michill読者のみなさま、こんにちは。美容家・(社)国際セルフエステアカデミー代表理事 出口アヤです。
いくつになっても美しくありたいと願うのは、女性であれば皆が抱く感情なのでしょう。
しかし、日々の忙しさなどから、美容については、ついつい手を抜きがち・・・。
自分自身に手間をかけてあげることをしなくなれば、老化は進む一方です。
とは言え、エステにいく時間もお金も、月に何度も通うとなると「余裕が無い」という方が、ほとんどです。
そのような方におすすめの美容法が、わたしの提唱している「セルフエステ」です。
気になる部分は3分間でOKなので、ちょっとした時間でキレイになれちゃう、忙しい人にも、ピッタリの技術なのです。
顔全体のむくみ解消「承泣(しょうきゅう)」のセルフエステ
朝起きたら、顔がパンパン。「今日は大事なプレゼンがあるのに・・。」と、焦った経験がある人も、少なくないはず。
前日に暴飲暴食をしたり、ついつい夜中まで起きていて睡眠不足など、生活習慣が乱れると、老廃物が体外に排出される事がスムーズでなくなります。老廃物が体内に停滞する事で,お顔だけでなく体全体がむくんでしまうのです。
そんな時は、なんとか短時間でお顔のむくみを解消したいと思いますよね。
これには「承泣(しょうきゅう)」のツボ押しが、効果的です!
顔がポカポカしてむくみがとれるだけでなく、くすみが解消されて肌ツヤもUPします。
(方法)
承泣 に、親指の腹をあて、上方向に指圧をします。(5回程度)
※承泣:真っすぐ前を見たときに瞳孔の真下で、眼窩下縁(がんかかえん)の中央
疲れ目・ドライアイ・目のむくみ解消セルフエステ
一日中パソコンとにらめっこで、眼精疲労に悩まされる人は多いです。
疲れ目の状態が長く続く事で血行不良をおこし、ドライアイや目のむくみの原因にも繋がります。
(方法)
①目尻から目頭に向かって、中指の腹を使って、ぽんぽんと軽く刺激します。
②清明(せいめい)に人差し指の腹を当ててズレないように固定して、押しこむように刺激します。
③攅竹(さんちく)を、薬指側面で斜め上に向かって指圧します。
④眉毛の下に人差し指・中指・薬指の3本指をあてて、上へ持ち上げるように刺激します。
※清明:目頭と鼻の付け根の骨との間に位置するツボ
※攅竹:眉毛の内側の凹んでいるところ
(これをセットで、3回程度おこないます。)
オフィスでは、ボールペンを使って「清明(せいめい)」や「攅竹(さんちく)」のツボ押しをするのも、GOOD!
口元のしわ・たるみ解消のセルフエステ「地倉(ちそう)」
一日中家の中で家事をしていると、誰とも会う事もなく時間が過ぎていくこともありますね。表情を変えないまま過していると、表情筋は衰え、たるみが目立つようになります。表情筋の衰えが進むと、いざ笑顔を作ろうと思っても、「あれ?口元が動かない・・・。」なんてことも、珍しくないことなのです。
仕事帰りの旦那様を、素敵な笑顔で迎えることができれば、夫婦関係も良好になること間違え無し!
ここでは、口角をキュッと上げて、素敵な笑顔をつくるセルフエステをご紹介します。
(方法)
①唇を閉じ、口角を引き上げます。
②口角の少し外側にできるくぼみ「地倉(ちそう)」を、左右同時に両人差し指で指圧します。
③そのまま、外側に円を描くように刺激します。
このツボは、素敵な笑顔を作りやすくするだけでなく、くち周りのシワやたるみ予防にも効果的です。
また、ダイエットのツボともいわれていて、スリム体型を目指す人には嬉しい効果も!
空腹感を感じた時や食事の前に押すと食べ過ぎ防止になり、食欲を抑えるダイエット効果も期待できますよ!
仕事や家事の隙間時間でも、自分自身に手をかけてあげることで、見違えるほど美しさは変化してきます。
毎日のちょっとした習慣を意識して、あなたも今日から「セルフエステ」初めて見て下さいね。
セルフエステについて、もっと詳しく知りたい方は、こちらの書籍もご覧下さい。
※書籍連動動画付きなので,動画でセルフエステを学べます。