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形や角度、太さなどで顔の印象が大きく変わる眉。だからこそ丁寧に作り込んでしまい、メイク時間がかかってしまいがちなパーツです。そこで今回は、寝坊した日も手抜きに見えない!時短でできる美人眉の作り方をご紹介します。
左右のバランスを取るのが難しい眉メイク。そこで、最初に眉山と眉尻の位置を決めてしまいましょう。
眉山は「黒目の外側の延長線と目尻の延長線の間」、眉尻は「小鼻と目尻を結んだ延長線と眉頭の下の水平線が交差した部分」が基本の位置です。
片方ずつ位置を決めたら目安の印をペンシルで打ち、左右の高さや長さをチェック!左右対称になるようにバランスを調節したら、眉山から眉尻の部分をペンシルで埋めていきます。
ここで意識してほしいことが、きっちりと形を取るのではなく、1本1本毛流れに沿って眉毛を足すイメージで描き足すこと。
きっちりと形を取ってしまうと、のっぺりとした印象になったり、古臭い印象を与えてしまうことも。あくまで自分の眉の足りない部分を埋める程度に収めましょう。
また、色は髪の色と瞳の色の中間色をセレクトすると、なじみやすく眉メイクがより自然なものに!明るすぎる眉は大人っぽさに欠け、逆に暗すぎる眉はあか抜けない印象になってしまうので、ベストなカラー選びも重要です。
眉山から眉尻が完成したら、次にチェックしてほしいのが眉頭。
眉頭は「小鼻の端の延長線」が基本の位置です。眉全体を見たときに眉頭の色が薄く、眉尻の色を濃くグラデーションに描くのが理想ですので、眉頭から眉山まではふんわりとやわらかく見せられるパウダーで中を埋めていきましょう。
理想の位置より内側まで自眉がある方は、はみ出た部分にはあえて何もしない方が今っぽい抜け感のある眉に仕上がりますよ。
眉の太さの目安は、黒目の縦幅の3分の2程度。これ以上太かったり細かったりしてしまうと、眉の印象が強くなってしまうので気をつけましょう。
ライン感を出さずに、あえてラフに色を足してぼやっとした仕上がりを目指します。
ここで、左右の眉頭の高さが違うとチグハグに見えてしまうので、高さのバランスを見ながら調節していくことも重要なポイントに。
時間がないときは、眉頭の高さを合わせるだけでも左右のバランスが取れた美眉に見せられます。手持ちにスクリューブラシがあれば、毛流れを整えながらグラデーションになるように眉頭を鼻側に向かって数回ぼかすと◎。
最後に、自眉の黒さが浮いてしまっているので、眉マスカラを使用して眉全体のトーンを揃えましょう。
まずは毛流れに逆らって眉尻から眉頭に向かってとかし、続いて毛流れに沿って眉頭から眉尻に向かってとかして整えます。
眉頭の部分のみ、上に向かってとかして立ち上げると若々しいフレッシュな印象に!眉全体のトーンが揃うだけで一気に垢抜けて見えるので、時間がない日でも眉マスカラはマスト。
自眉がしっかり生えている方はカラーリングのみ、あまり生えていない方やムラのある方は繊維入りのものを選ぶとボリュームアップさせることができますよ。自眉に合わせてチョイスしてみてくださいね!
完璧に作り込みすぎると逆に野暮ったく見えたり、怖く見えてしまう眉メイク。時間のない日のラフさが今っぽ眉を作ります。
ポイントを押さえつつ程よい抜け感を残して、時短でも美眉に見えるメイク技術を身につけてくださいね!
この記事のライター
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