その選び方間違ってるかも?プロが教えるスキンケアの正しい選び方とは

更新日:2019年7月17日 / 公開日:2019年7月17日

メイクセラピストのaikoです。スキンケアを買うとき、何を基準にして選んでいますか?価格、ブランド、テレビCM、雑誌、パッケージ、友人のおすすめなど色々な選び方があるかと思います。ですが、よくキャッチコピーなどにも使われる言葉の意味をご存知ですか?今回は、スキンケアを選ぶ時に役立つ情報を紹介します。

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「無添加」というだけで選んでいませんか?

敏感肌の方は特に「無添加」というキーワードでスキンケアを選ぶという方も多いのではないでしょうか。

肌に優しく安全なイメージの無添加のスキンケア。ですが、無添加と書いてあるからといって、必ずしも肌に優しく安全なスキンケアというわけではありません。

この「無添加」という表記ですが、実は日本ではしっかりとした定義はありません。無添加という表記は、「何が」無添加であるかという規定がないのです。

同じ「無添加」化粧品でも、メーカーによって、配合されていないものが違います。ですので、しっかりとした定義がない分、ご自身で成分表示を確認してスキンケアを選ぶことが大切になってきます。

基本的には、
・合成界面活性剤
・防腐剤
・殺菌剤
・タール系色素
・紫外線吸収剤
・香料
など、ご自身の肌の負担になりそうなものが使用されていない商品を選ぶことが、無添加スキンケアの選び方です。

「薬用」「医薬部外品」の意味

スキンケアを買いに行った先で、「薬用って書いてあるから、これはお肌に良いものです」というような説明をお店側からされたりすると、信じてしまいますよね。実際にそう理解してしまっている方もいらっしゃると聞くことがあります。

また、「薬用って何だか良さそう。何かはよくわからない」といった感じで、それが何かも分からずに使用している方も多いと思います。

「薬用」とは「医薬部外品」のことです。簡単にいえば「化粧品と医薬品の中間的な作用をするもの」という感じです。そして医薬部外品には「有効成分」が配合されています。

「薬用」「医薬部外品」と書かれた商品は「有効成分が規定量配合されていることを厚労省が認可したもの」ということです。
つまり「有効成分が必要最低限の量配合されているスキンケア」となります。

そして「医薬品」はさらに有効成分が多く配合されていたり、さらに強力な医薬品専用の有効成分が用いられています。

ここで知っておいていただきたいのが、「有効成分には副作用のリスクがある」ということです。

医薬部外品の(または薬用タイプの)化粧品に含まれる有効成分には穏やかな効果が期待できる反面、副作用のリスクも少なからずあります。そういった副作用に関する詳しいことはスキンケア商品のどこにも書かれていません。

ですので、薬用タイプの化粧品や美容液は肌に効果があることを前提に、たっぷりとつけすぎるのではなく、説明書に書かれている規定量やメーカーのアドバイスを守って使用することが大切です。

スキンケアを選ぶ基準

沢山のスキンケアがある中で、自分の肌にとって本当に価値あるスキンケアを選ぶ基準は「肌感覚」+「正しい知識」で選んでいくこと。

毎日つけるものだからこそ、本当に心地良いものを。そのためにもスキンケアを選ぶ際は、サンプルをもらって試してみるのがオススメです。

肌に合わなかった場合は、どんな成分が入っていると肌に合わないのか、パッケージの成分を見てみましょう。

かといって成分に敏感になりすぎると、スキンケアを選ぶ楽しさも半減してしまうので、自分の肌につけた時の肌感覚と、今回ご紹介させて頂いたようなポイントを意識しながらスキンケアを選んでいきましょう。

まとめ

・無添加化粧品は「何が無添加」なのかがメーカーによって違うので、何が無添加なのかを確認する。
・薬用(医薬部外品)のスキンケアは、効能が高いため適量を守って使用する。
・スキンケアは「肌感覚」+「正しい知識」で選ぶ。

肌の研究もどんどん進み、次々と新しいスキンケアが発売されている今だからこそ、自分の肌に合ったスキンケアを選んでいきたいですよね。

ナチュラルなイメージの化粧品でも、その成分内容は様々。毎日使うスキンケアには、感覚&知識で、自分のお肌を健やかに育んでくれる化粧品を選んでいきましょう。

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