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cover interview 新木優子

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「ちょっと幸せ」をテーマに、グルメ・美容・健康・カルチャーなど、女性にうれしい情報満載のフリーマガジン「Poco'ce(ポコチェ)」から新木優子さんのインタビューをお届けします♪

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累計発行部数100万部を越える大人気コミック『あのコの、トリコ。』が実写映画化される。夢と恋を追いかけるヒロインを演じるのは今、大注目の女優、新木優子さんだ。ドラマやCM、ファション誌でその姿を見かけない日はないと言っても過言ではない新木さんに作品へかけた想い、そして新木さんを『トリコ』にするものまでを伺いました。

Profile
1993年生まれ。2014年より雑誌『non-no』の専属モデルとして活躍。2015年、ゼクシィ8代目CMガールに抜擢されるなど、CMにも多数出演し話題に。最近の出演作は、ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」、「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」(劇場版含む)、映画『悪と仮面のルール』など。

純粋にキラキラ、キュンキュンする映画。夢に向ってまっすぐ頑張る“ 雫”の姿に私も頑張ろうと背中を押してもらいました

 「『女のコなら一生に一度は経験してみたい設定だよね!』ってマネージャーさんと盛り上がるくらい羨ましい設定です」
と笑いながら話し始めてくれた新木優子さん。新木さん演じる“立花雫”は吉沢亮さん演じる“頼”と、杉野遥亮さん演じる“昴”を幼なじみに持ち、女優になるという夢を持つ女子高生。子供の頃から雫に想いを寄せ、雫の夢を叶えるために側で支えてくれる頼と、圧倒的な人気を誇る若手俳優の昴の間で揺れながらも夢と恋を追いかけるという役柄につい『羨ましい』と本音がポロリ。

「原作を読んだとき、純粋にキュンキュンしました。私も学生のときは少女マンガが好きでよく読んでいたので、懐かしい気持ちというかキラキラした気持ちを取り戻したというか。雫は夢に向ってまっすぐひたむきに頑張る女の子なので、私も頑張ろう! と改めて背中を押されました」

 原作は「Sho-Comi」(小学館)で連載されていた『あのコの、トリコ。』。累計発行部数100万部(電子ダウンロード含む)を越える大人気コミックだ。そのヒロインを演じるにあたりプレッシャーはなかったのだろうか?

「すでに絵のイメージやキャラクターがしっかりしているので、読者の方たちの中にある雫のイメージを壊してはいけないなと思いましたね。でもすでに雫の情報を与えてもらっている分、マンガにはない部分をどう演じるかが楽しみでした。雫ならこうするかな? 自分だったらどうする? って考えながら演じていました。これまで出演させて頂いた役と絶対的に違うのは、みんなキラキラしてること(笑)。何をしていても、どんなに暗い性格でも根底に“かわいい”があるんです」

衣装/タートルニット 7,800円(レイ ビームス) スカート 39,000円(ADELLY) ピアス 12,000円 バングル 8,900円(deal.) ショートブーツ 18,000円(ダイアナ)

 少女マンガならではのキラキラ感をどう表現したのだろう?
「撮影に入る前に気合い入れしてました。普段はやらないんですけど“良し、やるぞ!”と自分を奮い立たせてから撮影に入りました。というのも、映画って自分が思っているよりもテンションが低く見えがちなんです。だから自分が思う元気さの倍くらいのテンションで動作や声を大きくしないと想像以上に落ち着いて見えてしまう。それじゃ雫の良さが消えてしまうと思ったので、車のエンジンを掛けるように自分のキーをひねってテンションを上げていました」

 共演のお2人について話を伺うと。
「昴演じる杉野君は普段とても照れ屋で可愛らしい方なんですけど、カメラが回ると別人! そこにいるだけでキラキラしていました(笑)。昴が廊下の向こう側から雫と頼に向って歩いてくるシーンがあるのですが、なんでこんなにまぶしいの!? ってくらいオーラが出てました。頼演じる吉沢君はその逆かな。どうしてもキラキラが漏れちゃうので、メガネをかけたり猫背にしたりして根暗な感じを演出してましたね。お二人が完璧に役柄の空気感を作ってくれたので、私はそれに合わせるだけで自然に雫になれたと思います。昴を見ればドキドキしたし、頼に対しては自然体でいられました」

 小学生のときにスカウトされ芸能界入りした新木さん。女優を目指す雫とリンクする部分も多かったのではないだろうか?
「私も小学校の卒業アルバムには“将来、女優さんになりたい”って書いてたんですよ。それに学生の頃は自分と周りを比べて、自分のできなさにやきもきしたり、こうしたいのにできない理想と現実に悩まされたりしたので、雫が悩んだり葛藤する気持ちはよくわかります」

 今回、劇中劇『ロミオとジュリエット』にも挑戦していることも見どころのひとつ。
「劇中劇は今回演じていて一番楽しくもあり、大変だったシーンでもあります。舞台セットも大掛かりなものでしたし、ワイヤーを使った重要シーンの撮影もある。さらに本当にエキストラのお客さんを目の前に演じるということも初めての経験だったのでとても緊張しました。私自身も舞台の経験がないので、初めて舞台に立つことになった雫の緊張感や不安がそのまま表現できていたら嬉しいです。吉沢君はたくさん舞台をやられているので、目で盗むじゃないですけど色々勉強させて頂いて。とても貴重な経験になりました。今後舞台をやってみたいかと聞かれると、何百人ものお客さんを目の前にして演じるのは、反応がダイレクトに来る分怖いし、自分には未知の世界です。でも、得るものや達成感も大きいと思うので、いつか挑戦できたらと思っています」

 最後にタイトルにかけて新木さんをトリコにしているものを伺うと、間髪入れずに『犬!』と答えが返って来た。
「ミニチュアシュナウザーの男のコを飼ってるんです。名前はルーク。もうかわいくて、かわいくて。どんなに疲れて帰っても玄関で待っててくれるルークの姿を見た瞬間に笑顔になっちゃう(笑)。甘えん坊なんですけど、そこも可愛くて。お休みの日はルークとのんびり過ごすのが理想ですね」

「あのコの、トリコ。」

©2018 白石ユキ・小学館/「あのコの、トリコ。」製作委員会

監督/宮脇 亮
脚本/浅野妙子
音楽/吉俣 良
主題歌/「トリコ」Nissy(西島隆弘)
出演/吉沢 亮、新木優子、杉野遥亮、水上剣星、大幡しえり・内田理央、古坂大魔王/高島礼子(友情出演)/岸谷五朗
公開/10月5日(金) 全国ロードショー

PHOTO/Hirohiko Eguchi(LinX)
STYLING/Masami Matsuo
HAIR&MAKE/Akihiro Motooka
TEXT/Satoko Nemoto

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