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ムスカリ 花言葉

ムスカリ(白・青)の花言葉に怖い意味はあるの?由来や特徴も紹介!

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鮮やかな花とブドウの房の様な花が特徴的なムスカリ。春の花として知られ、近年は水耕栽培でも人気の球根植物です。今回はそんなムスカリの花言葉を色別に解説し、花の名の由来や特徴などをまとめました。ムスカリを栽培したいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。

目次

1.ムスカリの基本情報

ムスカリの基本情報は以下の通りです。

ムスカリは10~30cmまで成長する茎に、小粒の花をたくさん咲かせる植物です。
ブドウの房のような花の姿をしており、紫や青色の鮮やかな花も魅力があります。
開花時期は4月~5月の春で耐寒性に強く、ガーデニングや寄せ植えとしても扱いやすいです。
花もちは10日前後なので、切り花としても重宝するでしょう。

1-1.ムスカリの名前の由来

ムスカリの花名はギリシャ語で麝香(じゃこう)を意味する『moschos(ムスク)』が由来とされています。
ムスカリの原種は芳醇な香りを放っていたこともあり、命名されたとのこと。
日本では鮮やかな紫色の花を咲かせることから、『ルリムスカリ』と呼ばれています。
ブドウの房のような花姿ということもあり、『グレープヒヤシンス』『ブドウヒヤシンス』の別名があります。

1-2.ムスカリの種類

ムスカリの代表的な品種は『ムスカリ・アルメニアカム』や『ムスカリ・ボトリオイデス』ではっきりとした青紫の花を咲かせます。
それ以外にもムスカリはいくつかの種類があり、花の色もさまざまです。
そんなムスカリの中でも新品種をいくつか紹介します。
【ムスカリ・マウンテンレディー】
白とパステルブルーの2色咲きで、裾広がりの花姿をしています。
【ムスカリ・オーシャンマジック】
こちらも白とパステルブルーの2色咲き品種。
開花前と開花後の花色に変化があり、先端が細く裾に向かって広がる花姿のムスカリです。
【ムスカリ・エスター】
白を貴重とした中に淡いブルーがほんのり色づくムスカリ。
やや細長い房状の花姿も特徴です。

2.色によっても違う!ムスカリの花言葉

ここでは、ムスカリの花言葉を紹介していきます。

2-1.白いムスカリは『ロマンチックな愛』

白のムスカリは『ロマンチックな愛』が花言葉です。
フランスではムスカリを含めた白い花はプロポーズに用いられるので、愛の花としても知られています。
また、たくさんの花を咲かせるので、白いムスカリには子だくさんの意味もあります。

2-2.青いムスカリは『失望』や『絶望』『失意』

ムスカリの代表的な色の青は、『失望』『絶望』『失意』の花言葉を託されています。
ネガティブな花言葉が並びますが、ヨーロッパにおいて青い色は『悲しみの色』とされているのが由来となっているようです。
ムスカリの花言葉が怖いと言われているのも、この由来が元になっているのではないでしょうか。
ただムスカリ全体の花言葉には、『夢にかける思い』『高貴な生活』『気品』などの良い意味があるのも忘れてはいけません。

2-3.英語の花言葉

ムスカリの英語の花言葉は『usefulness(有用、有益)』です。
これは、ムスカリが耐寒性に強く育てやすいことが由来となっています。
人間の手が加わることなく自然に分球して増えるので、初心者でも扱いやすい花です。
また香りの良い原種のムスカリは、古くから埋葬花として用いられていました。
歴史が長く、長い間人々に使われてきた花ということもあり、『usefulness(有用、有益)』の花言葉がつけられたともされています。

3.ムスカリの育て方

ここでは、ムスカリの育て方を紹介していきます。

3-1.選び方

ムスカリが市場に出回り始めるのは晩夏からで、初冬にかけて流通します。
園芸店やホームセンターなどで球根を購入する際はカビが付いていないか確認し、できるだけ上質なものを選びましょう。

3-2.植え付け時期

一般的にムスカリは、9月~11月が植え付け時期とされています。
主に気温が低くなり始めた時期に行うので、お住まいの地域によっては早すぎる場合もあります。
特に関東から南の地域は、9月に植えると葉が先に成長しすぎてしまうので、気温を確認しつつ植える時期を見定めていきましょう。

3-3.植える土や置き場

ムスカリを植える際の土は市販の培養土で問題ありませんが、水はけの良いタイプを選びましょう。
酸性の土は苦手なので、それ以外を手に入れるのがおすすめです。
また、ムスカリは日当たりの悪い場所で育てると花つきが悪くなりやすいです。
日当たりの良い場所を中心に、バランスよく管理していきます。

3-4.咲き終わった花茎は早めに株元付近からカット

ムスカリは球根なので、咲き終わった後はなるべく早めにカットしていきます。
そのままの状態だとムスカリが種を付ける方にエネルギーを回してしまうので、球根の生長がしにくくなります。
花茎は根元付近からしっかりカットしていきましょう。

3-5.増やし方

ムスカリは自然に分球するので、特に手間を加えることなく増やすことが可能。
植えっぱなしで夏越しでき、数年は植えたままでも問題ありません。
ただし、球根が増えて行くと土の中で窮屈になっていくので、数年に一度植え替えをしたほうが良いでしょう。

4.ムスカリを育てるうえでの注意事項

ムスカリは育てやすい品種ですが、注意点がいくつかあります。
ここでは、そんなムスカリを育てる上での注意事項を解説していきます。

4-1.害虫

ムスカリに害虫が付く場合、アザミウマやエカキムシ、アブラムシ、ハダニ、ネキリムシ、ナメクジ、ヤトウムシ、コナジラミ、カタツムリが挙げられます。
しかし、ムスカリは春先の寒い時期に花を咲かせることもあり、害虫が付く可能性は低いです。

4-2.注意したい病気

ムスカリは水はけの悪い場所で育てると白い糸上のカビが発生し、白絹病(しらきぬびょう)と呼ばれる病気になります。
感染すると治療することはできないので、株を抜き取り焼却処分しましょう。
かかった土から他の植物へと感染するので、日光で消毒して感染を防止しましょう。
白絹病は6月~8月の梅雨時期に発生しやすく、水やりを控えたり風通しの良い場所に置いたりするなどで調整していきます。

4-3.温度管理

ムスカリは夏の暑さと耐寒性どちらにも強いです。
植えたままでも勝手に育ちやすく、特別な温度管理は必要ないです。
ただし、あまりに低い気温は葉っぱが伸びにくい特性があります。
慣れてきたらこの特性を活かし、植える時期を遅らせてみるのもいいのではないでしょうか。

ムスカリを上手に育ててみよう!

長い花茎に小粒の花をブドウの様に咲かせるムスカリは、鮮やかな色もあり愛らしいイメージ。
春に咲く花として知られており、チューリップとともに庭植えする人も多いです。
青紫の鮮やかな花は、寄せ植えや切り花でもアクセントになってくれます。
また、ムスカリは花の色によって花言葉があり、切ない意味があるのも特徴的な植物です。
暑さだけでなく寒さにも強いムスカリは育てやすい花としても広く知られているので、この機会に挑戦してみるのもいいのではないでしょうか。

まとめ

・ムスカリは小粒の花を房状に咲かせる花
・青いムスカリの花言葉は『失望』『絶望』『失意』
・白いムスカリの花言葉は『ロマンチックな愛』
・耐暑性と耐寒性に強いムスカリは育てやすい!
・水はけが悪いと病気になるので注意!



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