震災で途絶えた文化を復活!松川浦の「浜焼き」が食べられるイベント開催


福島県観光物産交流協会は、東日本大震災から10年たったいま、松川浦の「浜焼き」文化を復活させるべく、11月3日(水・文化の日)より「浜の駅」にてイベントを開催する。

震災から10年、途絶えていた「浜焼き」文化を、松川浦に隣接する宿の若旦那たちが熱い思いをもって復活させることとなった。

松川浦の原風景だった「浜焼き」

同会によると、震災前、松川浦の旅館や飲食店の前には、炭火で焼かれた地元の魚介類「浜焼き」が売られており、その香ばしい匂いに食指を動かされ、通りを歩きながら「浜焼き」を頬張る姿が、松川浦の日常だったそう。


だが旅館や販売店が被災したことで、この「浜焼き」は途絶えてしまっていた。

震災から10年目に復活


震災から10年目の今年、松川浦の近隣旅館の若旦那で構成される「松川浦ガイドの会」は、途絶えてしまった「浜焼き文化」とあの味を引き継ぎ、自分たちが幼い日に手伝っていたあの風景をもう一度見たい、後世に残していきたいという思いから、「浜焼き復活プロジェクト」をスタートさせた。


当時を知る親の世代に機材、串の打ち方、そして、味の決め手になる「たれ」と、当時の思い出と共に聞き取り、あの匂いを、あの味を復活させたいと試行錯誤し、11月3日の文化の日に、途絶えてしまった在りし日の原風景と食文化を復活させ、10年越しのこの思いを形にすべく、好評を博している「浜の駅松川浦」において「浜焼き」を復活販売することになった。

カレイ・イカ・エビ・トウモロコシ・ホタテなど季節の旬の産物を串刺しにして炭火で焼き、松川浦の秘伝のたれで味付けする。

「松川浦」を150%楽しむコンテンツも

「浜焼き復活プロジェクト」を実施する「松川浦ガイドの会」では、今回の「浜焼き」はもちろん、子どもの頃に楽しかった遊びや浦の日常を一緒に体験してもらい、笑い、話し、そして、松川浦をもっと好きになって欲しいという思いから、多くのコンテンツを開発。体験コンテンツとして実施している。


多くの生き物が住む松川浦で、自ら作った釣竿で釣った魚を食べるというプチサバイバル体験が楽しめる「作る・釣る!笹竹釣竿と伝統の笹浸し漁(タツノオトシゴ)体験」や、


地元・松川浦旅館の若旦那直々のレクチャーのもと、名産のホッキ貝をさばいて調理する体験プログラム「ホッキ貝むき体験」、


原釜尾浜海水浴場となりの人工磯での「磯ガニ釣り体験」、


太平洋と松川浦の間にのびる5.2kmの大洲海岸にて、満天の星空や波の音に包まれた空間で好きなドリンクを飲める「ムーンロード・スターライト・カフェ」といったコンテンツも用意。

詳細は相馬市観光協会の公式サイトにて確認を。昔懐かしい「松川浦の浜焼き」の味わいやその復活の思い、浜の魅力に触れたい人は、足を運んでみて。

■松川浦「復活の浜焼き」開催概要
開催日:11月3日(水・祝)、11月27日(土)、12月11日(土)、12月25日(土)
※次年度以降の予定については日程が確定次第SNS等で告知
開催時間:11~14時
会場:浜の駅 松川浦 ※浜の駅の外で販売予定


更新日:2021年11月1日 / 公開日:2021年11月1日

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