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髪が濡れたのに出先でドライヤーがない時に使えるテクニック!

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海・山・海外旅行など、そろそろお出かけする人も増える時期なのではないでしょうか。そんな出先で髪が濡れてしまったとき、ドライヤーが使えない中、みなさんどうしていますか?自然乾燥だと髪が傷むっていうけど、じゃあどうすればいいの!?美容師の阿波連大竜さんがそんなときの最善策をおしえてくれました!

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目次

夏だぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

夏が大好きな美容師、VoguAの阿波連 大竜です。
去年の秋から待ってました。

夏はお出かけも多いですよね。
海、山、海外などで髪の毛が濡れた後にドライヤーが無いときに、濡れっぱなしで自然乾燥させると髪の毛が傷みやすくなります。

今回はそんなときの対処法を書いてみますね。

きっかけはSNSからの質問

以前SNSでこんな質問をいただきました。

ん?どんな状況だろう? と思い質問してみると

バックパックで東南アジア一週間の旅とか楽しそうっすなー♪

たしかに宿によってはドライヤーなんて無いだろうし、わざわざドライヤーを持って行くなんて大変だしね。

いつもお客様に

「濡れた髪の毛を自然乾燥させちゃうと傷みの原因にもなるので、ちゃんとドライヤーで乾かしてあげてくださいねー♪」

とお伝えしているので こういう条件は考えたことなかったなあ…
ということで対策を練ってみました。

髪の毛が濡れたまま自然乾燥してしまうと…

濡れた状態の髪の毛は、水分で膨潤していて髪の表面にあるキューティクルも開いた状態になっています。
キューティクルが開いているということは髪の毛のフタが開いてるような状態ですね。

ドライヤーを使って根元のほうから乾かしてあげるとキューティクルも閉じてくれるんですが、濡れたまま自然乾燥してしまうと開いたまま乾いてしまいます。
そうなると髪に必要な水分まで少しずつ乾燥していってしまってバサつくだけでなく、内部成分も流出して傷みやすくなってしまうんです。

なので出来ればちゃんと乾かしてあげたほうが良いのですが…
今回のようにドライヤーが無い状況でどうするのが最善策なのかをお教えします。

まずはタオルドライをしっかりと

余分な水分を少しでも減らすためにしっかりとタオルドライしてください。
可能であれば、ひと通りタオルで拭いたあとに別の乾いたタオルでもう一度拭くとしっかりと水分を吸収してくれますよ。

これは普段のドライヤー前などにも時短になるのでおすすめです。

髪の内部の保水力をアップ

先にも書いたように自然乾燥するとキューティクルが開きっぱなしになるため、髪に必要な水分まで蒸発して乾燥しやすくなります。
それを補うために保水力のあるアウトバストリートメント(洗い流さないタイプのトリートメント)を使いましょう。
アウトバストリートメントにも色んなタイプのものがあるのですが、まずは髪の内部に浸透して水分を抱えこんでくれるタイプのもので保水力をアップさせます。

その際、クシを使って髪の毛一本一本に馴染ませてあげるとより効果的です。
良かったらこちらの記事も参考にしてみてください。

髪の表面の皮膜力をアップ

保水力のあるトリートメントで髪の内部に水を蓄えやすい状況が作れても、キューティクルというフタが開いてるとやはり少しずつ乾燥していってしまいます。
それを防ぐために皮膜力のあるアウトバストリートメントで擬似キューティクルを作ってあげるのが効果的です。

もちろん付けたあとはもう一度クシでとかしてしっかりと馴染ませてあげてくださいね。

え?もう一度タオルドライ!?

更にここでもうひと手間。
アウトバストリートメントをつけてクシでとかしてあげていると、髪の毛に不必要な水分が毛先のほうに移動してきます。
その水分をタオルでおさえてあげてください。

これも普段からやるのおすすめです。
ドライヤーをかける時間が少しだけ短縮されますよ。

僕のおすすめのアウトバストリートメント

まずは保水力アップタイプ

「フィールスムース」

続いて皮膜力アップタイプ

「モロッカンオイル」

今まで色んなものを使ってきましたが この2つは断然おすすめです。

フィールスムースで内部の保水力を上げて
モロッカンオイルで必要な水分が逃げないようにする

コレ、最強タッグです。

モロッカンオイルのほうはライトタイプやノーマルタイプがあったり、ダメージの質などによって保水タイプと皮膜タイプのどちらを多く付けたほうが髪の状態に合ってるかなど、ご自身で判断が難しい時はご来店していただければ髪質を診断させてもらった上で適切な選択と方法をアドバイスしますのでお気軽にいらしてくださいねー♪

まとめ

長くなったので順を追ってもう一度まとめると

1. タオルドライをしっかりとする(出来ればタオルを変えて二度拭き)
2. 保水力のあるアウトバストリートメントで内側から潤いキープ
3. 皮膜力のあるアウトバストリートメントで表面をカバー
4. クシを通して毛先に移動した水分をもう一度しっかりおさえる

の順序でやってみてください。

アウトバストリートメントはお出かけの日数に合わせて必要な分だけ小分けして持っていくと荷物も減るので楽ですね。

これ以外にも、日差しの強いところに遊びに行く時などは髪の毛を紫外線から守ってくれるUVスプレーなども併用してあげると良いと思いますよー!


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この記事のライター

阿波連大竜

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