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一日の中で長い時間を過ごす寝室は、疲れた心と体をリセットできる大切な空間でもあります。例え4畳という狭い寝室でも、おしゃれで心地よい空間にできたら良いと思いませんか?
そこで今回は4畳などの狭い寝室のベッド選びのコツや、参考にしたいおしゃれな寝室のレイアウト実例をご紹介します。是非最後までご覧ください。
まずは4畳の広さを把握しましょう。4畳の広さは正方形の場合、約255㎝x255㎝です。
このスペースにベッドを入れるので、サイズはもちろんのこと他にもいくつかポイントがあります。
一つ目はヘッドボードのないベッドを選ぶこと。ハリウッドスタイルとも呼ばれるこのベッドは高級感がありますが、部屋が狭いと窮屈に見えることも。
壁を広く使えるヘッドボードのないベッドがおすすめです。
ベッド選びのポイント2つ目は、背の低いベッドを選ぶことです。
床からマットレスの天面までが高いベッドは、広さ4畳の狭い寝室だと窮屈な印象になるため30㎝程度のものがおすすめです。
ただし低いベッドは下に埃が溜まりやすい・足腰への負担が大きいなどデメリットがあります。
ご自身の環境と照らし合わせ、どちらが良いか考えましょう。
ベッドを選んだら今度は配置を考えましょう。この時大切なのは、4畳と狭くても生活動線は確保すること。
ドアを開ける度にベッドにぶつかる、起床後に足を下すスペースがない、クローゼットが開けられないなど、生活する上で必要な動作に支障が出るとストレスになります。
広さが4畳という狭い寝室でもできるだけ生活動線を阻まないようベッドを配置しましょう。
部屋の印象を大きく左右するベッドカバー。何色にしようか迷うところですが広さ4畳の狭い空間では「明度の高い色」がおすすめです。
写真のように白・アイボリ・グレージュなど明度の高い膨張色はその効果でお部屋も広く見えます。
もちろん使いたい色が決まっている場合は、自分にとって居心地よい空間づくりが一番なのでそちらを優先してくださいね。
instagram(@simplepleasures0329)
どんな内装にしようか妄想するのも楽しみのひとつですよね。
おしゃれなフロアスタンド、ナイトテーブル、観葉植物も…とイマジネーションは膨らむ一方ですが、広さ4畳の寝室では最低限の家具から揃えていくのが良いと思います。
折角買ったのに入らなかったり、狭い部屋に置くとイメージが違うことも。
ベッドやカーテンなど最低限のものから揃えましょう。
一人暮らしで4畳の寝室レイアウトの参考になるお部屋をご紹介します。
ご紹介するお部屋は4畳ではないこともあるのでご了承ください。
こちらのお部屋は短辺側に大きな窓が付いている賃貸に比較的多い間取りです。
ベッドカバーが明るく生活動線が確保されていて、居心地の良い寝室になっていますね。
4畳という狭い寝室でも取り入れやすいレイアウトです。
アメリカンモダンなインテリアがとってもおしゃれなこちらのお部屋。
5.5畳のお部屋ですが、レイアウトがスッキリとしていて広く感じますよね。
一人暮らしの場合、一つの部屋で寝る以外の作業スペースが必要なことも。
その場合はソファベッドなど一人二役の家具を使ってスペースを上手に活用するのもおすすめです。
就寝時に便利な背もたれが倒せるタイプなどもありますよ。
北欧のインテリア雑貨がとっても可愛らしいお部屋です。
コンパクトなベッドフレームは、シングルよりさらに小さい無印良品のスモールサイズのもの。
短辺が約80㎝程度とコンパクトなので狭い感じがなくスタイリッシュですよね。
寝相に自信のある方や、お部屋をおしゃれにデコレーションしたい方におすすめな4畳の寝室レイアウトです。
広さ4畳の狭い寝室でもおしゃれや趣味を楽しみたい!そんな方におすすめのレイアウトがこちらです。
窓側にベッドを置くのは、冷気や熱気が伝わりやすく結露が起きることから推奨されていませんが、一方で自由にレイアウトしやすいというメリットも。
遮熱・保温などの多機能カーテンを使い、ベッドを窓から少し離すなど工夫次第で趣味も楽しめる寝室にできますよ。
広さ4畳の狭い寝室を広く見せたい場合には、縦の空間を生かすことが大切なポイントです。
今回参考にしたのはこちらの素敵なおしゃれ女子のお部屋。
ベッドにフレームがないと柔らかく解放感がありますよね。ただし床に直接マットレスを置くとカビが生える可能性があります。
実際する場合にはすのこの上に除湿シートを敷くなどしっかりとカビ対策をしましょう。
ここからは2人以上向けの4畳の寝室レイアウトをご紹介します。
そもそも広さ4畳の寝室で2人分も寝る広さはあるのかなと思う方も多いのでは?
シングルベッドの短辺が約97㎝なので、部屋の形にもよりますが面積的には2台分なら設置できます。
撮影者様曰く、この方法だと小さなお子様がいるご家庭も掃除や洗濯がしやすくおすすめとのことです。
シングルベッドを2つ並べた寝室。
こちらのお部屋は6畳なので空間に余裕がありますが、広さが4畳だと足元かベッド脇に少しスペースがある程度になるでしょう。
シングルベッドを2つ並べる場合、カバーは同じデザインの柔らかい色を使うとお部屋に広がりを感じられますね。
シンプルなだけにおしゃれなランプが引き立つ、ミニマルで素敵なレイアウトです。
まるでおしゃれなホテルのようなこちらの寝室。
大きなベッドが印象的ですが、広さ4畳の狭いお部屋の場合どのサイズのベッドが置けるのか気になりますよね。
ベッドは長辺側はどのタイプも約200㎝。
短辺側はシングルが約100㎝で、そこからセミダブル・ダブル・クイーン・キングの順に約20㎝ずつ大きくなると覚えておくとイメージしやすいですよ。
広さ4畳の狭い寝室を2人以上で使う場合、寝るためだけの部屋として使うことも多いと思います。
インテリアが好きな方は、そんな中でも素敵な雑貨でデコレーションしたいですよね。
白を基調としたこちらのお部屋はベッドカバーや小物雑貨をフレンチカントリーというテーマで揃え、一体感あるおしゃれな空間を演出しています。
インテリアの参考にいかがでしょうか。
ベッドとプロジェクターをメインにおしゃれなインテリアでデコレーションされたこちらのお部屋。
ベッド脇にプロジェクターを置くレイアウトが新鮮です。限られたスペースを前向きに楽しむ素晴らしいアイデアですね。
ファミリーはもちろん、映画好きな一人暮らしの方やカップルにもおすすめな4畳の寝室レイアウトです。
以上、4畳の広さで出来る寝室のレイアウトのコツと参考になるお部屋の実例をご紹介しました。広さ4畳という狭い寝室も、レイアウトを工夫すればおしゃれな心地良い空間になりそうですね。
おうち時間が増えた昨今、家の掃除や模様替えに力を入れている方もいらっしゃるのではないでしょうか?寝室も居心地の良いおしゃれな空間にしてみましょう。
この記事のライター
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