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【医師監修】3ヶ月の赤ちゃんの発育・発達・お世話のポイント

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生後3ヶ月の赤ちゃんは、首がすわったり、手足をよく動かすようになるのでできることも多くなってきます。また、3ヶ月健診もあるので、より赤ちゃんの成長を感じることができます。

この記事の監修ドクター

表参道首藤クリニック首藤紳介先生 小児科医。自身の経験から、薬だけに頼らず自己治癒力を高める医療を目指す。2013年より表参道首藤クリニックを開業。 http://shuto-clinic.net/

3ヶ月頃の身長・体重

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3ヶ月頃の身長・体重

生後3ヶ月の赤ちゃんは、頬や腕、足にも皮下脂肪がついて、ふっくらとした体型になります。体重は出産時の約2倍に成長していて、今後は体重の増加が緩やかになります。 厚生労働省の発育曲線によると、男の子は身長57.5~66.1cm、体重は5.12~8.07㎏、女の子は身長56.0~64.5cm、体重は4.84~7.53㎏となります。

3ヶ月の赤ちゃんの発達・変化

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授乳リズムの変化

生後3ヶ月になると、これまで以上にあごの筋肉が発達するようになり、1度に飲む量が増えます。そして赤ちゃんに満腹中枢ができ、授乳のペースが整ってきます。

・母乳の場合・・・授乳間隔は1日6~8回ほどで、1回あたり左右10分ずつが目安で、1回の授乳でお腹一杯に飲む赤ちゃんもいれば、少しずつ何回も欲しがる赤ちゃんもいます。飲む量が減少したり、飲み方にむらが出てきたりすることもありますが、体重が増えて機嫌がよければ、赤ちゃんのペースに任せて授乳してあげましょう。

・ミルクと母乳混合の場合・・・母乳量も増えてくるため、完全母乳に変えていきたい人も増えてきます。完全母乳にしたい場合は、赤ちゃんの体重に気を配りつつ、ミルクの回数を徐々に減らすか、思いきってなくしましょう。

・完全ミルクの場合・・・ミルクは栄養価が高いので、欲しがるだけ与えてしまうと赤ちゃんに余分な脂肪が付き、体に負担をかけてしまいます。食欲がどんどん旺盛になりますが、容量を守って、適量のミルクをあげましょう。

首がすわってくる

生後3ヶ月になると、赤ちゃんの首がすわってきます。腹ばいの状態にすると自分の力で頭を持ち上げることができるようになったり、あおむけに寝かせ、両手を持って引き起こすと首がついてきたり、縦に抱き、体を傾けた際に首をまっすぐ保つことができると、首がすわっている証拠です。

首がすわると、縦抱っこやおんぶができるようになり、お母さんの家事や、赤ちゃんのお風呂・着替えが少し楽になってきます。しかし、3ヶ月の赤ちゃんは首の向きをすぐに変えることはまだ苦手なので、寝かせるときは赤ちゃんの顔周りにタオルなど危険なものが置かれていないかどうか注意しましょう。生後5ヶ月頃になって首がすわる赤ちゃんもいるので、まだ首がすわっていなくても、ゆっくり待ちましょう。

手足をよく動かすように

生後3ヶ月の赤ちゃんは好奇心旺盛で、周囲のさまざまなものに関心を持ち始め、動くものを目で追ったり、手や足が興味の対象になって、自分の腕の動きを見たり、バタバタと音を立てたりすることを楽しんでいることがあります。例えば、あおむけに寝た赤ちゃんの目の前におもちゃを差し出すと、手を伸ばして取ろうとします。手の力もついてくるので、赤ちゃん用のガラガラのような小さくて軽いものならば、つかむことができる赤ちゃんもいます。

3ヶ月の赤ちゃんのお世話のポイント

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スキンケアを丁寧に

生後3ヶ月の赤ちゃんは乾燥や湿疹が現れるなど、肌トラブルが多くあります。その肌トラブルを防ぐためには、赤ちゃんの肌を清潔に保つことが大切です。特に夏場は汗もかきやすいので、赤ちゃんが汗をかいていたらとこまめに着替えさせてあげ、オムツもたまに外して通気性をよくしてあげましょう。肌に直接触れる肌着も、通気性のよい素材を選ぶことをオススメします。

しかしその一方で、清潔に保つことを意識しすぎて、1日に何度もお風呂に入れるのは逆効果です。お風呂で使う石鹸類は、過度に使用することで、本来赤ちゃんに備わっている油分を必要以上に落としてしまうため、乾燥肌を招いてしまいます。お風呂のお湯も熱めではなく、ぬるめのほうが赤ちゃんの肌にやさしいです。

たくさんコミュニケーションをとろう

昼間起きている時間が長くなるにつれて、おしりがきれいでおなかもいっぱいで機嫌がいいときは、手指を口に入れて一人遊びをしたり、「アー」とか「アウアウ」とか声を出すようになります。赤ちゃんの機嫌のいい時は、赤ちゃんと遊んでコミュニケーションをとりましょう。お母さんが積極的に赤ちゃんをあやしたり、赤ちゃんの言葉を真似しながら会話をいっぱいすると、赤ちゃんの社会性も育ちます。

また生後3ヶ月頃は感情が豊かになり、声を出して笑い始めます。首が安定することで声がする方向に顔を傾けるようになるため、ガラガラなど音がするおもちゃを振ったり握らせたりしましょう。おもちゃを握ったら口まで持って行って、なめて感触を確かめ、どんなものかを確認することで脳が発達します。

3ヶ月健診も忘れずに

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3ヶ月健診の目的

乳幼児健診(乳児健診)は、生後間もない赤ちゃんの健康保持および増進を図ることを目的とし、栄養・発育状態の確認、先天的な病気の有無・早期発見、予防接種の時期や種類の確認などの必要な項目をチェックします。そして赤ちゃんの発育を見るということももちろんですが、自治体の子育て支援機関と各家庭をつなぐ、という目的もあります。多くの赤ちゃんとお母さんは、この検診の時に初めて自治体の子育て支援機関を訪れ、自治体の子育て情報を集めることができ、ママ友ができる良い機会にもなります。

生後3ヶ月健診の目的は、主に成長や発達の確認、疾病の早期発見や必要な予防接種を接種するタイミングの確認です。また健診では、普段気になっていることをはじめとした悩み事を小児科医や保健師に相談することもできるので、必ず行きましょう。

3ヶ月健診の受け方

生後3ヶ月健診は定期健診で、市区町村によって異なります。市区町村によって実施されることが多いため、基本的には無料で、集団健診が一般的です。また、集団健診の場合は保健相談所や保健センターなどの広い場所で行われます。

生後3ヶ月健診に必要なものは、母子手帳、自治体からきた受診票などのお知らせ、オムツ、赤ちゃんの着替え、タオル、飲み物、汚れたオムツなどを持ち帰る用のビニール袋、母乳の場合は授乳ケープが必要です。母子手帳は事前に「保護者の記録」ページを記入しておきましょう。また、混んでいる時や待ち時間が長いときは赤ちゃんが退屈してしまうので、小さめのおもちゃも持っていくと便利です。

健診時の服装は季節によりますが、股下にスナップが付いたコンビ肌着やカバーオール・2wayオールが基本です。春夏は、短肌着や七分丈・半袖のカバーオールがおすすめです。また、冷房対策には薄手のブランケットを持っていき、秋冬は、室内が暖かいので服装はそのままで上着を持っていくとよいでしょう。お母さんの体の健診は基本的にはありませんが、自治体によっては出産の際に出血が多かった人などが、念のため血圧を測られることもあります。母乳相談をする場合もあるので、授乳しやすい、脱ぎ着しやすい服がよいでしょう。

健診の流れは、一般的には順番にいろいろな専門家が待機するブースに行き、赤ちゃんを見てもらいながらお話をするという流れで進んでいく場合が多いです。自治体によっては混雑のため、参加者をいくつかの班に分けて、班ごとに別の順番で回るように指示されることもあるので、自治体の指示に従いましょう。

3ヶ月健診の内容

3ヶ月健診では、まだおすわりができない時期なので、基本的には寝かせた状態での診察になります。健診の内容は以下の通りです。

まず、身長・体重・頭囲・胸囲などの身体測定のあと、問診があります。この問診では、母子手帳の「3~4ヶ月頃保護者の記録」のページと同じような質問がされ、首がすわったか、あやすと笑うか、目の動きはどうか、散歩はしているか、子育てへの不安を感じているか、などの質問がされます。次に、聴覚、視覚の発達の確認をします。聴覚の検査では、音が鳴るおもちゃなどを用いて、音が鳴る方向を向くかどうかをみます。このことは問診でも聞かれます。

肛門や外性器の確認もします。男の子の場合、精巣が降りてこない病気や、精巣周囲に水がたまる病気はないか、女の子の場合、外性器が閉じていないかなどの、性別に応じた外性器の発達や異常を確認し、肛門にしこりや、くぼみなどがないかなど、赤ちゃんに多い異常はないか診ます。

胸部健診では、お母さんが抱っこしたまま行い、心臓の音を聞いて、心音のリズム不調がないか、心臓の疾患の疑いがあるような雑音が聞こえないかをみます。腹部・頭部の健診では、腹部は、触診でお腹が大きすぎないか、肝臓などの腫れはないかなどを確認し、頭部の確認では、頭頂部にあいている穴、大泉門や骨縫合の開閉状況をみることで、小頭症や脳腫瘍などの病気がないか確認します。3~4ヶ月の健診の時点では大泉門はまだ開いているのが普通です。赤ちゃんは脱水症状の時には大泉門がへこんで、発熱すると大泉門が膨らみますが、異常な膨らみをしているときは要注意です。

首すわりの確認や股関節の確認は、3ヶ月健診の中でも中心的なものです。首すわりの確認では、うつぶせにして寝かせたときに自分で頭を上げられるか、あるいはあおむけに寝かせ、両手を引き上げたときに頭も一緒についてくるかで、首がすわっているかどうか確認します。これは、単に首のすわりを確認するだけでなく、どの程度体の運動能力が発達したかをみるためのものでもあります。股関節の確認では、股を開いてみて、動きがスムーズか脱臼がないかなどを確認したり、ひざを曲げて左右の高さがそろっているかなど、赤ちゃんに多い股関節トラブルがないかを確認します。

他にも、皮膚や口内の確認など、3ヶ月健診には多くの健診項目があります。

まとめ

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生後3ヶ月の赤ちゃんは表情が豊かになり、あやしたら反応するようになって、育児がどんどん楽しくなってきます。お母さんやお父さんが近づくと、足をバタバタさせたり、笑顔を見せたりと、自分のお世話をしてくれる人の区別もつき始めます。日々のお世話は大変ですが、その分、赤ちゃんとの絆を感じる面も増えてくるので、楽しんで育児を行っていきましょう。


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情報提供元:マイナビウーマン子育て

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更新日:2017年2月24日

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