそを縦に伸ばすイメージで」腹筋を意識する
日々の小さな積み重ねが、明日の、そして未来の美しさに繋がってくるのです。
いかがでしょう。「人前に出る」「体にフィットした服を着る」「誘惑の対象から物理的に離れる」「美は伝染すると心得る」「プチ筋トレを日常に取り入れる」――まれに「私なんかキレイを目指したら皆に笑われる」などという、自虐的な女性がいますが、全女性が美しくなる要素と権利を持っているのです。
さあ、今日から胸を張って新たなステージを歩きましょう。
#モテテク
この記事のライター
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