/
フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。ふんわり卵のかに玉にあんをとろりとかけて。優しい舌ざわりのかに玉は、みんなに好まれるメニューですよね。しかし、いざ自分で作ろうと思うと、卵をふんわりさせるのがなかなか難しいもの。そこで今回は、失敗知らずのかに玉丼のご紹介です。
・ご飯 多めに2膳分
・卵 3個
・かにかま 8本
・しいたけ 3~4枚
・長ねぎ 1/2本
・ごま油 小さじ2
・水 200cc
A)鶏ガラスープの素 大さじ1/2
A)日本酒 大さじ1
A)醤油(あれば薄口) 小さじ1
A)塩 少々
・片栗粉 小さじ2
かにかまは、見た目がまさにカニのような少し高めのものを使いました。味もカニにそっくりで、おいしくできますが、普通のかにかまでもOKです。
もちろん、本物のカニなら言うことナシ!
➀ 長ねぎとしいたけは、それぞれ薄切りにする。
② フライパンにごま油を熱し、長ねぎとしいたけを炒める。しんなりしたら、水とAの調味料を入れる。沸騰したら、かにかまをざっくりほぐして加える。
③ 片栗粉を倍量の水(分量外)で溶き、混ぜながら加えてとろみをつける。
④ しっかりとろみがついたら、溶いた卵を回し入れて、大きくかき混ぜる。
⑤ 卵がふんわり固まったら火を止め、温かいご飯の上にのせ、お好みで青ねぎ(分量外)などを散らす。
片栗粉でとろみをつけたあんの中に卵を入れると、固くなりすぎず、ふんわり仕上がります。ひと手間省けるのもうれしいポイント。お米に卵がとあんがとろりと絡んで食べやすく、食が進みます。
また、ご飯でなく、ラーメンにのせたりしても楽しめます。
そして、同じような手順で、火の通し方が難しい親子丼もとろとろに作れます。
王道ではありませんが、だし汁に片栗粉でとろみをつけてから卵を入れると、片栗粉のとろみもあって柔らかくとろりと仕上がります。
・鶏もも肉 150g
・全卵 3個
・卵黄 2個分
・長ねぎ 1/2本
・だし汁 160cc
A)醤油 大さじ1と1/2
A)砂糖 小さじ2
A)みりん 大さじ2
A)日本酒 大さじ1
・片栗粉 大さじ1/2
➀ 鶏もも肉はひと口大に削ぎ切りにする。長ねぎは斜め薄切りに切る。
② 鍋にだし汁とAの調味料を入れて火にかけ、煮立ったら鶏もも肉、長ねぎを入れて煮る。
③ 片栗粉を倍量の水(分量外)で溶き、混ぜながら加えてとろみをつける。
④ 溶いた卵を回し入れて、大きくゆっくりさっと混ぜる。卵がふんわり固まったら、丼のご飯にのせる。
⑤ 真ん中に卵黄をのせる。
卵料理は、身近な料理ですが、火の通し具合が難しく、うまくいかないこともあります。片栗粉を使って失敗知らずのかに玉丼と親子丼。ささっと作って、ふわふわとろとろの食感を楽しんでくださいね。
この記事のライター
レシピの人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント