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少ないお金でも幸せに暮らす。新婚夫婦のエコなライフスタイル

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新婚生活はお金がかかる?そんなことはなかった我が家。物をどう買うか、どう手にするかで出費はかなり抑えられると、フィンランドのエコな生き方に身を寄せて学んでいきました。大切なのは節約&エコ暮らし。ちょっとした工夫で、物に一手間かける楽しさも一緒に手に入れた私たちのエコな暮らし方をご紹介します。

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目次

必要なものはUSEDから探すことが主流。ちょっとしたエコ生活。

欲しいものがあればすぐにネットショップやお店で簡単に手に入る時代ですが、物を探す方法もフィンランドに来てから随分変わりました。

街のいたるところにある、大型のセカンドハンドショップKirpputori(キルップトリ)に行けば、古い物でもまだまだ使えるいろんな物が手に入るからです。

フィンランドはエコカントリー。日常生活で必要のなくなった家具、道具、雑貨、衣類、本、食器を店舗の中に並ぶ棚を期間的に借りてフリマのように売ることができるため、様々な人があらゆる不用品を販売しています。

<200円〜400円くらいで手に入れた木製のフレーム。>

お店によってはインターネットでも随時アイテムを確認できるので、USED家具を探していた時は毎日そのサイトでチェックして、掘り出し物がないかを探していました。

我が家にはUSED家具、もらい物のセカンドハンド家具が大半で、新婚時はお金がほとんどかかりませんでした。

<植物用のベンチ、木製スーツケース。両方とも中古品。>

もちろん物によっては新品の物を買うこともあります。しかしそれでもまずは意識の中で、これはUSEDでありそう?セカンドハンドから改造してみたらどうかな?と考え、すぐに新しいモノへ手を伸ばさない習慣があります。その意識がエコであり普段の節約につながっているのです。

欲しいものがあれば、夫婦で一緒に作れるかどうかも考えてみる。何か欲しいアイテムがあれば、同じような物が作れそうか、または中古からDIYできそうなものはないかと考えてみることも習慣。

例えば昨年、中古家具屋で2000円〜1500円で転がっていた汚れた古い椅子を4脚ランダムに集めて、二人でペンキまみれになりながら塗装しDIY。古い椅子が、思い出を含めてまた新しく生き返り、我が家のダイニングチェアになりました。

最近も木材を買って来てウォールシェルフを作ったり、デスクの前の飾りを作ったり、夫婦で一緒にDIYを楽しんだところです。家の中のものにできる限りエコで、一手間加える暮らしは、この先にも残る素敵な思い出を作ることでもあります。

そして、必要のないモノはなるべく手放して、溜め込まないことも掟。

もちろん思い出深いものは簡単に手放しません。

ですが特に溜め込みがちな服、靴、バッグなどはこうして夫婦で上手に断捨離を。フリマサイトでまとめて売り、ちょっとしたお小遣いをゲットするこのサイクルで、物の売り時、手放し時がよくわかってくるのでおすすめです。

友人、家族間、ご近所さんと物の貸し借りも当たり前に

物を借りることは誰かに迷惑をかけるのではと不安だった私が、こちらに住んでからは一転。誰かが自由に物を借りにくることが当たり前の生活で徐々に慣れて行き、我が家も友人から物を借り、オープンな貸し借り関係を築いています。

長年都会暮らしに完全に慣れてしまった私にとって、この生活はいい暮らし方でした。

ご近所さんが突然クッキングシートをもらいに来たり…
大きなIKEAの袋持ってない?と聞きに来たり…
私たちも電動ドリルを借りたり、台車を借りたり…
家の倉庫を貸してあげたり…などなど

ちょっとだけ必要、ちょっと使いたいものを周りの人に頼ってもっと自由に借りる&貸す暮らしへ。

数十年前はもちろんこれがどこの国でも地域でも当たり前だったはずですが、フィンランドに来てこの暮らし方に触れてみて、物を通して人と繋がる良さを改めて認識しました。

物に対して考えてみよう

物を通して幸せになれる私たちは、次はモノに対して本当の幸せを見つけることが必要です。その物とどのように自分が暮らしていきたいかを立ち止まって一瞬考えてみれば、それが本当にいるものなのか、余分なものなのかが見えてくるでしょう。

また、エコのために、節約のために無理して物を選ぶのではなく、「もったいない」の意識をただ忘れないことで、きっとあなたらしいエコ・節約ができるはずです。

これはUSEDでも良いんじゃないか?似たものを見つけてDIYをしてみたらどうだろうか?買わなくても誰かに聞いてみようか?そんな風にちょっとだけ自分に問いかけてみることが、モノとお金、さらにエコとうまく付き合って行く生き方なんだと思います。



この記事のライター

あおい

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