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火鍋が好きすぎて四川省まで火鍋を食べに行ったほどなのですが、最近、日本にも本場の火鍋が食べられる店が増えてきています。「もう中国に行かなくてもガチの火鍋が食べられるかも?」なんて思うこともありますが、火鍋の世界は奥が深い。中国はもちろん、海外に行けるような情勢ではないので日本にいながら火鍋を食べる日々です。
火鍋は鍋も食材も環境もしっかり整っているお店で食べるのが一番おいしいと思っているのですが、家でも「それなりに美味しい火鍋」が食べたい。トンカツの名店「豚組」がしゃぶしゃぶ屋さんも営業しているのですが、豚組と四川飯店のコラボレーション火鍋「豚しゃぶ火鍋」があると知り先行試食版を提供してもらい入手して食べてみました。
もともと豚組は「とんかつ西麻布豚組」や「豚組しゃぶ庵」などの豚肉が美味しい店舗展開をしているお店なので、豚肉には揺るぎない自信があると思いますし、私自身も豚組の豚肉で食べる火鍋に興味が湧きます。ということでさっそく自宅で孤独のグルメをするべく「豚しゃぶ火鍋」2人前を豚組から先行試食版を提供してもらいゲット。
※追記: さきほどからチェックしてみたところすでに完売していました。
届いた箱を開封。肉、野菜、麺、スープ、香辛料や調味料、そのすべてがしっかり梱包されていて、食べる前からちょっと贅沢をしている気分に。念願のプレイステーション4が自宅に届いて開封したときと同じようなワクワク感があります(プレイステーション5はまだ買えていません……)。ちなみにレシピも同封されているので調理を間違うこともないはず。
さっそくレシピ通りにスープ、調味料、野菜などを鍋に入れ、グツグツと煮ます。あれ? これしゃぶしゃぶだから、食べる直前に食材を入れるのかな……。と思いましたが「細けぇこたぁいいんだよ!」と脳内で自分を許す声が聞こえたので自分流で食べることに。とはいえ肉はしゃぶしゃぶして食べる。しっかりしゃぶしゃぶに適した薄さにカットされていて助かりました。家だとここまで薄い豚肉を用意するのは難しいかも。
ウホッ♪ ンまい! 豚肉が美味しいのはもちろんのこと、スープが神がかってる! 火鍋は、辛さのなかにどれだけ旨味を感じさせることができるのか、そこが最重要ポイントだと思っているのですが、汗がジワジワ出るほどスパイシーなのにスープとタレの旨味の濃度&密度が高いので、一休みする暇もなくガンガン立食べ進めてしまう。箸が止まらない。
タレとして使っている黒酢と漢源花椒とゴマ油が良い仕事をしている感じ。このタレ、豚肉を差し置いて主役になろうとしているのでは。このタレなら100年間ぐらい飽きずに食べ続けられそう。ちなみに干し豆腐とタレの相性もバツグンです。
勝手に脳内で「火鍋の主役は豚肉」と思い込んでいたのですが、スープもタレも豚肉も主役ですねコレ。それぞれ単体でも美味しいのは確定なのですが、3つの食材がお互いの美味しさを高めあっています。
いやー、驚きですね。これは食材の質が良いだけでは編み出せない味ですよ。シェフたちのテイストに対するバランス感覚が極まっているからこそ織り成せる味。うまい! ちなみに、自分で野菜や肉などを追加して食べても美味。豆腐や水菜などオススメです。この火鍋優勝! 普通のしゃぶしゃぶセットも食べてみたくなりました。
もっと詳しく読む: 【お取り寄せグルメ】トンカツだけじゃない! 豚組×四川飯店「豚しゃぶ火鍋」を食べてみた(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2021/05/31/butagumi-shabushabu-hinabe/
豚組しゃぶ庵住所: 東京都港区六本木7-5-11時間: 11:30~14:30 16:00~20:00 (要確認)休日: ランチタイム不定休 (要確認)備考: 夜は完全予約制クドウ: ガジェット通信、ロケットニュース24、Pouchの初代編集長で創設者。TVチャンピオン「焼肉王選手権」「デカ盛り王選手権」に出場しどちらも準優勝。日清公認のどん兵衛士の称号を得ており、どん兵衛とラーメン二郎要素を融合させた「どん二郎」のネーミング等を考案。空条海苔助の名義で「世にも微妙なグルメレストラン」「彦龍のノリヒコさん」などを出版するB級グルメ研究家で「月曜から夜ふかし」などにも出演。イタリアをめぐりピザを食べる旅をするほどピザマニア。昭和的な「個人経営の焼肉屋」をめぐる旅をする焼肉マニア。秘境ドローンカメラマンもしている秘境グルメマニア。
この記事のライター
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