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フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。揚げたてのコロッケはおいしいけれど、揚げものは油の始末が面倒だから家では作りたくないという方も多いのでは?でも家で作ればコロッケは経済的!具材のアレンジもいろいろ楽しめます。そこで、今回は、揚げずにコロッケを作ります。
ひとつめは、トースターで焼くコロッケです。フライパンで炒めたパン粉を全体にまぶしつけてトースターで焼くので、むらなくこんがりきつね色の仕上がりです。
じゃがいもと合わせたのは、茹で卵。とてもやさしい味わいです。もちろん、定番のじゃがいもとひき肉でも!焼きたてのサクサクは、揚げずに作ったと気が付かないサクサクのおいしさですよ。
・じゃがいも 2個
・卵 2個
・玉ねぎ 1/8個
・マヨネーズ 大さじ2
・塩 適量
・胡椒 適量
・パン粉 40g
・サラダ油 大さじ2
A)卵 1/2個
A)小麦粉 大さじ2
A)水 大さじ1
・生パン粉 50g
・サラダ油 大さじ2
① フライパンにサラダ油を入れて火にかけ、パン粉を入れてこんがりきつね色になるまで炒め、バットなどに取り出す。
② 卵を鍋に入れ、沸騰したお湯を入れる。(卵に直接かけると割れてしまうので、鍋ぎわから入れる)8~9分茹でたら、冷水にとって冷やし殻をむく。
③ じゃがいもは皮をむいてひと口大に切って水にさらす。鍋に水とじゃがいもを入れて火にかけ、竹串がすっと入るまで茹でる。水けを切って再度鍋を火にかけて水分を飛ばし、粉ふきいもにする。
熱いうちに薄切りにした玉ねぎと塩、胡椒を入れて混ぜる。
④ 卵は2cmくらいの角切りにしてじゃがいもに加え、マヨネーズを混ぜる。
⑤ Aの材料を混ぜてバッター液を作る。じゃがいもをお好みの形に成形し、バッター液、炒めたパン粉の順につける。
⑥ クッキングシートなどにのせて、トースターで焼く。途中焼き加減を確認して10分位焼く。
卵だけでなく、刻んだハムや、コーン缶などを混ぜても、おいしいです。また、マヨネーズを半量にして、ホワイトソースを混ぜてもしっとりクリーミーにできます。
普通の揚げ物の手順の、小麦粉をつけて卵をつけるという2回の作業が、バッター液を使うと1度で済みます。じゃがいものタネにパン粉を直接つけて焼いてもできますが、バッター液をつけて焼いた方がよりおいしく仕上がります。
今回は、ちょっと粗いタイプのパン粉を使ったのですが、細かいパン粉の方がむらなく焼き色がつき、タネにもきれいにつくので、細かいパン粉がおすすめです。
こちらは、成形せずに容器に入れて焼く、スコップコロッケ。成形しないので、牛乳や生クリームを入れて柔らかめに作ったり、扱いにくい里芋を使ったり、アレンジも幅広く楽しめますよ。
・かぼちゃ 1/4個(300g)
・ひき肉 100g
・玉ねぎ 1/4個
・サラダ油(具材炒め用) 小さじ2
・塩 適量
・胡椒 適量
・パン粉 25g
・サラダ油(パン粉用) 大さじ1
① フライパンにサラダ油を入れて火にかけ、パン粉を入れてこんがりきつね色になるまで炒め、バットなどに取り出す。
② かぼちゃはレンジで柔らかくなるまで加熱し、しばらくそのままにして蒸らす。
③ フライパンにサラダ油を入れて、みじん切りにした玉ねぎを炒め、透き通ってきたらひき肉も加えて炒め、塩、胡椒を振って下味をつける。
④ ボウルにカボチャを入れて粗くつぶし、炒めたひき肉を入れて混ぜる。お好みで牛乳を加えて柔らかさを調整する。
⑤ 耐熱容器にカボチャのたねを入れてパン粉を振りかける。
⑥ トースターで焦げないように焼く。
成形したコロッケより、スコップコロッケの衣は焦げやすいので、火加減に注意してください。
炒めたパン粉を使って手軽に揚げないコロッケ。今日の夕食にいかがですか?
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