【ヒヤリ・ハット】無事でよかった! 子育て中に気をつけたい事故案件

ひとつの重大事故の裏には、大事にいたならかった29の小さな事故、危なかった300のヒヤリ・ハット事例がある、と言われています。育児の現場でも、こうしたヒヤリ・ハットは日常茶飯事。先輩ママのアンケート結果から、育児中に気をつけたい事例をまとめました。子どもの安全を守るため、ぜひ参考にしてください。

(イラスト:まちこ @achiachiachico

子育て中にヒヤリとしたことはありますか?

忙しい育児の日々の中、子どもの事故やケガには最大限の注意を払っているママたち。しかしそんな中でも、ヒヤリとした経験をしたことがある人は約半数の49%いました。

どのような状況だったのか、詳しいエピソードを見ていきましょう。

誤飲・誤食に注意!

0才の時に自分がしたうんちがオムツからもれてて食べそうだった。 (39歳/情報・IT/営業職)

アイロンビーズを飲み込んだみたいで、うんちと一緒に出てきた……笑。 (29歳/自動車関連/事務系専門職)

おとなしく遊んでいるなと思ったら、下剤を美味しそうに食べていた。胃洗浄に走った。 (40歳以上/小売店/販売職・サービス系)

誤飲・誤食は、子どもの事故のなかでも件数が多い事例です。乳幼児は、手に持ったものを何でも口にしてしまいますし、なにが食べられるものなのかよくわかっていません。タバコの吸い殻も要注意です。ジュースの缶を灰皿代わりにしている人はすぐにやめましょう。最近では、キューブ状の洗濯洗剤もおいしそうに見えて危険です。子ども目線で身の回りを点検してみてください。

喉詰めも危険!

1歳ころ、りんごを喉につめてむせた。 (40歳以上/医療・福祉/専門職)

飴を飲み込んでのどにつかえてしまい、足首を持って逆さにして背中をたたいて取った。 (40歳以上/人材派遣・人材紹介/技術職)

つかみ食べの練習時、パンを頬張りすぎて喉をつまらせかけた。 (34歳/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)

異物の誤食だけではなく、食べ物をのどに詰めてしまう場合もあります。「もう大きいから」と油断は禁物です。柔らかいものばかり与えていると、よく噛む習慣がつかず、食べ物を丸のみするようになります。適度な固さと大きさで与えることが大切です。食べるときは、必ず大人が見ているようにしましょう。ミニトマトやブドウも事故が発生していますので、半分~1/4に割ってからあげましょう。

高いところから落ちる

6カ月のころ、親のベッドの真ん中にいるから大丈夫だろうと思っていたら、いつの間にか移動してベッドから落ちてしまった。 (40歳以上/マスコミ・広告/クリエイティブ職)

3歳のころ、ソファから乗り出した子供がそのまま頭からソファから落ちた時。気づいて引っ張ったので、強打しないですんだが、ひやっとした。 (39歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

2歳になる前に自分で椅子を窓ぎわまで動かし、背もたれ部分に登って窓の外を見ていた。トイレに立った一瞬の隙で戻ったらビックリした。 (37歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)

子どもは体のわりに頭が大きく、重心が上にあります。そのため、バランスを崩して転んだり高いところから落ちやすかったりします。ベランダや窓のそばに、椅子、台などを置かないように十分注意しましょう。万が一のため、床にはものを置かないようにするとよいでしょう。

車に気をつけよう!

車が近づいているときに急に走り出した。 (30歳/医療・福祉/事務系専門職)

クルマの扉に手を挟んだ。 (40歳以上/専業主婦)

とにかく自動車には要注意です。子どもは、急に走り出すことがありますね。歩道にいても完全に安心することはできません。子ども用のハーネスには賛否両論あるようですが、子どもの安全が最優先です。また、車のドアに手を挟む事故はよくあります。ドアの開閉は必ず大人がするようにして、子どもにはしっかり言い聞かせましょう。

お風呂場の事故

1歳の頃、湯船を覗き込んでそのまま頭から落ちた。 (34歳/医療・福祉/事務系専門職)

お風呂に顔を浸からせかけた。 (32歳/学校・教育関連/事務系専門職)

お風呂場のドアにこどもの手を挟んでしまった。ゴムで柔らかいところだったので大事に至らなかった。 (30歳/建設・土木/事務系専門職)

お風呂場も子どもの事故が多い場所です。いっしょに入っていても、ママが頭を洗っている間に湯船で足を滑らせていることもあります。子どもは静かに溺れると言いますよね。静かなときほど、安心できません。一瞬でも目を離すときは、歌を歌わせるなどして無事を確認しながらにしましょう。

行動は予測不能

遠くに置いておいたはずのハサミを持ち出していたこと。 (28歳/情報・IT/技術職)

2歳のころ網戸に寄りかかって、 網を突き破って裏庭に落ちてしまった。 (39歳/農林・水産/酪農)

熱いヤカンに手を出しそうになった。 (32歳/建設・土木/事務系専門職)

子どもの行動は予測不能です。昨日はできなかったことが、急にできるようになっていて、行動範囲が一気に広がることもあります。知らないうちに家を出てしまい、何キロも歩いたところで保護された子も。好奇心の強い子には、よく注意してあげてください。

まとめ

大事にはいたらなかったヒヤリ・ハット事例からは、多くのことが学べます。ただ、子どもはどれだけ気をつけていても多少のケガはしてしまうもの。行動を制限しすぎると、かえって運動能力や危険回避能力が養われなくなってしまいます。周辺環境を整備して自由に過ごせるようにしてあげつつ、子どもから目を離さないようにしましょう。

マイナビ子育て調べ 調査日時:2021年5月28日~6月4日 調査人数:155人(22歳~40代までのママ)

(マイナビ子育て編集部)


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更新日:2021年10月31日 / 公開日:2021年10月31日

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