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cover interview 石田ニコル

「ちょっと幸せ」をテーマに、グルメ・美容・健康・カルチャーなど、女性にうれしい情報満載のフリーマガジン「Poco'ce(ポコチェ)」から石田ニコルさんのインタビューをお届けします♪

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目次

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cover interview 石田ニコル

A New Musical『FACTORY GIRLS~私が描く物語~』が9月から10月にかけて東京・大阪で世界に先駆け上演される。

本作は、ブロードウェイで新進気鋭のソングライティング・コンビとして注目を集めるクレイトン・アイロンズ&ショーン・マホニーが音楽・詞を、板垣恭一が日本版脚本・演出を手掛ける新作ロックミュージカル。

自分たちの自由と権利のために闘うファクトリーガールの中の1人、マーシャ役を演じる石田ニコルさんに話を伺った。

Profile

1990年生まれ。2010年に開催された『神戸コレクション モデルオーディション2010』で応募者約3,000人の中からグランプリを獲得。モデル、タレント、女優としてマルチに活動するほか、ハワイ州観光局親善大使としても活動。レギュラーワークには雑誌『sweet』『Gina』『HONEY』、TV『王様のブランチ』(TBS系)など。自身初となる水着ブランド『pua keli』をプロデュース。

自分へのチャレンジでもある久しぶりの舞台 持っている限りの力を最大限に生かしたい

ミュージカル『RENT』以来、6年ぶりのミュージカルとなる石田ニコルさん。今の率直な気持ちから伺った。

「楽しみな気持ちと同じくらい緊張と不安も抱えています。実は『RENT』以来、舞台を避けてました。『RENT』でミミを演じたときの私は、まだボイストレーニングも舞台の稽古も初心者の状態で。だからこそ毎日が大変の連続。舞台の厳しさを身を以て味わって、演じたミミのことは大好きになったけれど、舞台が終わってからも“あぁすればよかった”“もっとこうできたかも…”と考えてばかり。私にはまだ舞台はふさわしくないと思ったんです」

でも心の中には“舞台にふさわしい人間になりたい”という気持ちがあったと言う。

「心のどこかでまた舞台をやりたいと思っていて、舞台をお休みしている間もボイトレを続けていました。そして去年の末くらいにふとまた舞台に立ちたいと思うようになって。舞台を観劇していても“私ならどう演じるかな?”と、自然に考えていたりして。そんなタイミングで頂いたのが今回のマーシャ役だったので、また挑戦しようと思えました。まだ台本を読んでいる段階ですがマーシャは以前演じたミミと同じくらい自分の中で大好きな役になると確信しています」

自身も演じるマーシャに、似ているところがあるそう。

「マーシャは都会に憧れるファッションが好きな女の子。結婚願望があったり、自分を綺麗に見せたかったり、とても女性らしいキャラクターです。私もお洋服が大好きで、モデルを始めるために上京したので、そういうところは似ていると思います。現代ではオシャレをすることも、自分の好きな仕事をすることも当たり前のようにできますが、マーシャの生きた時代は良しとされなかった。それを求めて葛藤し、奮闘する姿を丁寧に演じたいと思います」

『FACTORY GIRLS』は、劣悪な環境の工場を舞台に、そこで働く女性たちが、自身の尊厳と労働環境の向上を求め、ペンと団結力を武器に闘う姿を描くヒューマンドラマ。ニコルさんに何かを求めて戦った経験を伺うと。

「うーん、戦ったことはないですね(笑)。でも何かしたいことができたら、じっくり考えて行動に移すタイプです。自分にとってベストなタイミングが来るまで心の中で温めます。ガシガシはいかないけれど、やりたいことは諦めません」

取材当日は、まだスポット作成に向けて数曲に触れて、1曲だけデモ撮りをしたという段階だったが、その曲調にもこの時代の女性の強さが現れていたそう。

「ロックテイストの曲調がとってもカッコよくて。最初から最後まで早く聴いてみたいです。『FACTORY GIRLS』は声の出し方というより歌い方が重要になるかなと考えています。例えば、悔しい想いをどれだけ歌で伝えられるか、そしてガールズたちの歌声が合わさったときにどう変化するか。それがこの物語のポイントになると思います。

そのとき、主演のサラを演じる柚希さんの歌声も聴いたのですが、歌唱力と表現力が素晴らしくて! 柚希さんの舞台やコンサートは何度も拝見しているのですが、いつ見てもカッコいい。今回、柚希さんからたくさんの刺激を頂けると思うとワクワクします。ハリエット役のソニンちゃんとは『RENT』以来だし、ルーシー役の清水くるみとは昔一緒に住んでいたこともあるんです(笑)。でもお仕事で一緒になるのは初めてなので、どんな表情を見せてくれるか楽しみです」

衣装にも注目して欲しいと続ける。

「役作りはこれからですが、先日、ビジュアルの撮影のときに一着だけ衣装を着せてもらい、それがとてもかわいくて、自分がマーシャになっていくのを感じました。私は衣装やメイクをすると役のスイッチが入るんです。『RENT』のときも公演中は私服もミミっぽくなったりして(笑)。今回はどんな変化が起こるか自分でも楽しみです」

最後に『FACTORY GIRLS〜私が描く物語〜』にちなんで、ニコルさんが描くこれからの私の物語を聞いてみた。

「色んなチャレンジができている今が本当に楽しい。得意なことをもっと増やしていきたいです。今したいことは乗馬です。そして、目下の目標は、この『FACTORY GIRLS』が終わったときに、自分がもっともっと舞台に立ちたいと思える作品にすること。自分がこの作品の中でどこまで成長できるかがとても楽しみです。また、今回は世界に先駆けての上演になります。私たちももちろん未知数ですが、観に来て下さる方も未知数なのでそのワクワク感も楽しんで頂けたら嬉しいです。今も昔も変わらない女性の強さを描いた作品ですが、男性にも響くと嬉しい。全力で頑張りますので、楽しみにしていてください!」

A New Musical 「FACTORY GIRLS ~私が描く物語~」

音楽・詞/クレイトン・アイロンズ&ショーン・マホニー
日本版脚本・演出/板垣恭一
出演/柚希礼音、ソニン、実咲凜音、清水くるみ、石田ニコル 他
東京公演/9月25日(水)~10月9日(水)
会場/TBS赤坂ACTシアター

PHOTO/Hirohiko Eguchi(LinX)
STYLING/YOSHIE DOHKEN
HAIR&MAKE/YURI MIYAMOTO(Lila)
TEXT/Satoko Nemoto

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執筆者:Poco'ce



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