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3月20日は春のお彼岸。おうちにこもっているなら、餡子も手作りして、ぼたもち作りにチャレンジしてみませんか?お子さんと一緒に作る時間もまた楽しいですよ。
ぼたもちとおはぎの違い。それは作る季節の違いで、季節の花の名前に由来していると言われています。
春のお彼岸に食べるものは「ぼたもち」。これは小豆をボタンの花に見立てたことから「ぼたんもち」と呼ばれていたものが「ぼたもち」に変わったとも言われています。
一方のおはぎは、秋のお彼岸に食べるもので、秋の七草のひとつである萩の花と小豆の形状が似ているため「おはぎもち」と呼ばれていたものが「おはぎ」に変わったとされています。
諸説、いろいろとあるようですが、今では季節の区別なく呼ばれることが多くなってきているとのことです。
今年も彼岸入りもして、もうすぐお彼岸です。あまり外に出られない今、餡子から手作りしてぜひぼたもち(おはぎ)を作ってみませんか?
まずは餡子作りからスタートです。準備は前日からするのがおすすめです。
自家製餡子のいいところはお砂糖の量を調節できるところや、加えるお砂糖の種類を自在に変えられること。さらに、好みの濃度に仕上げられる良さもあります。
・小豆…200g
・きび糖…100g
・黒糖…20g
・米あめ又は水あめ…大さじ1
① 小豆は洗ってざるにあげて水をきります。鍋に小豆とかぶるぐらいの水を入れて中火にかけます。
沸騰したら蓋をして弱火で1時間ほど小豆が柔らかくなるまで煮ます。
② きび糖と黒糖を入れて混ぜます。火を止めて冷まします。できれば一晩、時間がなければ1時間はそのまま冷めるまでおきます。
③ ②をふたたび中火にかけて米あめを加えて水分を飛ばします。冷めると固めになるので少し緩めで火を止めるのがポイントです。
餡子炊きは渋きりのために水を変えてする方法を以前は試していましたが、小豆にはたくさんの栄養分が含まれているので私のレシピは渋きりなしで柔らかくなるまで煮ています。何度も水替えをしなくてもいいズボラな餡子作りが気に入っています。
途中、水が少なくなったら随時小豆がかぶるぐらいの足し水をしてください。
今回はぼたもちなので甘めに仕上げています。炊き加減も餡子で包める固さまで水分を飛ばしています。
餡子ができたらぼたもち作りです。
・もち米…1合
・うるち米…0.25合
・水…250cc
・餡子…上記でできた全量
・きなこ・抹茶・きび糖は適宜お好みで(きなこ、抹茶にきび糖を混ぜて準備しておきます)
① もち米とうるち米はといでざるにあげて水気をきります。鍋または炊飯器で炊きあげます。
鍋で炊く場合は中火にかけて沸騰したら弱火で12分。火を止めて15分蒸らします。
② 炊きあがったら熱いうちに麺棒で潰して10等分して丸めます。餡子で包んだり、中に餡子を入れてきなこや抹茶をまぶして出来あがりです。
作りたてのほの温かいぼたもちは格別に美味しくって。これはおうち手作りの特権だなって思います。
ぜひ、お試しくださいね。
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