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コスメコンシェルジュ、美容ライターの斎藤明子です。「透明感があること」が美肌の条件であることを知らない方は少ないはず。でも、まだファンデーションを塗り重ねて美肌から遠ざかっている人が多いようです。今回は、厚塗りに見えてしまう理由と、そうならないためのコツを、NGポイントごとにご紹介します。
「肌のキメが乱れる」とは、簡単に一言でいうと、肌の表面が均一に整っていないこと。このような状態だと、光が反射せずに肌の透明感が失われてしまいます。
キメを整えるためには、まずスキンケアで肌の角層をたっぷりの水分で満たし、クリームをなじませてフタをすること。そして、肌の表面を均一に整える下地をファンデーションの前に必ず塗るようにしましょう。
美容好きさんなら、もう下地を使うのは当たり前のことと思われるかもしれませんが、実際は、まだまだ下地を使用しないでファンデーションを塗っている方が多いようです。
下地を塗らないと、肌のきめにパウダーがたまり、影となってしまいます。朝のベースメイクでは、ファンデーションを塗る前に必ず肌質にあったベースを塗りましょう。
・コスメデコルテ コンプリート フラット プライマー 30g 3,000 円(税抜)
SPF20/PA++
カバー力と素肌感を両立するスキンフュージョンパウダーを配合。肌表面がうるおいで満たされるとともに、フラットにととのえて、毛穴やくすみ、色ムラなどの肌悩みがナチュラルにカバーされます。
ほんのりピンクで血色感アップもかなえます。
さて、ファンデーションを塗った後は、テカリをおさえてモチをよくするためにルースパウダーを使うのが基本ですね!
この際、パフにパウダーをたっぷりとり、肌表面にこすりつけている方が少なくないようです。こすりつけることで、パフについたパウダーがダマになってムラづきしてしまいます。せっかく下地やファンデーションで整えた肌表面に、ムラづきしたパウダーによって凹凸ができ、光が反射せずに透明感が失われてしまいます。
ルースパウダーは、少量をパフにとり、手の甲にいったんはたいてよぶんな粉を払い落としたあと、少量をそっとたたくように乗せていくと失敗なくつきやすいのでおすすめです。
それでも失敗しやすいという人は、粉質の柔らかなプレストタイプのパウダーをブラシでつける方法がおすすめです。ルーセントタイプでオイルコーティングされているものなら、さらりとつけることができ、肌の透明感を失わずにベースのメイクの印象をアップすることができます。
・コスメデコルテ フェイスパウダー 全6色/各5,000円【税抜】
「オーガニックシルクパウダー」に、アミノ酸をコーティングすることによって実現した質感です。ダマ感ゼロ!使えば納得!の使いやすさです。無色で質感をアップするトランスルーセントタイプがおすすめ。
下地なしでもフィットすることがうたわれたファンデーションが増えています。ただし、くすみやシミ、ニキビ跡などを、ファンデーションだけでカバーするとどうしても厚塗りになってしまいがちだということを忘れないで!
くすんだ肌色にはピンクやラベンダーの下地を、シミにはコンシーラーを、肌表面の凹凸には専用カバー下地をポイント使いするようにしましょう。
・フーミ―コンシーラー 新色ピンクベージュ 2,000円【税抜】
WHOMEEのピンクのコンシーラーの新色は、ノンパールのピンクでくすみとばしに最適!
頬の真ん中への部分使いで透明感が引き出されます。
「わかっていても面倒で…」と思われる方も多いかもしれません。でも、ちょっとした心がけで、ベースメイクの仕上がりは驚くほどきれいになります。
もし少しでもメイクの美肌効果をアップしたいなら、ほんのひと手間やワンプロセスの基本をぜひ見直してみてはいかがでしょう。
この記事のライター
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