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健康的でメリハリのあるボディラインづくりには、食事の工夫が欠かせません。一方で、内容ばかりにこだわっていては代謝を上げられず努力しているのに痩せない!ということも。実は、食べるものだけでなく「タイミング」を工夫することが大切です。
「食べない」という選択をすれば、あっという間に体重を減らすことができます。
しかし、手に入るのは体力が減りげっそりと痩せこけた体。栄養不足で顔色が悪く、肌がボロボロになってしまうこともあります。
食べないダイエットでは代謝の良い、筋力のある美しいメリハリボディは目指しにくいのです。
また、食事を減らして手に入れた体を維持するには、食事を減らしたままにするしかありません。ひとたび食生活を戻せばあっという間にリバウンド。
そんなダイエットを楽しく続けることは難しいですよね。
必要な体脂肪や筋力を残しつつ余分な体脂肪を減らしていくには、バランスの良い食生活が欠かせません。
健康的でスリムな体を作るのに必要な食事量は意外と多いため、食べ方によってはなかなか体脂肪を減らせなかったり、太ってしまったりすることも。
食べるタイミングは間違えずに取り入れたいものです。
同じ量の食事をしても、食べ方が違うだけでエネルギーとしての使われ方が変わります。「食べても太らない」タイミングで食事を楽しみましょう。
ポイントは「朝食・昼食でエネルギーチャージ! 夜は胃に優しく糖質が少ないものを」です。
朝食は、1日の運動で使用するエネルギーをチャージする重要なもの。特に重要なのは、脳の栄養でもある糖質(ごはんやパン、パスタなどの炭水化物)の摂取です。
集中力や判断力を保つためにも、無駄にイライラしないためにもしっかりとりたいもの。
過度に食べ過ぎなければ1日のうちに消費できるものなので、安心して食べてくださいね。
「●時になったらお昼ごはん」ではなく、お腹が空いたら食べる習慣をつけましょう。朝食の量やタイミングによって、エネルギーの補給が必要になるタイミングが異なるからです。
まだ使いきれていないうちに体内に食事を追加しては、使い切れなくなって余してしまうのも当たり前。
「お腹が空いていないけれど食べる」という習慣をなくすことで、食べ過ぎを防ぎやすくなります。
昼食は、エネルギー源となる糖質と、たんぱく質(肉や魚、豆製品、乳製品)、野菜や果物、きのこ類をバランスよく。
夕食以降は、一番エネルギーを使わない時間帯。ここでたっぷり取り入れてしまうと「今すぐは使わないからためておこう(=体脂肪へ)」と体脂肪を増やしやすくなります。
ポイントは、できるだけ早めに食べることと、それほど必要でない糖質は少なめに、たんぱく質(肉や魚、豆製品、乳製品)とビタミン・ミネラル、食物繊維(野菜や果物、きのこ類)が豊富な食材を中心にすること。
肌や筋肉の修復に必要なたんぱく質は、特に積極的にとりたいものです。寝ている間は消化・吸収も活発でないので、睡眠の2〜3時間以上前に食べたいですね。
仕事やライフスタイルによっては、理想通りの食事ができない!という場合もありますよね。そんな場合は、次のような工夫がおすすめです。
朝にゆっくり食事をする時間がない!そんな場合は、果物や野菜ジュースを常備。パクッと食べられるものや飲み物で、手軽に糖質とビタミン・ミネラル・食物繊維を取り入れましょう。
食事の時間を調節しにくい場合は、食事内容を工夫しましょう。
お腹が空いていないのに食べる場合は、糖質を少なめに。その代わり、夕食までの間にお腹が空いたら取り入れられるよう小さなおにぎりなどを持っておくことをおすすめします。
どうしても夕食が夜遅くになってしまう場合は、消化・吸収しやすいものを。味が濃く油いっこいものは避け、素材そのものを楽しめる料理にしましょう。
具沢山のお味噌汁や薄味の煮物、お鍋など、野菜が豊富で水分の多いものがおすすめです。
私たちの体は食べたものから取り入れた栄養素で作られます。同じ摂取カロリーでも、何を食べるか、どのタイミングで食べるかによって体が変わります。
だからこそ、体に優しく代謝を高める食べ方法をチョイスしましょう。
この記事のライター
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