/
「たこ焼き」って、アガりますよね!お祭りの出店の賑やかさを思い出すから?形が愛らしいから?何故か、たこ焼き…というワードだけでアガる私です(笑)。こんな時だからこそ!美味しくて楽しくて、アガるたこ焼きを家族で作ってみませんか?私流「たこ焼き」作りのコツ&楽しみ方、伝授します!
みなさ〜ん、家にたこ焼き器はありますか?(笑)。
まあ、ない方も多いと思うのですが…何故か、結婚披露宴の引き出物のカタログギフトなんかにも、必ずと言っていいほど載ってますよね、たこ焼き器(笑)。
たこ焼き好きなもんで、私もつい…。それが、左のたこやき器。もう10数年前になりますが。
でも、それに飽き足らず数年前に購入したのが、右の南部鉄器のたこ焼き器。いやー、鉄はさらにウマイ!最高です。
まあ、ここまでせずとも普通の?たこ焼き器(千円台からあります)で全然楽しめますので、ぜひ!お家でたこ焼きに、レッツトライ!
初めて焼いた「たこ焼き」は、ベタっとして、重くて、丸くないし、焼き色もイマイチで…お世辞にもおいしいとは言えないものでした。家庭用の「たこ焼き器」では、これが限界かー。なんて、機械のせいにしたりして…。ごめん。
でも、違ったんです。おいしく焼くには、守るべき、いくつかのコツがあったんです。
それさえクリアすれば、あら簡単!表面はカリッとしてなかはとろ〜り、絶品たこ焼きの完成です。
プロのたこ焼きと、家庭のたこ焼きの一番の違いは、生地。
おいしいたこ焼きは、表面がカリッとして、なかはとろ〜り。そのコントラストの妙たるや!一方、べたっとした失敗たこ焼きは、生地がまだ生っぽく、生地に火が入りきれていないんです。
これをクリアするには、まず最初にたこやき器をしっかり余熱しておくこと。天板には、油をたっぷり引いておくこと。そして、何より大切なのは、急いで焼こうとせず、焦らずじっくり焼くこと。
まず、最初に下の半円を焼きます。
竹串で天板と生地の間をつついて、たこ焼きが、くるっと動けば、火が入った証拠。生地が天板からするっと剥がれるようになったら、90度ひっくり返します。
天板にさらに生地を足して、天板に接した外側の面がしっかり焼けたら、さらに90度ひっくり返します。それをもう一度。
90度、90度、90度、90度を4回繰り返して、すべての面にしっかり火を入れていきます。
さらに、焼き続けていくと、たこ焼きが、ぷく〜っと一回り大きくふくらんで、皮はさらに軽くカリッとしてきます。竹串でつつくと、たこ焼きが軽く、クルクルまわるようになれば、できあがり!
誰でも間違いなく、理想のたこ焼き、できちゃいます。
いよいよ実践編。生地を作ります。
外はカリッ、中はとろっな、たこ焼きを目指すべく、生地はゆるめ。出汁もたっぷりです。
生地は、しばらく置くと小麦粉が沈殿してくるので、使う度に泡立て器でよく混ぜて使いましょう。
・薄力粉…200g
・卵…2個
・かつおと昆布の出汁(顆粒だしを溶いたものでもOK)…750ml
・醤油…小さじ1/2
・塩…少々
① ボウルに泡立て器で卵を溶きます。だし汁、醤油、塩を加え、よく混ぜます。
② 薄力粉をふるい入れます。泡立て器でざっと混ぜます。
プリプリの蛸と、ネギと揚げ玉たっぷりの、王道たこ焼き。お好みソースとマヨネーズで食べるも良し。ポン酢や、辛子しょうゆ、ある時にはサルサソースで食べたり…。食べ方も気分によって様々楽しんでいます!
・たこ焼き生地…250ml
・タコ(2cm角)…8個
・ネギ(小口切り)…適量
・揚げ玉…適量
・紅生姜(みじん切り)…少々
・サラダ油…適量
・お好みソース…適量
・かつお節…適宜
① たこ焼き器を熱し、サラダ油を全体にたっぷりめにひいておきます。
② それぞれの穴に、たこ焼き生地を注ぎ入れ、まずタコを入れます。続いてネギ、揚げ玉、紅生姜を入れます。
③ さらに生地を穴からあふれるまで注ぎ入れます。
④ 生地にしっかり火が通ったら、余計な生地を真ん中に集めるようにしながら、90度返します。上記の「四段階焼き」の要領で、たこ焼きがまん丸に、ふわっカリッと軽く香ばしくなるまで、焼きます。
⑤ お好みソースと、ネギとかつお節をかけて召し上がれ。
たこ焼きの元祖といわれる「ラジオ焼き」には、牛すじと「こんにゃく」が使われていたのだとか。「こんにゃく」とのプリプリと、「蛸」のプリプリ。確かによく似ています。
我が家の「こんにゃく焼き」は、大きめにちぎって甘辛醤油味に煮たこんにゃくが主役。焼き終わりに、お醤油をジュッとまわしかけて、香ばしく焼けたお醤油の香りをまとわせるのが、こだわりです。
おつまみにもぴったりな、こんにゃく焼き。くるくる焼きながら、焼けていく様子を眺める時間もまた、お酒の良いアテです(笑)。
・たこ焼き生地…250ml
・こんにゃく(2cm角)…1/4枚
・ごま油…適量
・酒…大さじ1/2
・みりん…大さじ1/2
・醤油…大さじ1/2
・ネギ(小口切り)…適量
・揚げ玉…適量
・紅生姜(みじん切り)…少々
・サラダ油…適量
① こんにゃくを煮ておきます。こんにゃくは、沸騰した湯でさっと茹で、手で8つにちぎります。小鍋にごま油を熱し、ちぎったこんにゃくをざっと炒めます。酒、みりん、醤油を順に入れ、煮汁がなくなるまで煮て、味をよくからめます。
② 「王道たこ焼き」と同様に焼きます。
③ 最後に「こんにゃく焼き」の上にお醤油をまわしかけ、竹串で「こんにゃく焼き」を一回転させ、芳ばしいお醤油の香りをまとわせます。
④ できあがり。好みでネギや一味唐辛子などをかけて召し上がれ。
たこ焼きが好き!とろっと溶けたチーズが好き!ご飯のお焦げが好き!私の3大好きなものが集まってできたのが、このメニュー。きっとお子さんも大好きな味かと思います。
ライスコロッケを家で作るとなると、衣の準備に、揚げる時に破裂しないかとか…なかなかハードルが高いように思いますが、これならラクチン。たこ焼き生地が、ご飯を散らばらないようにうまくまとめて、さらにカリッと香ばしく!いい仕事をしてくれるんですよ。ぜひ!
・たこ焼き生地…250ml
・ご飯…100g
・ケチャップ…大さじ1
・プロセスチーズ…4個
・サラダ油…適量
・好みのハーブ(今回はイタリアンパセリ)…適宜
① ご飯にケチャップを混ぜ、ケチャップライスを作っておきます。プロセスチーズはそれぞれ1/4サイズに切っておきます。
② 「王道たこ焼き」と同様に焼きます。具材は、ケチャップライス、プロセスチーズ2切、ケチャップライスの順に入れ、チーズを真ん中にはさむようにします。
③ できあがり!
好みのハーブをのせて召し上がれ。
いかがでしたか?たこ焼き。ちょっとひと手間ではありますが、これがうまく焼けると、つくづく美味しくって楽しい、たこ焼き。作ってみませんか?
この記事のライター
レシピの人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント