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ひんやり効果で症状が楽に!? つわり時の強い味方「アイス」の上手な食べ方とは

目次

つわりが辛くてなかなか食べ物を口にできない時も、アイスならば食べることができるという妊婦さんもいらっしゃるのではないでしょうか。妊娠中のアイスのおすすめの食べ方・アレンジ方法、注意点をお伝えします。

この記事の執筆者 中坪由佳 先生(管理栄養士/母子栄養指導士) 学校卒業後から、保育園栄養士として勤務。自らの育児の経験も活かし、子供の食事や家庭の食生活に悩んでいる方に向けて情報発信などを行なっている。離乳食と家族の食事を同時に作るとりわけ離乳食などに定評あり。 ◆HP「食育教室ヒミツキチ」

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この記事の監修者 川口由美子 先生(管理栄養士/母子栄養指導士) 一般社団法人母子栄養協会 代表理事 女子栄養大学 生涯学習講師。大学時に小児栄養学を学んだのち、育児用品メーカーでベビーフード開発を経て栄養相談、離乳食レシピ執筆、講演会に携わる。2児の母。現在は、母子栄養協会にて離乳食アドバイザー®他、専門家を養成している。 ◆一般社団法人母子栄養協会HP

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つわりの時におすすめのアイスは?

つわりの時は、ちょっとした匂いでも吐き気を起こしてしまったりして、なかなか食欲がわかず、アイスなら食べられるということもありますよね。アイスには甘くてクリーム感の強いものやさっぱりとしたシャーベットなど、さまざまな種類がありますが、どんな味が人気なのか、またおすすめのアレンジ方法もお伝えします。

さっぱり系ならこの味が人気!

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りんご味のシャーベットやアイスキャンディーは、ほのかな酸味があるので、さっぱりしたい時におすすめです。

■ジュースで手軽にアイスキャンディーを作っても◎

りんごジュースを小さめの紙コップに入れ、棒を刺して凍らせれば、簡単にアイスキャンディーができます。りんごジュースを100%のものにしたり、絞ったものにできるとさらにいいですね。

濃厚系ならこの味が人気!

濃厚系なら定番のバニラも人気といえます。

バニラアイスは、いろいろなタイプがありますが、濃厚なのは品名が「アイスクリーム」となっているもの。これは乳固形分15.0%以上、うち乳脂肪分8.0%以上のものを指しますので、乳脂肪が多く濃厚ということになります。

エネルギーが多いことが気になる場合には、乳脂肪分の決まりのない「ラクトアイス」もいいですね。ラクトアイスの方が少しさっぱりしています。バニラはいろいろな味にもあうので、くるみやドライフルーツなどをトッピングをしてアレンジもしやすいですね。

おすすめのアレンジアイデア

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■さっぱり系のおすすめアレンジ

ヨーグルトを凍らせて、果物をトッピングする

アイスクリームでは、脂肪分や糖分、カロリー(エネルギー)の過多が気になってしまいますが、ヨーグルトにすれば、糖分や脂肪分を抑え、とりたいカルシウムなども摂取することができます。

日々の食生活にぜひ取り入れていただきたい果物ですが、皮をむいたり切るのが面倒という方も多いのではないでしょうか。そのような時は、さっと洗ってへたを取るだけのいちごや、市販の冷凍果物を利用してもよいですね。

<ヨーグルトを使ったアイスの作り方> ヨーグルトを水切りし、果物とともに冷凍庫にいれておいて時々まぜると、簡単にさっぱり系のアイスクリームに! ■濃厚系のおすすめアレンジ

市販のバニラアイスにきな粉、バナナ、くるみなどをトッピングする

バナナはつわりの症状を軽減させるビタミンB6が豊富です[*1]。きな粉は不足しがちな鉄分を補給できます。くるみは鉄分、葉酸、カルシウムが豊富で妊婦さんは特に意識して取りたい栄養が含まれています[*1]。 トッピングをすることでおいしさも栄養もアップするので、ぜひ試してみてくださいね。

つわりの時にアイスが食べやすいのはなぜ?

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辛いつわり中でもアイスならば食べやすいと感じるのは、どのような理由からでしょうか。アイスのほかにも同様に食べやすい食べ物はあるのでしょうか。

アイスの冷たさが食べやすい

吐き気が辛い時や食欲がない時でも食べやすいものの1つとして、冷たくて口あたりのよいものが挙げられます。まさにアイスはそうした食べ物の1つなのですね。

アイスはそのまま食べてもエネルギーや水分の補給ができますが、果物やナッツ類、きな粉など他の食品も加えると、栄養価もおいしさも増すのでおすすめです。

アイス以外の食品でも、冷やして食べることで匂いが抑えられて食べやすくなるので、食べ物の匂いが辛いという妊婦さんはぜひ試してみてくださいね。

アイス以外に食べやすい食べ物

■おすすめは冷やした果物

冷たい果物は、さっぱりとして食べやすいのでおすすめです。また、食べやすいだけでなく、果物にはそのほかのうれしい点も。

たとえば、果物にはカリウムが豊富なものが多く、体内の塩分の排出を促す作用があり、むくみにくくしてくれます。また、ビタミンCや食物繊維が豊富で、水分補給もできるので、毎日の食生活にぜひ取り入れてみてください。

妊娠初期には1日200g程度、妊娠中期から授乳期には1日300g程度の摂取がすすめられています[*2](100gの目安はいちご6粒、りんご1/2個、キウイフルーツ1個など)。

ただし吐き気が強い時には、酸味の強い柑橘類は吐き気を誘いやすいので、控えるとよいでしょう。

妊娠中にアイスを食べる時の注意点は?

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つわりの時でも食べやすいアイスですが、アイスばかり食べてしまって不安という妊婦さんもいらっしゃるのではないでしょうか。妊娠中にアイスを食べる時にはどんなことに注意したらいいのかお伝えします。

つわりの時は食べられるものを食べるのが第一

大前提として、つわり中には無理せず食べれるものを食べることが第一です。

吐き気があり、なかなか食べることが難しい時には、栄養の偏りが心配な妊婦さんもいらっしゃるかと思います。しかし、つわりが辛くなる妊娠初期には胎児に必要なエネルギー量はごくわずかなので、一時的な栄養の偏りは胎児にはほとんど影響がないと言われています[*3]。無理をせずに食べられるものを食べましょう。

可能ならば、アイスを食べる時に果物など他の食品も加えて、ビタミンも補給できたらなおよいですね。

アイスの食べすぎには気をつけよう

食べやすいアイスですが、極端な食べすぎには注意をしましょう。市販のアイスは糖分や脂肪分が多く含まれるものが一般的だからです。そのため、食べ方としては、

・1日に1つなどと量を決めて少しずつ食べる ・アイスクリームやラクトアイスだけでなく、シャーベットを選ぶ ・自分で糖分や脂肪分を抑えたアイスを作ってみる ・焼き芋やバナナを凍らせてアイスのようにして食べる

などの工夫を取り入れてみてもよいですね。焼き芋やバナナをアイスの代わりにすると、不足しがちなビタミンを補うこともできます。

アイス以外にも何か食べられそうであれば、アイスのように冷たく口当たりのよい食品の中で食べられるものはないか、考えられるといいでしょう。

吐き気が強い時にはシャーベットを試してみて

つわりの症状の現れ方は妊婦さん一人ひとりで異なるため、一概には言えませんが、吐き気が強くて「アイスもなんだか食べにくいな」という時には、シャーベットタイプを試してみるとよいかもしれません。

脂肪分の多い濃厚なアイスより、脂肪分が少なくさっぱりとしたシャーベットタイプの方が、同じアイスの中でも食べやすいこともあるでしょう。また、フルーツ系のアイスキャンディーも脂肪分の少ないものが多く、手軽に食べることができるのでよいですね。

まとめ

手軽に食ることができ、つわり中でも食べやすいアイス。トッピングを加えたり工夫をしながら、上手に栄養補給ができたらよいですね。

(文:中坪由佳 先生/監修:川口由美子 先生)

つわりの症状などについて詳しく知りたい方こちら ▶【医師監修】つわりの時期はいつから? つらいピーク時期の対処法 ▶【産婦人科医監修】つわりで点滴が必要なのはどんなとき?入院なしで点滴はありうる?

※画像はイメージです

参考文献 [*1]香川明夫監修『八訂食品成分表2021』女子栄養大出版部(2021年) [*2]妊産婦のための食事バランスガイド [*3]堀口雅子『食事療法シリーズ8妊娠・授乳期の食事第2版』医歯薬出版(2003年)


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マイナビウーマン子育て

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