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美容ライターの遠藤幸子です。秋が徐々に深まる頃、ファッションもメイクも秋らしさを重視するあまり老けて見えたり、自分の魅力を半減させたりしてしまうことがあります。今回は、アラフォーさんがやりがちな秋のNGメイクと、それをアップデートしていく方法をご紹介します。
深みのあるカラーが多く出回る秋冬にやりがちなのが、全部のパーツを主役級に目立たせてしまうメイクです。そうすると、抜け感ゼロの残念なメイクになってしまいます。
これは秋に限ったことではありませんが、主役にするパーツはひとつ、多くても2つまでに留めておくことが大切です。
マスクが手放せない生活が続く中、常に露出している目元はぜひ主役にしたいところ。チークは脇役にしながら、全体のバランスを見てリップを調整するとうまくいきます。
夏は明るく鮮やかなカラーに手が伸びる傾向にあります。その反動もあって、秋は深みのあるカラーをまといたくなる方が多いのではないでしょうか。
しかし、秋らしい深みのあるカラーはときに顔のくすみや影と一体化するなどして老けて見えてしまうことがあります。特にブラウンチークは頬が影に見えるなど、頬がこけて見えることも…。
それにも関わらず深みのあるカラーだけでポイントメイクを仕上げると、見た目年齢がかなり上がってしまう可能性があります。
秋らしい深みのあるカラーをメイクに取り入れるなら、顔色が悪く見えないように加減しながら取り入れることが大切です。
アイシャドウはアイホール全体にはベージュなど明るいカラーをまとい、締め色やアイライナーでカーキやバーガンディといった秋色を取り入れてみましょう。
リップは艶やかな発色、あるいは、透け感のある発色で、なおかつ、血色感のあるものを選ぶと秋色でも老けて見えるのを避けられます。必ず実際にまとってみて、顔色を確認しましょう。
チークは骨格を引き立てるベージュやブラウンよりは、顔色をパッと明るく見せるコーラル系のほうが顔色が若々しく見え、メイク全体のバランスも取りやすくなるのでおすすめです。
メイク好きな方に多いのが、先取りするあまりファッションとメイクがアンバランスになってしまうというもの。
というのも、メイクもファッションも季節を先取りして販売されます。せっかく新しいものを買うと、どうしてもすぐに使いたくなるのが人の心理です。
しかし、ファッションはその季節に併せて夏仕様なのに、顔だけ先取りして購入した秋コスメを使うと、ファッションとメイクがマッチせず、チグハグな状態になってしまいます。
おすすめは8月くらいから、徐々にファッションもメイクも秋を感じさせる色合いや質感のものを少しずつ取り入れていくこと。
ファッションは顔まわりやトップスに秋らしい色合いや質感のものを取り入れると、メイクとバランスをとりやすくなります。
メイクではアイシャドウやリップで透け感やツヤ感のある秋色を取り入れつつ、チークは控えめながら血色感のあるカラー、たとえば、淡いコーラルやピンクなどを取り入れると、うまく夏と秋をミックスできます。
いかがでしたでしょうか。今回は、アラフォーさんがありがちな秋のNGメイクと、それをアップデートしていく方法をご紹介しました。
当てはまるNGメイクがあればこの機会に見直して、より自分を輝かせるメイクを楽しんでください。
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