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【医師監修】2ヶ月の赤ちゃんの発育・発達・お世話のポイント

目次

生後2ヶ月の赤ちゃんは、目でものを追うようになり、手足を活発に動かすようになって、時にはウーイングと呼ばれる言葉を発するようになります。そんな赤ちゃんには、声に答えるように話しかけてあげたり、手遊びや歌を歌ってあげたりしてコミュニケーションをとっていきましょう。

この記事の監修ドクター

表参道首藤クリニック首藤紳介先生 小児科医。自身の経験から、薬だけに頼らず自己治癒力を高める医療を目指す。2013年より表参道首藤クリニックを開業。 http://shuto-clinic.net/

2ヶ月の赤ちゃんの発育

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2ヶ月頃の身長・体重

生後2ヶ月の赤ちゃんの身長や体重は、母子手帳に記載されている厚生労働省の発育曲線によると、身長53.3~63.2cm、体重4190~7180gで、男女差や個人差があります。1日25g、1ヶ月で1㎏前後のペースで成長していれば大丈夫です。

首が目立たないほどぽっちゃりと丸い体型になり、手足や足首のくびれに大きなシワが目立ってきます。成長するに従って筋肉が少しずつついてくるので、首を左右に動かしたり、手足を上げたりできるようになります。また、寝かせると足をバタバタさせる子もいます。

2ヶ月の赤ちゃんの発達・変化

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目でものを追えるようになる

視力が発達して、目の前のものに集中して、それを目で追うことができるようになる、追視ができるようになります。まだはっきりと見えているわけではありませんが、30㎝の範囲であれば認識することができ、視力にすると0.01くらいの視力があります。

手足が活発に動くように

生後2ヵ月になると、手足をバタバタ動かせるようになってきます。動く自分の手が気になり、顔の前でじっと見て遊んだり、指や手をしゃぶる赤ちゃんもいます。 指をチューチュー吸うことで新しい刺激を覚えていくので、無理にやめさせる必要はありません。

喃語が出始める赤ちゃんも

これまで泣くだけだった赤ちゃんが2ヶ月になると、声を発するようになります。泣くときとは全く異なる「あー」「うー」といった舌を使わない母音を出すこの赤ちゃんの言葉は、クーイングと言われています。クーイングは自分で音を出す感覚を確かめるためといわれています。赤ちゃんがご機嫌な時に注意して見てみると、小さな声を出しているときがあるでしょう。

赤ちゃんがクーイングを始めたら、お母さんはその相手をしてあげてください。レスポンスがあることでクーイングをする赤ちゃんのコミュニケーション能力が向上し、また返事をする相手がいることで大きな安心感をもたらします。

2ヶ月の赤ちゃんの過ごし方

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外に出て刺激を与えてあげる

おっぱいを飲む以外はほとんど寝ていた赤ちゃんが、自分自身で興味を持って首や目を動かし、外からの刺激を感じて、いろいろなことを学んでいくようになります。天気の良い日は、外気浴やお散歩をして、外の空気や自然の音などたくさんの刺激を与えてあげましょう。外気浴をするときは、最初は5分くらいから始めましょう。外気浴は体温調節機能を高め、肌も丈夫にしてくれるだけでなく、外のいろいろなものを感じることで心の発達にも良い影響を与えてくれます。2ヶ月の終わりごろには30分くらいかけてお散歩するのが外出時間の目安です。

慣れてくると、近所のスーパーにも行けるようになります。ただし夕方など混み合う時間帯を避け、短時間ですませましょう。特に生鮮食品売り場など、スーパーの店内は気温が低くなっているので、赤ちゃんにはバスタオルをかけて、体温を下げないようにしましょう。またベビーカーで買い物をする場合も、抱っこして買い物をする場合も、両手のあくショルダーバッグで行くと便利です。

買い物に限らず、お散歩に行くときは、お母さんからの免疫はありますが、病気がうつる可能性もあるため、人込みを避けたり、混雑しない時間帯を選んだりしましょう。

歌や会話を聞かせてあげる

生後2ヶ月はあやすと喜ぶ楽しい時期です。赤ちゃんの中には「あーう」「ううー」などのクーイングが出てくる子もいます。赤ちゃんから声が出たら、場面に合わせていろいろな返事をしてみましょう。例えば、「どうしたの?」などと聞き返してあげたり、「風が気持ちいいね」「鳥さんが飛んでるね」などと語りかけてあげたり、「おなかすいてきちゃったね」「眠くなってきちゃったね」などと気持ちを代弁してあげましょう。

挨拶を含め、声をかけ続けることは、しつけの基礎や赤ちゃんに愛情を伝える方法にもなり、コミュニケーション能力を向上させ、感受性を豊かに育てることに大いに役立ちます。抱っこしてあやすときは、できる限りたくさん赤ちゃんが発する声に返事をしてあやしてあげましょう。

また、生後2ヶ月の赤ちゃんは動くものや聞こえる音に興味を持ち始めます。いないいないばあ!や手遊び歌などもやってみましょう。手遊びの童謡には、とんとんとんとんアンパンマン、むすんでひらいて、パンパンパン屋さん、いとまきの歌、げんこつ山のたぬきさん、こぶた・たぬき・きつね・ねこ、などがあります。たまに手遊びやいないいないばあ!に反応が返せないこともありますが、ちゃんと見て興味や好奇心を持っているので、いろいろなことを試してみましょう。

もし笑ったり、クーイングが出てこなくても、いろいろな遊びを繰り返していくうちに、ふと笑顔やクーイングが出てくることもあるので気にする必要はありません。また、赤ちゃんによって遊びに夢中になる月齢が違ってくるので、自分の子どもが好きな手遊びや童謡を探してみましょう。

2ヶ月のお世話のポイント

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スキンケアをしっかり行う

赤ちゃんは汗っかきなうえ、よだれや母乳・ミルク、うんちなどで汚れやすいうえに、赤ちゃんの肌は大人より保護機能が未熟なので、汚れを放っておくと肌トラブルの原因になります。特に2ヶ月の赤ちゃんは皮脂の分泌がさかんなため、乳児湿疹や乳児脂漏性湿疹も起こしやすいので毎日のスキンケアは欠かさず行いましょう。

スキンケアのコツは3つあります。 1.入浴する際には、石鹸の使用は最低限にすることです。石鹸を使いすぎると皮脂が減少するため、せっかくの皮膚バリア機能が低下してしまいます。汗、よだれ、便を放置しておくと湿疹の原因にもなるため、きれいに洗うか拭き取ってあげてください。

2.赤ちゃんが多くの時間を過ごす室内を乾燥や汚れを防いで快適な環境にすることです。夏の室温は26~28度、冬は23度ぐらい、湿度50~60%が目安です。暖房時は1時間に1回、普段は2~3時間に1回換気を行い、きれいな空気を取り入れ、乾燥が気になる季節は加湿器などで加湿をしましょう。

3.紫外線対策を行うことです。成長と共に外出する機会が増えていきますが、紫外線を原因とする日焼けは皮膚や体にダメージを与えます。5~10月は肌の露出を控えて紫外線対策を行い、11~2月は帽子やコートなどで赤ちゃんを冷やさないようにしましょう。

うんちの状態は気にしすぎない

基本的に、ミルクで育った赤ちゃんのうんちと、母乳で育った赤ちゃんのうんちとには違いがあります。

母乳の場合は、乳糖が発酵するため、水っぽく柔らかいうんちになりがちで、1日7~8回うんちをすることが多いです。ミルクの場合、母乳のうんちよりは硬めのうんちで、回数も1日2~3回と少なめです。しかし、赤ちゃんによって、母乳かミルクか関係なく、1日に1回しかうんちをしない赤ちゃんもいますし、場合によっては2~3日に1回の赤ちゃんもいるので、気にしすぎないようにしましょう。うんちの状態を観察していて、もし赤いうんちや黒いうんちが出たり、異臭が発生したりする場合は病院に行って診察してもらいましょう。

安心して寝かせられる部屋づくりを

「まだ動けないから大丈夫」と油断をしていると思わぬ事故を招くことがあるので、赤ちゃんがいる場所に危険が潜んでいないかどうか、赤ちゃん目線でチェックすることが重要です。1日の大半を寝た状態で過ごす2ヶ月の赤ちゃんはほとんどのものが目線より高い位置にあるため、ちょっとした落下物でも下敷きになると窒息やけがの原因になり、床に落ちているものを見つけて誤飲のリスクも考えられます。

寝室のベビーベッドは見落とされがちですが、事故やケガが起こりやすい場所です。柵を下げた状態での転落、柔らかい布団やぬいぐるみによる窒息など、命の危険にかかわるリスクもあります。リビングでは、お母さんがちょっと離れた隙にソファから落下する、床に寝かせている時に落ちているゴミなどを誤飲するなどの危険が起こります。

お風呂や洗面所では、自分から動いて事故が起こることは少ないですが、浴槽でお母さんやお父さんが手を滑らせて落下させたり、熱いお湯でやけどすることがあります。また、お母さんの入浴中に手につかんだものを誤飲してしまう可能性もあります。

一方、赤ちゃん自身が動く場所ではないキッチンやダイニング、階段でも事故が起こる可能性があります。キッチンやダイニングでは抱っこやおんぶで家事をしているときに、調理器具に触ってやけどしてしまったり、階段では赤ちゃんを抱っこして上り下りしているときにお母さん自身の足元が見えなくなって転倒してしまう可能性があります。

まとめ

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赤ちゃんは平均通りに成長するとは限りません。ひとりひとり体格や個性も違うので、平均的な数値の範囲に成長しなくてもあまり気にせず、その赤ちゃんの成長スピードを楽しみましょう。また、お母さん自身も育児ストレスにならないようにしながら、赤ちゃんの成長を見守りましょう。

生後2ヶ月にもなると、赤ちゃんはいろんな表情を見せていろいろなことができていくので、その都度、写真を撮ったり、ビデオを撮ったりして思い出をたくさん残していくのもよいでしょう。子どもが大きくなったときに見返していくのも楽しいですね。


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この記事の著者

マイナビウーマン子育て

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